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占い(暦や呪術等)の政治への関与の歴史について教えてください。古来より、人間の活動にとって不可欠な暦とか安全祈願、土木公共事業など、政治的に利用できる営みはあったようですが、それを実際どの程度どの地域で政治的手段に活用してきたのでしょうか?

A 回答 (1件)

 


 現行暦の原則 ~ 太陽暦は月や星を数えず、なにも占わない ~
 
 古代の諸暦:月や太陽の運行を長期計算できず、占星術に惑わされた。
 エジプト暦:シリウス星の観測で、一年が365.25日だと知った。
 ユダヤ紀元:天地創造からアダム誕生までを6曜日と定めて通算する。
 
 ユリウス暦:カエサルがローマ暦を改め、アウグストゥスが完成した。
 グレゴリオ暦:カトリックがユリウス暦を修正し、国際的に普及した。
 宗教暦:ユダヤ暦、イスラム暦(陰暦)エチオピア暦(陽暦)が残る。
 
 古代中国暦:月の出を宣言する権限(告朔の儀)を、王だけが有した。
 日本の暦:天武天皇の《日本書紀》によって、神武紀元が逆算された。
 日食を的中した暦官や、日食が起らないよう祈った神官が褒章された。
 
 七曜(週)や六曜(大安・仏滅など)は、天文現象と無関係である。
 いまだかつて、歴史的に承認された占星術師は存在しない。
 ただし、アメリカの義務教育では(約70%が)天地創造説を容認する。
 
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この回答へのお礼

ありがとうございます。
現行はようやく暦から占い要素が消えた時代だと言えそうです。エジプト文明っていうのは主に暦の近代化から来ているんですよね。天文学がエジプトでは花開いた。
こうしてみると、やはりオリエント中東欧州文明は暦につよいです。それだからこそ、以後の近代化、世界のリードが始まったんじゃないでしょうか。

お礼日時:2009/01/14 23:36

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