ギリギリ行けるお一人様のライン

初めて質問します。よろしくお願いします。

10年近くSANSUIのAU-α607XR, BOSE 121の組み合わせで聴いています。
当時、たまたま目にしたオーディオ雑誌にオススメの組み合わせとあったので秋葉原で購入したんですが、購入以来、音質には満足して愛用しています。
しかし、10年近く経過していると気付かないうちにアンプやスピーカーが劣化し音質が低下しているんじゃないかと気になりました。一般的に劣化というか耐用年数はどの程度なのでしょうか?

一方で、アンプのテクノロジーが大きく進化していて、最新の機種にすると目からウロコの体験が待っているんじゃないかとも思っています。

iPodも愛用していますが、現在の構成よりも3~5万円程度のiPod専用スピーカーの方がいい音するってこともあるでしょうか?
もしそうなら、より手軽で省スペースな方が有難いので買替えしようかと思っています。

量販店で試し聴きをしたことはありますが、ウルサい売り場環境と自宅リビングでは環境が違いすぎてイマイチ判断できません。

昔はPIONEERのCDプレーヤーを接続していましたが、CDプレーヤーは売却し、最近はMacBookのiTunesからAirMac Express経由で無線で飛ばした曲を聴いています。CDとMP3を無線で飛ばした音の優劣が気にならない程度の耳です・・・
洋楽ロック・ポップ・ダンスを新旧幅広く聴いています。

A 回答 (3件)

>> 一般的に劣化というか耐用年数はどの程度なのでしょうか? //



ケースバイケースなので、「一般的に」論じるのは簡単ではありませんが...

1. スピーカーについては、特に(1)エッジなど支持系の劣化、(2)ネットワーク部品の劣化が問題になり得ます。

(1)は、特にウレタンエッジのもので顕著ですが、エッジが劣化してボロボロになってしまいます。また、そうでなくても、振動板が重力に引っ張られて、支持系の対称性を保てなくなり、音質に影響が出るとされています。環境にもよりますが、ウレタンエッジの場合、おおむね10年~20年程度で問題が出てくることが多いようです。

なお、ラバーやセーム革で補修することもできますが、物理的特性が変わってしまうので、音質も変わってしまいます。

(2)は、主にコンデンサの問題で、一般的には10年~20年程度で寿命を迎えます。すべてのコンデンサがフィルムタイプの場合にはそれほど問題がありませんが、電解コンデンサやオイルコンデンサの場合、それらの液体が蒸発してしまうので、この問題は避け難いです。

2. アンプについては、特にコンデンサの劣化が問題ですが(他へのダメージが大きい)、リレー、ボリューム、ハンダなど、様々な部分に劣化が生じ得ます。

コンデンサについては、周辺温度が10度下がるごとに寿命が2倍に伸びる、という物理法則があって、これによると、やはり10年~20年程度で初期性能を維持できなくなる可能性があると考えられます。リレーやボリュームは、接点の劣化や摩耗が主で、ハンダは経年劣化で接触不良を引き起こします。

>> アンプのテクノロジーが大きく進化していて、最新の機種にすると目からウロコの体験が待っているんじゃないか //

ここ20年来の大きな変革といえば、デジタルアンプの普及が挙げられます。しかし、「デジタルアンプだから良い」という訳ではなく、やはり工業製品である以上、超えられないコストの壁が存在するといえます。

むしろ、時代の潮流が広帯域化、高解像度化にあるので、それに合わせた音質の変化というか、トレンドの変化の方が顕著でしょう。高音質になったというより、求められている質が変わった、といっても良いかも知れません。

>> 現在の構成よりも3~5万円程度のiPod専用スピーカーの方がいい音するってこともあるでしょうか? //

上述の通り、安いものは値段なり、です。オーディオ専業メーカーが作っているものもありますが、やはり低音質です。もちろん、ベッドサイドにおいて気軽に使うような場合には十分な場合もありますが、定価9万円のアンプ、定価5万円のスピーカーに敵うものではありません。想定している場面がそもそも違う、といっても良いでしょう。

>> CDとMP3を無線で飛ばした音の優劣が気にならない //

むしろ、AirMac Exp.だから分からない、という可能性も考えられます。AirMac Exp.のアナログ出力の品質は、それほど高くないというのが通説かと思われます。
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この回答へのお礼

詳しく回答頂きましてありがとうございます。
それぞれ劣化する箇所に傾向があるんですね。
確かめてみると素人目ではまだ劣化はなさそうに感じましたのでもうしばらく大事に使い続けようと思います。

お礼が送れてしまい申し訳ありませんでした。

お礼日時:2009/02/05 13:30

オーデイオ機器は他の電気製品に較べて使用時間が少ないためか比較的長持ちします。

アンプもスピーカーもちゃんと聴こえるならばまだ寿命ではありません。
1980年代のオーデイオ花盛りの時代のアンプやプレーヤー、スピーカーなど必要な手入れをしっかり実行していれば期待に応える音を再生してくれます。(むしろ当時のハイレベルな製品は、最近の製品よりも音がいい位でオークションなどでも盛んに取引されています。)
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この回答へのお礼

回答頂きましてありがとうございます。お礼遅れて申し訳ありません。
まだちゃんと使えますので大事に使おうと思います。

お礼日時:2009/02/05 13:33

サンスイのAU-α607XR、いいアンプだと思います。

私はそれよりも古いAU-α607 MOS PREMIUMやAU-α607KXを持っていますがいまだに現役です。良い音してます。10年なんて序の口ですね。20年、30年、或いは一生ものとして使えます。
でも、それにはメンテナンスが必要です。

特にアンプは、
・リレーの接点が劣化して接触不良を起こしスピーカーの音が途切れたり出なかったりする・・・分解してリレーの接点を清掃、または新品に交換。
・ボリュームやスイッチ類のガリ(雑音)が出てきたら分解掃除する。
・業者に送り、大掛りなレストアをする。(劣化したコンデンサー・トランジスターを交換、内部清掃、接点復活剤塗布)

スピーカーは、
・エッジの劣化によるへたりや破れ等。(エッジ交換や修復をしてくれる専門の業者あり)
・同様にコーン紙の破れやドームツイーターの凹みも修復してくれます。

最後に(ここが重要!)、
メーカーに於けるスペアパーツの保有年限は最高で8年です。
これを超えると部品自体のストックが無くなる可能性があります。但し、モノによってはある場合もありますのでメーカーに問い合わせてみるとよいでしょう。
そして(最重要!)、サンスイは今はすでに会社自体がありません。
でも、ご安心を。サンスイ製品の修理・レストアをしてくれる専門のところが全国に何箇所かありますので問い合わせてみるとよいでしょう。
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この回答へのお礼

回答頂きましてありがとうございます。
お礼が送れてしまい申し訳ありませんでした。

私もメンテナンスに気をつけて大事につかおうと思います。
サンスイ、ホームページみてなんか様子がおかしいとおもってましたが、会社がなくなってたんですね・・・

お礼日時:2009/02/05 13:32

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