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ミンスキーの金融不安定性仮説は投資理論と金融脆弱性理論とを融合し、それらを景気循環の拡張期のプロセスにあわせたもので展開したものである。と、あるのですが、ミンスキーの投資理論とはどのようなものなのでしょうか。金融の脆弱性についてはある程度理解できたのですが 投資理論について理解できませんでした。どなたか教えてください。

A 回答 (2件)

企業の投資水準は、投資の限界効率と利子率が一致する水準というのが現在経済学(ミンスキーはケインズ派なので、ミンスキーに言わせれば「古典派経済学」ということなのかもしれません。

)の命題ですが、現実はそのような単純なものではなく、投資を行なう企業は一定の債務スケジュール及び貸し手の流動性についての評価(借入をした企業は一定の期日までに投資した流動性の低い実物資産を処分して流動性の高い現金債務の弁済をしなければならない、また債務を借りつないでいくためには、企業の貸し手側が実物資産について流動性の高い現金等に比べて相対的に高い評価をしている必要がある、等)に直面・依存していることから、投資理論をこのような金融構造を踏まえて修正したというのがミンスキーの投資理論という理解を個人的にはしています。
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(私も詳しいわけではありませんが)




少し解釈が違うのではないでしょうか?
「ミンスキーの投資理論」と「ミンスキーの金融脆弱性理論」があるわけではなく、(一般にある)投資理論と(一般にある)金融脆弱性理論を組み合わせてミンスキーは金融不安定性仮説を立てたと解釈しています。
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