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こんにちわ
男性のバルン挿入はナースはしてはいけないと聞きました。
それは解剖的に女性よりもリスクが高いためときいております(尿道損傷) 
しかし私の祖父の入院先はナースが男性患者にバルン挿入をしてます。
以前祖父もバルンが入ってました(今は抜けてますが)
その時もナースが入れてくれましたが、その後尿バックに血尿が出てきました。
どうして?と聞いたら「少し尿道をキズつけてしまった。すぐ良くなるから心配はしなくてよい」とそのナースに説明されました。

ナースは男性患者にバルン挿入はしてはいけないという「法律」はあるんですか?あればその文献を教えて下さい。

A 回答 (2件)

看護大学で教員をしています。



膀胱留置カテーテルを看護師が男性患者に挿入してはいけないという法律やそれに類する通達などはありません。私も臨床で看護師をしているときに、少なからず挿入をしたことがあります。
私の大学の学生にも一度は模型を使って練習してもらう基礎的な技術です。

看護師が慣習的に男性患者の挿入を行わない理由としては、看護師は9割以上が女性であり、男性患者さんの羞恥心を惹起しないようにといった配慮であったり、男性の場合、尿道が長いことや特に高齢者の方の場合、前立腺肥大があると入りづらく、今回のご質問のように出血してしまう場合があることがあげられると思います。

そうしたことから、医師特に男性医師が担当していることが多いように思われますが、性差の面では女性医師・男性看護師も増えていますし、適切は方法で行われる限りにおいては医師と看護師によって出血のような問題の発生頻度もそれほどないのではないかと思われます(残念ながら、そのような研究データは知りません)。
勤務医が多忙である状況は御存知だと思いますが、そうした状況からも、比較的問題の少ない処置については、看護師が担当しているのではないかと推察します。(医師の負担軽減のため、なるべくそうするようにという通達は厚生労働省から出されています。)
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この回答へのお礼

回答ありがとうございます!なるほど・・・法律はないんですね・・・お医者さまは忙しいから問題のない処置は看護婦さんがしているんですね。詳しいご解答ありがとうございました

お礼日時:2009/01/07 21:32

そもそも医療行為を自らの判断で行うことが許されている職業が「医師」であり、その証が医師免許です。



看護師はその医師の判断、指示、監督の下でその補助的業務として行為を代行することが認められている職業です。

そういった意味では、おじいさんの場合、カテーテル挿入が必要であると判断したのも、その挿入を指示したのも医師でして、看護師が勝手な判断で行ったものではないはずです。

尿道に限らず、本来異物が入るべき部位でないところに、その治療効果上、必要なこととして医療機材が入れられることはあらゆる医療場面であり、そこで考えられるリスク(ご質問の例で言えば、尿道を傷つけにくいカテーテル材料、挿入を身体に無理なくスムーズに行えるための潤滑剤の使用、挿入する際の角度や早さ、深さなど)、リスクの軽減のための配慮は機材や技術として日々開発、向上はしているにしても、あくまでも軽減であって完全であろうはずもありません。

そういった意味では、多少尿道を傷つけることはあり得ると承知しつつも、本来のカテーテル挿入が必要な治療目的のためには尿道の損傷はすぐに直る程度のものとし、行わないわけにはいかないとの判断でしょうし、それら一連の行為を看護師が行うことは医師の判断、指示である以上、どこの医療機関でもあり得、禁じられているわけではありません。

男性の尿道が女性に比べ長いこと、カテーテル挿入の際にはもちろん男性に対しての方が傷つける可能性は高まること、などは当然ながら医師も看護師も知識、経験上からも知っていて当然のことですよ。
それでも行わざるを得なかったということです。
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この回答へのお礼

こんばんわ
ご解答ありがとうございました。ナースの技術なんですね。
確かに看護師が勝手に医療行為はできませんからね。

お礼日時:2009/01/07 21:35

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