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 介護保険・社会福祉六法改正など、社会福祉基礎構造改革の動きはかなり進んでいます。また、地方においても、自治体によっては積極的に福祉を増進しているところがあるようですが、どうもいまいち「日本の福祉は質が上がってきている」という実感が湧きません。というのは、情報不足だからです。

 私は社会福祉系の学部に在学していて、また、インターネットを使えるので、比較的情報には恵まれていると思うのですが、一般の方ではどうなのでしょうか。介護保険については月々の負担があるため幾分関心を示す方も多いと思うのですが、その他の福祉についてはあまり関心を示している方が少ないと思います。

 国家による啓発運動でもしてみたら・・・・・・なんて思ったのですが、これだと、
「思想・良心の自由」に違反する可能性ありますよね。公権力が行っています
から。

 どうしたら福祉に関心がいくと思うかということについて、お考えを教えていただけるとありがたいです。

A 回答 (3件)

#2です。



>子育て不安などについて「地域による連携を」みたいな声
それよりもまず労働者に育児休業、介護休業をしっかりと与えるべきですね。その後の職場への復帰などにも柔軟な制度を法制化したほうがいいような気もしますが、現状では労働者の立場は弱すぎます。ライフスタイルとして、SOHO(SMALL OFFICE ,HOME OFFICE)のような働き方が実現できれば育児、介護も働きながらできるようになるかな?
核家族化している場合はそれもあまり意味がないかもしれませんが。

>福祉はどうしても「水面下」な部分が多い
プライバシーにかかわる部分がどうしても多くなってきますしね。

>福祉に関心がいくと思うか
こちらが本題でしたね。
あくまでも、koutatoreikunさんもおっしゃるように"「水面下」な部分"でありかつプライバシーに触れるようなことがあります。
一般の人が触れる機会が多いのはテレビや、ラジオなどマスメディアだと思いますが、そういうものはマスメディアで取り上げることは不可能ですよね。
たとえばNHKで社会福祉セミナーなる出版物(雑誌)が出ていますが、あまり売れてません。でも手話はテレビドラマの影響からか一時期流行った?感もありますね。手話の丸山さんの経験談は、琴線に触れました。

しかし、横浜の寿町などのドヤの実話なんて無理ですよね。
その昔大正時代に、賀川豊彦氏の出版した『死線を越えて』という本が売れたと聞いたことがありますが。
いまはインターネットで検索すれば、いろいろな情報にアクセスできますが、そもそも福祉関係なんて興味ある人しか見ないからアクセス数も少ないことでしょう。

これはそういうことがおきているのを知らないから見ないのか、それとも知っていても興味がないから見ないのか、ということになりますね。
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この回答へのお礼

ご病気のところわざわざありがとうございます。
SOHOっすか・・・・・・今のところSOHOのメインはデータ入力、文書作成、
テープリライトってところでしょうか?
「会議への参加」「プレゼンテーション」など、会社にいないとできないと思われることも、
技術の進歩あるいは応用次第で在宅化が可能にならなくもないと思います。
「会議への参加」については、チャットの技術を応用すれば対応可能だと思います。
レンタルチャットでログが1000件残せるようなものがあり、自作チャットの
CGIが組める人ならばログをかなりたくさん残せるチャットの製作が可能でしょう。
また、プレゼンテーションも、WEBを使えば、
「あらかじめ中身を知っておいてもらう」というだけでなくて、「自宅で動かして参加する」
ことが可能になると思います。
ただ、現時点でのSOHOは、そこまでできるという話を聞いたことがないので、
報酬はだいぶ減ることになると思いますが、とてもいいお考えで大変参考になります。

ドヤ街の話は、匿名ですが授業で使っていた文献には載っていました。(すみませんタイトル覚えていません。)
また、痴呆老人の介護の問題にしても、(言葉が悪いのはご容赦ください。)排便の世話まですることになり、
事例によっては放送コードに引っかかる、聞いた人がショックを受けるようなものまでありましたが、
全部事実らしいです。

「かわいい子どもが好きだから保育士」という単純な論理で福祉の実践なんかできっこないし、
「人の役に立ちたい」だけでは福祉の実践者にはなれない。
また、「福祉はごく限られた人だけが対象者」という認識ではなくて、
「福祉はみんなが共有しているんだよ」という認識が一般的になってほしい。
そんな意味を込めてこの質問をさせていただいています。。
ご意見どうもありがとうございます。

お礼日時:2003/01/15 08:18

こんにちは。


風邪で仕事休みました・・・。って関係ないですね。

>「日本の福祉は質が上がってきている」という実感
とはいえ、いま大学でも福祉系の学科などを持つ学校(法政、立教)や、福祉系の単科大学もありますよね。私の出た学校は、昔から福祉系の学科のある学校だったのでどの学部を出ても福祉系の仕事に就くものが結構います。私は違いますが。
でもそもそも近年の福祉ブームは高齢化、およびその背後の景気の悪化に伴う労働力への需要の減少で、これからは福祉だ!といわれているような気がしてなりませんがkoutatoreikunさん、いかがお考えですか?

>その他の福祉
私は貧困問題に興味があり、さまざまな貧困に関する本を読んだりしてました。福祉で行われなければならない範疇に関しては、自分の専門外で的外れかもしれませんが、日本にも貧困に苦しむ人は大勢いますよね。
自分が実際見にいったことがあるのは、横浜の寿町とか、川崎ですが。

>「思想・良心の自由」に違反する可能性ありますよね。公権力が行っています
いいところに気がつきましたね。ずばりそうです。

>福祉に関心がいくと思うかということについて、お考え
日本にはヒューマニズム的な発想があまりないですよね。
わたしは名前のとおりLIBERALなのですが、学校でヒューマニズムや、リベラルな思想についての勉強をかなりしました。当然コンサバティブな思想やネオリベラルについてもですが。
その結果、人間が生きていることの意味、偉大さに気がついた私にはどのような生き方をしていても人間、あるいはその他地球上に生存する生物の生命は等しく同じ生命を持っているのだという考えに達しまして・・・。
というところで倫理学が登場し、私は大学を留年することになります。

と知恵熱気味のLIBERALISTでした。
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この回答へのお礼

ご回答ありがとうございます

>福祉ブーム
「高齢化」「景気悪化」というのはかなり影響していると思います。あと、核家族化や明るみに出た児童虐待
などの問題も、かなり大きな影響を与えていると思います。「地域福祉」という考え方はこれらを解決する、
ある意味で理想論みたいなものですが、それを今の地域が実行できるのかは疑問です。
孤立した老人、子育て不安などについて「地域による連携を」みたいな声をよく聞きますが、近所づきあいも
ない地域と、ポンと結びつくのは大変難しいことだと思います。

ただ、福祉はどうしても「水面下」な部分が多いと思います。「貧困問題」もそうで、「ある程度の財産がある不況」の下では、「貧困」の姿が見えないでしょう。そのような問題を水面上に出しすぎると個人の生活を侵害してしまいそうですが、しかし私はこのような問題をなるたけたくさんの人が共有して考えてもらいたいと思っています。

お礼日時:2003/01/14 10:42

かならずしも「福祉」のカテゴリーにしばりつけられないことだと思います。


少子化や、経済の発展、突き詰めれば日本の文化といった私達をとりまく全てが
今の「無関心」をまねいてると思います。
情報さえあれば関心がわくものではないですよね。
むしろ、一方的な情報だけで判断して理屈だけいえてしまうのは
なんだか怖い気がしてなりません。
自分の身近なこととのかかわりがあって、広がって福祉にもつながて
いくのかな。と

まず私達ができること、、
それは活字をがつがつ読むことかな、と私は思ってます。
ひとつの手段として。。ですが。
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この回答へのお礼

さっそくのご回答ありがとうございます。
「日本の文化」という広い視点からのご意見ですね。

一方的な情報を双方向化するのは大変難しいですよね。これに関しては
一体全体どうすればいいのかというのがまったく見当がつきません。

ご回答を見て、問題意識を持つ私自身が何かの動きを起こす(そんな大きなものでないにしても)ことも問題解決につながるのかとふと思いました。
多分小さな動きの積み重ねみたいなのが影響しますよね。

お礼日時:2003/01/14 10:23

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