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間接法が好まれる理由として
・二回抗原抗体反応を行うことで反応特異性があがる
・二次抗体の調製が安価ですむ
といったことがあると聞いたのですが、
なぜ特異性があがるのでしょうか。一次抗体は他の余計な抗原とも結合してしまう可能性がありますが、その余計な抗原と結合した一次抗体にも標識二次抗体は結合してしまいますよね。それとも目的抗原に結合した一次抗体だけに選択的に結合させるということが可能なのでしょうか?もしそうならばどういう理屈でそういうことが可能なのかも教えてもらえるとありがたいです。
あとどうして二次抗体の方が簡単に用意できるのでしょうか。
理系の学部生です。よろしければ教えてください。

A 回答 (2件)

二次抗体で検索するとこんなサイトがありました。


http://info.fujita-hu.ac.jp/~hirasawa/immuno/imm …

反応特異性、というよりは検出感度が上がる、というべきでしょう。

二次抗体の調製ですが、実際にどのようなことが必要か考えるとイメージしやすいと思います。抗体にHRPやAPなど他の酵素を結合させます。この効率が非常に良いとは考え難いです。

ご自分で一次抗体を作製することを考えてください。ある量が得られたとします。そのうち、標識酵素にする時点で量が減ることを考慮して最初の量を増やすにはそれだけ抗原を大量に調製する必要があったりして、労力や費用を要します。二次抗体を使えば得られた一次抗体すべてが無駄なく利用可能です。
二次抗体は現在では基本的に市販品を使用します。これは多くの人が同じものを使うことが可能だから商品として成立ち、比較的安価になるからです。二次抗体が何を認識するか考えると理解しやすいでしょう。
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聞いた内容は本当に確かなものですか?


間接法は検出感度は上がると思いますが、抗原特異性があがるとは
思えません。抗原特異性を決定するのは一次抗体に依存するはずです。更に「一次抗体は他の余計な抗原とも結合してしまう」とのことですが、モノクローナル抗体であれば原則それはないと思います。
フローサイトメーターや組織染色で行うのは、一次抗体でモノクローナル抗体を用いて、ひき続き蛍光のヤギやウサギで作製したポリクローナル抗体を用いるのが一般的かと思います。二次抗体が簡単に用意できる理由は、強いて言えばポリクローナル抗体の段階で精製が済み、モノクローナル抗体まで精製する必要がないためでしょうか。
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