プロが教える店舗&オフィスのセキュリティ対策術

恥ずかしいのですが、商売の基本と思われる事について、教えてください。
将来、雑貨などの販売を考えているのですが、問屋さんからの仕入れ値が定価の55~60%です。もうけが40%だと、次の仕入れのための資金はおろか、店の家賃も出ないと思います。せめて30%くらいで仕入れないと。
そういう商品を私はあまり知らないのですが、世の中の物販の小売店は、どういう計算で利益を出しているのでしょうか?
商品企画の経験と、販売のアルバイトの経験しかないのですが、企画の時は、制作の原価は定価の3割を心がけていました。
「だから商売というのは常に借金を抱えているんだ」という答えを言ってくれたITの経営者がいましたが、それもよく理解できませんでした。
間抜けな質問かもしれませんが、よろしくお願い致します。

A 回答 (4件)

実際には諸経費はもっとかかりますが、超大ざっぱに逆算してみます。


雑貨店という事で安い物件を借り、営業を10:00~20:00として
・電気代2000円/日
・人件費 9:30-17(休1h)1名 + 13-20:30(休0.5h)1名 + 17-20:30 1名
 \1,000/hとして、18,000/日
・家賃250,000/月
原価率60%なら、月販212万(日販7万)でチャラ。
さらに夕勤をクビにすれば日販6万2千、さらに自分が午後勤に入ってアルバイトは週末のみにすれば日販4万6千。

自宅兼用でおばちゃんが店番してる文房具屋じゃないんですから、この数字なら店売りの他にギフト系の販路でもいくつか抱えれば楽勝ではないでしょうか。
(ちなみに、住宅地周辺の一般的なコンビニのペイラインは日販40万前後です)

この回答への補足

ご回答ありがとうございます。
一日7万ですか。私の考えている店ではちょっと無理そうです。
700円が100個。趣味の雑貨屋に、一日100人以上のお客さんを呼ぶのは大変な事に思えます。一日20人がせいぜいのような気が・・。

コンビニの40万というのも、単価が安いから大変そうですね。
参考になりました。ありがとうございます。

補足日時:2008/11/27 02:21
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オリラジの経済白書というテレビ番組をご覧になったことないでしょうか? その中で、商店街などの客の姿など見たことがないような今にもつぶれそうな店が「なぜつぶれないのか?」というコーナーがありました。


要するに、どの店でも、店頭売りなどはあまり眼中になく、毎月何もせずとも売り上げが確保できる仕組み(固定客)を持っているのです。多かったのは役所関係、郵便局等と契約している、などでした。(ハンコ屋さんは、役所の異動がある度に大量注文が発生したり。自転車屋さんは郵便局の配達用の自転車のメンテナンスなど。)その他、布団屋さんは、販売は少なくても布団の打ち直し依頼で売上を上げている、文房具屋さんだったか?小学校への納入など。(帽子屋さん家具屋さんなどもあったけど忘れました!)また花屋の場合だと、活け込みやお教室用の花材の月契約があったり、花屋でスクールをしているのも固定客獲得のためです。

つまり、だまっていても(営業努力をせずとも)売上予算の何割かは自動的に上がってくる、大口契約、毎月固定の契約が重要。こう言っては何ですが、店に来る一人一人の客にチマチマと販売するだけでは、なかなか経営を維持するのは難しいと思います。
それらがないとすると、とにかく来店率、購入率、リピート率、客単価を上げる(関連商品のおすすめなど)等でひたすら売上げを確保するだけです。

> 企画の時は、制作の原価は定価の3割

メーカーさんでの原価が3割だと、それにメーカーの利益、問屋(1軒とは限らない)の利益を乗せれば小売店への卸価格が6割になっても普通では? それに、最初の取引では高めに言われることもありますし。他のもっと安く仕入れられる問屋を探しましょう。

この回答への補足

ご回答ありがとうございます。
なるほど、よくわかりました。固定客が大事なんですね。
それでも、厳しいんでしょうね。都市部ではどんどん個人商店は消えていってます。
小売店の卸価格が6割なのは普通だろうと思います。もっと仕入れ先を開拓するか、オリジナルを作れるようがんばらなければ、って事ですね。
ありがとうございました。

補足日時:2008/11/27 02:33
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>問屋さんからの仕入れ値が定価の55~60%です。

もうけが40%だと、次の仕入れのための資金はおろか、店の家賃も出ないと思います。せめて30%くらいで仕入れないと。

基本的な考え違いをしておられますね。
最初に資金が100万あったとします。で6掛けの商品を合計60万で仕入れたら残りは40万。その商品が全部売れると売上金は100万ですから残っている40万と合わせて140万です。これなら次の仕入も経費も出せるのでは?
実際には掛けで仕入れれば例えば月末締めの翌月末払いなどになりますし、売上は店売りの場合、その場で現金で入りますから資金繰りはもっと複雑です。
上記の計算は仕入れたものが全部売れればという仮定ですから、要するにいかに売れるものを仕入れて売れ残りを減らすか、ですよ。

>制作の原価は定価の3割を心がけていました。
ええ、でもそれに利益を載せないと儲けになりませんね。30%で作ったものを50%で問屋に卸し、問屋は55や60%で小売り店に卸す、という感じになります。

この回答への補足

あ、バレてしまいましたね。
実はその通りの考え違いをしておりました。途中で気がつき、あまりに恥ずかしいので、とぼけて回答に補足を書いておりましたが。
その計算なら通常はまわって行く訳ですよね。
140万から例えば経費40万と次の仕入れ60万を引いた残りが利益と言う訳ですね。
よくわかりました。ありがとうございました。・・ちょっと知り合いには語れないくらい恥ずかしいです。

補足日時:2008/11/27 23:31
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言うのは簡単ですよ



原価に応じた売り上げ上げればいいのです。

それに定価の55~60%ならまだいい方の商材です。
粗利5%以下の商材もありますからね

じゃーどうやって儲けている?

簡単です。利益率をできる限り上げて売り上げを上げる事です。

5%以下の商材なら年間2億売れば1000万以下の利益です。
まぁー実際にはそこから人件費やら光熱費やら出すわけですから
その程度では足りませんけどね

貴殿が欲しい収入からどの程度売り上げが必要か逆算してみましょう。

あくまで個人的な考えでは雑貨って儲かりません。
東京や大阪の中心の百貨店に出店しても家賃や売り上げマージン
人件費を捻出するのはかなり大変でしょう。
知らない人はかわいいとか言って羨みますがこれが現実です。

ちなみに法人の場合、帳簿上では黒字でも不良在庫ばかりって言う企業もたくさんあります。
その不良在庫を担保に金借りている場合もあります。
帳簿上では在庫は資産ですからね
よってそのITの経営者の言っている事は間違ってはいません。
金借りるために店を増やし会社を大きくする場合もあります。
(店増えると在庫と売り上げ増えますからうまくやれば金を借りやすくなる)

商売ってかわいいからって始めると痛い目あいます。
小さな雑貨屋さんは実は他にも本業持っている場合もよくあります。

表面だけみて雑貨をしたいというのなら私なら止めますね

ちなみに雑貨なら一般の問屋から仕入れる率はよくて(現金一括仕入とかして)40%でしょう。
海外直仕入すればそれなりに安くなりますがリスクは大きく上がります。
ただ、これも運がよければ利益の出し方の一つですね
運が悪ければ虫がわいたりして不良在庫の山です。(サラリーマンの時、経験済み)

儲けようとすればそれなりのリスクが付いてきますよ

この回答への補足

ご回答ありがとうございます。

雑貨はやはり儲からないんですね。お茶などの飲食と組み合わせようかと考えた事もあるのですが、それも人件費が嵩みそうで。

知り合いにあまり商売をしている人がいないもので、実際に関わっておられる方のご意見、参考になりました。
もっと良く調べて、慎重に進みたいと思います。店をやる決意は、かたいのです。
ありがとうございました。

補足日時:2008/11/27 23:46
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