

築10年以上の戸建の外壁塗装を依頼する際に、シーリングの打ち替え工事も依頼しました。ちなみに、外壁はサイディングです。
シーリングの打ち替えについては、古いシール剤を全て除去するものかと思っていたのですが、業者から「下地に防水シートがあり、その部分にシール剤が接着されているため、完全除去はできない。サイディングの場合は、古いシール剤を完全には取らないのが一般的です。」と言われました。
そこで質問なのですが、
(1)シール剤の背面が防水シートになっていることは、建築時の施工方法として正しい施工だったのでしょうか?
(2)古いシール剤が背面の防水シートに接着している場合は、古いシール剤を完全除去しないで、新しいシール剤を充填せざるを得ないのでしょうか?
専門的な知識がある方がいらっしゃれば、是非教えていただきたいと思います。
よろしくお願いします。
No.2ベストアンサー
- 回答日時:
初めまして。
私は現場で今日もサイディング間のシーリングをカットしてきました。
質問者様の家のシーリングは、防水シートに接着しているとのことですね。
これは、はっきり言って手抜き工事です。
通常シーリングは2点接着でないといけません。
サイディング端、両サイドしか接着してはいけません。
裏側が接着してしまうと、3点接着になり、サイディングが動いた時、剥がれやすくなります。
通常、サイディング間には金属の棒が入れてあり、その上にシーリング材が付着しないような、青いフィルムが貼ってあります。
今でも新築の家で、サイディングを張る場合、必ずこのような2点接着の仕様になっています。
下地の防水シートに張り付いてしまっている場合、既存のシーリングを
カットしてはいけません。
必ず、カッターの刃が防水紙を切ってしまいます。
表面だけカットする事もできませんので、悪い部分だけ、シーリング材を増し打ちする事をお勧めします。
この回答への補足
ご教示ありがとうございました。
さて、本日、シーリングの打ち替え業者から更に、
「コンクリート及び軽量鉄骨ALCの外壁材は、シーリングでの防水効果を前提としているため完全撤去するが、サイディングのシーリングは、化粧シーリングが前提であり、仕上げが薄くなっている。
カッターナイフで完全に除去しようとすると、内部の防水シートを切ってしまうので、完全除去は行わない。また、サイディング用のシール材は柔らかい材料を使用するので、ひび割れや剥離の心配はない。
また、シーリング材の保証については、防水を目的としていないので、保証の対象外である。」
との回答がありました。
こちらは、シール材が枯れてきていたので、見栄えよりは機能性向上のために依頼したつもりだったので、以外な内容でした。
これなら、打ち替えではなく、増し打ちで十分だったと思われます。
この内容は、合っているのでしょうか?
追加質問で申し訳ありませんが、また、ご教示ください。
No.4
- 回答日時:
2番目に回答した者です。
ALC、サイディングに限らず、外壁のシーリングは防水のためにとても重要な部分です。
ALC、サイディングともに同じくらい重要です。
今回バックアップ材が入っていなく、直接下地の防水紙に接着している模様なので、カットするのは危険(防水紙を切る可能性大)で、増し打ちにされた方が得策だと思われます。
その上に塗装をされるのでしたら、シーリングは塗膜の下に隠れますので、紫外線による劣化もなくなり、長持ちすると思われます。
業者の言い分は、質問者様の意見を聞く限りでは、その場を逃れるため、素人には分からないだろうとの浅はかな考えでの、言い訳にしか聞こえません。
現場を見ていませんので、これ以上の事は申し上げにくいのですが、出来れば建築の事をよくしっている業者(第3者)に現場を見てもらって判断してもらうのが1番良いのではないでしょうか。
ご親切にご教示いただき、本当にありがとうございます。
大変参考になりました。
これ以上、こじれた場合は、第3者に入ってもらおうと思います。
ありがとうございました。
No.3
- 回答日時:
サイディング材を貼る通常の場合は、防水シートの上に胴縁を取付ます
サイディング材とサイディング材の間には、山高帽子に似ている所から
ハット型ジョイントと言う受金具を使用しています。
ご質問の
業者から「下地に防水シートがあり、その部分にシール剤が接着されているため、完全除去はできない。サイディングの場合は、古いシール剤を完全には取らないのが一般的です。」
ですが、
サイディング材とサイディング材でシーリング材が接着しているのは
サイディング材とハット型ジョイントです。
又、サイディング材と異材料との取り合いは、先ほど書きましたように
胴縁という、ある程度の厚みがある空間になる為、ポリエチレン性のバックアップを入れてシーリング材の調整を致します。
よって本来ならば、シーリング材と防水シートが接着している部分は
無いのがお分かり頂けますでしょうか。
以前の工事の場合、ハット型ジョイントにシーリング材を接着させた為
剥離等の事故が多かったのも事実です。
シーリング工業会では、シーリングの打ち替えの場合は、、打ち替えたシーリング材が本来の性能を満たす為に、旧シーリンク゜材の完全撤去が条件となっていますので、完全撤去をお勧めいたします。
以前はカッター等で切り取っていましたが、現在はサイディング現場向けの機材も出ています。
参考URL:http://www.mmm.co.jp/asd/building/spincutter/
No.1
- 回答日時:
その通りです。
たとえば。
\/カットでコーキングすると場合を考えると、隙間が±1mm伸縮すると、底のほうの1mm幅の部分のコーキング材は、0mm~2mmにならないといけないのですが、ともそんなに伸縮できる素材はないので、そこからはがれ、やがて全体がはがれます。
| |のように、10mm幅でカットしてあると、コーキング材は9mm~11mmの伸縮ですから十分耐えられます。底の部分は伸縮する素材であれば良いことになります。
さて、コーキングが取れないということは、壁に接着しているということですから、それをわざわざはがす必要はありません。コーキング材通しは接着力は強いですから、わざわざはがすとサイディングまで痛めると元も子もない。
よって、その施工方法は正しい。
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