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私の持っているDENON のDP-51Fというターンテーブルは、電源コードと赤白ケーブルが付属しているのですが、赤白ケーブルがあれば、ほとんどはアンプに繋ぐ事ができるのでしょうか? marantzのアンプを購入しようと思っているのですが。

あと、パワーアンプとプリアンプってどう違うんでしょうか?

A 回答 (2件)

「赤白ケーブルが付属している」とありますが、そのケーブルは本体から直に出ているのですか? それとも、別に付属していて使用する時だけ本体に差し込むという方式なのでしょうか。

おそらくは直に出ているのだとは思いますが、どんなアンプにも繋げるというわけではありません。PHONO入力のあるプリメインアンプあるいはプリアンプにはそのまま接続可能ですが、PHONO入力のないプリメインアンプには繋げません。その場合は別途フォノイコライザーアンプを調達しなければなりません。

アナログプレーヤーとアンプとを繋ぐケーブルはフォノケーブルあるいはアームケーブルと呼ばれているもので、赤白プラグのほかに細いアース線がくっついています。PHONO入力のあるアンプにはこの先端がYラグみたいになったアース線を繋ぐためのネジ止め式の端子が背面に装備されています。

なお、使うカートリッジ(針)によっては出力電圧を増幅するためのヘッドアンプや昇圧トランス(あるいは、ハイゲインイコライザー)が必要ですが、DP-51Fに付属しているカートリッジは出力電圧が高いMM型なので、それらは不要かと思います(ちなみに、出力電圧の低いカートリッジはMC型と呼ばれます)。

そして、プリアンプとはアンプ(増幅器)の一種で、コントロールアンプとも呼ばれます。プレーヤーやデッキ、チューナーなどからの音声信号の入出力の切り替え、トーンコントロールによる音質調整などを担当するパーツです。昔は「プリアンプとはフォノイコライザーアンプと同義」みたいな感じで、プリアンプはPHONO入力のクォリティを専門化したような捉え方をされていたようですが、CD時代になりPHONO入力機能が重視されなくなるにつれて存在意義は薄れているという意見もあります。ただし、メインアンプ(パワーアンプ)との音質的兼ね合い、あるいはトーンコントロールや入力セレクターといった機能も勘案すると不要とは思えません。

メインアンプ(パワーアンプ)とは電力を増幅してスピーカーを鳴らすためのアンプです。ヴォリュームつまみが唯一付いているだけの規格が一般的ですが、プリアンプと併用して使うことを前提として電源スイッチ以外何も付いていないものも存在します。

プリアンプとメインアンプとの機能を合体させたものがプリメインアンプ(インテグレーテッドアンプ)です。

結論としてはプリアンプだけではスピーカーは鳴らせません。メインアンプだけではスピーカーは鳴らせますが入力切り替えは出来ません(ヴォリュームのないメインアンプではスピーカーを鳴らすことさえ不可です)。プリアンプとメインアンプとが両方あってまともにアンプとしての機能が果たせます。なお、プリアンプとメインアンプとを両方別個に揃える方式をセパレートアンプと言い、高級オーディオにおいてはよく使われます。

で、我々が通常「アンプ」と呼ぶものは、プリアンプとメインアンプとが一緒になったプリメインアンプであることが多いです。
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この回答へのお礼

完璧なご回答ありがとうございます。文章を読んでいる間、感心しっぱなしでした。本当にお詳しいのですね。
恩にきります。

お礼日時:2009/01/05 01:43

付属している赤白のRCAピンケーブルでほとんどのアンプと接続できます。


パワーアンプとプリアンプの違いは、LPからカートリッジで拾った微小な信号を増幅して、音量や音質(高音、低音)を調節したり、入力を切り替えたりするのがプリアンプ(別名コントロールアンプ)で、その信号を更に増幅してスピーカーをドライブするのがパワーアンプ(別名メインアンプ)です。
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