「これいらなくない?」という慣習、教えてください

「荒い水平面上で、質量10kgの物体に水平右向きに49Nの力を加え続けたところ、一定の速度5.0m/sで進んだ。重力加速度は9.8m/s^2とする。」

ここで、私は動摩擦係数を求めました。それで、0.50となりました。

「次に力を加えるのを急にやめたところ、物体は次第に減速してやがて止まった。この時の物体の加速度はいくらか?」

解答をみたところ、ma=-μ´mgより・・・・と続いているのですが、この式の-は一体何なのでしょうか?公式ma=μNに代入しているのですよね?簡単な事とは思いますが、教えてください。

A 回答 (3件)

もう他の方が答えられていますので、いいと思いますが・・・



まず、運動方程式を右向きを正として立てると、

  ma=F-μ´mg   ・・・(*)

となります。
摩擦は、”常に運動方向と逆”に働くということは、分かっているつもりでも、数式で書かれると分からなくなることがよくあるようです。

とにかく、加速度が与えられていなくても、0であっても、運動方程式は立てましょう。
その際、絶対に忘れてはならないのは座標の設定です(簡単に言えば、向きです)。
これ、ものすごく大事なんですが、意外と軽視されてる気がします。


さて、運動が一定速度の時は加速度a=0ですから、(*)より

 0=F-μ´mg  <=> μ´=F/mg=0.5

となるのはご存知の通り。

力を加えるのをやめたのならF=0ですから、(*)より

 ma=-μ´mg  <=> a=-μ´g

となります。

”他に新たに力が加わらない限り”、常に(*)の関係が成り立ちます。

ちなみに、運動量保存則、運動エネルギー保存の法則など、すべて運動方程式から導けます。
微積分の知識が必要ですが・・・
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摩擦がかかっているのは分かりますね?


その摩擦とは、進行方向と逆向きに働きます。
もしそうでないのなら、摩擦が起これば起こるほど加速する
夢のような話になってしまいます。

ちなみに高校物理ですよね?だとしたら、
公式ma=μNなんて言っていてはいけません。
習い始めたばかりなら仕方ありませんが、
それではすぐに物理が分からなくなってしまいます。

ちなみに上記の式は運動方程式ですよね。
外力が加わっている物体に対して、個々に式を立てるのが有効な手立て。
この場合は摩擦という外力が加わっているので、外力Fの大きさはμNです。
力の向きは進行方向逆のため、負として考えます。
物体の質量がmならば、重力加速度がgならN=mgとなりますね。
そして、外力Fが働いているとき、その物体の加速度と外力は比例します(ニュートンが考えた
よって運動方程式を立てると、ma=-μ'mgとなり、加速度は-μ'g
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右向きの力を正方向としているからです。


摩擦は逆向き(左向き)に働くので負方向となります。
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