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何度も繰り返されている質問のようで申し訳ないですが、どうしても腑に落ちない点があるので、御教示お願いいたします。

AB型とO型間の輸血に関してですが、AB型にはA抗原・B抗原があり、O型には抗A抗体・抗B抗体があるのにAB型へO型の血液が輸血できるのかわかりません。
赤血球輸血や血小板輸血ならできると思うのですが、全血輸血や血漿輸血だとO型の抗体がAB型の中に入り込むと思うのですが・・・
入り込む抗体の量が少ない上に受血者(AB型)の血漿で薄まってしまうのか、抗原抗体反応は抗原の侵入により始まるもので、たとえ体内に抗原を有していたとしてもそこに抗体が侵入しても反応は起こさないとか、実際は起こっているが臨床上問題が起こるレベルにないとか、製剤を製造するときに抗体が除去されているなど、いろいろ考えましたがすっきりしません。
当然、逆の場合は納得できるのですが、AB型にO型の血液が輸血できるのかが謎です。
幼稚な質問で申し訳ないですがよろしくお願いいたします。

A 回答 (6件)

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この回答へのお礼

ありがとうございます。
ウィキは調べてなかったですね。
抗体の量に依存するってことは、大量輸血時には問題が出てくるってことなんでしょうね。
何となくの記憶ですが、IgMってことは単量体だと抗原結合部位がすくなくて親和性が低く、多量体(たぶん4量体か5量体だったとおものですが)になって結合部位がふえて多価結合性が生まれる。っていうのを言ってたような気が・・・
そう考えると少量の緊急時の間に合わせのための輸血ならば可能って意味で緊急輸血ができるという考えであっているのかな?
情報ありがとうございます。

お礼日時:2009/01/18 01:29

ご存じ・ご指摘のように,実際にはO型だからといって他の血液型の人に対して輸血されたりはしません。

少量の輸血なら影響が少ないということでしょうね。

漫画で解説したページがありますので紹介しておきますね。
http://ddaisuke.seesaa.net/article/111908835.html(p1)
http://ddaisuke.seesaa.net/article/111920587.html(p2)
http://ddaisuke.seesaa.net/article/111925530.html(p3)
http://ddaisuke.up.seesaa.net/pdf/CBA8C0B8081230 …(PDF)
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この回答へのお礼

早朝から回答いただきありがとうございます。
わかりやすいマンガでした。結局のところ抗原に対する抗体量が少なく、かつ薄まること、抗体の免疫グロブリンのクラスがIgMだからということなんですね。

お礼日時:2009/01/18 10:30

現在はABO型が一致しなければ輸血は実行されないと思います。

ただ過去にはそのようなことが行われていてあまり大きな問題が起こらなかったのかもしれません。しかしときには危険なことがあったのかもしれません。その後ABO以外にいろいろな血液型があることが分かってきて、現在ではABO型が一致した血液について患者と湯ドナーの血液を用いて、交差適合試験という方法を行い、輸血した場合、異常なことが起きないことをある程度予測してから輸血が行われます。この試験はご指摘の疑問に答えているように思います。過去の輸血による事故には新鮮血液を輸血に用いて生じたGVH反応などもあります。輸血も臓器移植の一種ですからいろいろな問題が生じる可能性があって当然だと思います。
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この回答へのお礼

早朝よりご回答いただきありがとうございます。
クロスマッチのウラ試験でA・Bともに凝集しているのになんでできるのかな?というのが確かにありました。
最近は輸血部を備えている病院も少しずつ増えてきているし、それに伴い高カリウム血漿・GVHD対策で採取した新鮮血を照射できる施設もあると聞きます。
その間にクロスマッチも完了できるでしょうし、ヘスパンダーや乳酸リンゲルで、少しの間なら代用もできるでしょう。
そう考えると、大量出血時のO型緊急輸血もほぼありえないことと、救急隊も最初から輸血部があるような大病院に搬送するでしょうしね。
案外、起こっていても反応が不顕性化されて臨床症状として出てきていなかっただけなのかもしれないですね。

お礼日時:2009/01/18 10:23

IgM抗体に対して抗原が遥かに大きいためと授業では習いましたが

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この回答へのお礼

ありがとうございます。
ということは、やっぱりIgMが多量体を形成しないと抗原に結合できないということであっているのかな。
夜分遅くにお付き合いいただきありがとうございます。

お礼日時:2009/01/18 01:40

実際血液型だけで輸血することはあり得ません


血液型は
A型はA抗原を発現する遺伝子を持った人
B型はB抗原を発現する遺伝子を持った人
O型はどちらの遺伝子も持っていないを持った人
AB型は両方の抗原(A抗原およびB抗原)を発現する遺伝子を持った人
という風に分けられています。
O型の人はA型抗体もB型抗体も持っていないのです。そのためA型抗体でもB型抗体でも体内に入ってくると「なにこのへんな抗体今までこんなの見たことない・・・」「じゃあ異物じゃね」と体の中に異物が入ったと認識してしまいます。
その反面AB型の人は「A型抗体?B型抗体?どっちも持ってるから顔見知りだよ」と受け入れるためA型抗体もB型抗体も入っていないO型の血液にも異物と認識しなかったはず・・・
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この回答へのお礼

早速回答いただきましてありがとうございます。
僕が勘違いをしていたのかもしれないのですが、O型の人は抗体は両方あるけど抗原はないひとで、AB型の人は抗体はないけど抗原は両方あるってひとじゃなかったでしょうか?
>O型の人はA型抗体も・・・と>その反面AB型の人は・・・は入力ミスかなって思うのですが・・・
せっかく回答を頂いているのに申し訳ございません。
わかりやす言葉を選んでのことだと思います。専門用語を使っていただいてかまいませんので、引き続き御教示のほどよろしくお願いいたします。

お礼日時:2009/01/18 00:40

そういう輸血は原則的にやらないことになっているわけですが, 「輸血できなくはない」理由は最初のやつ, つまり「入る抗体の量が少ない

から」だったはず.
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この回答へのお礼

早速の解答ありがとうございます。
それがいちばんスマートかなっと思っているのですが、輸血部のない病院で、多発外傷など大量出血が起こってしまった場合の緊急O型輸血がなぜ可能なのかを考えているうちにこの謎にぶつかったのですが、輸血量が増えるに従って入り込む抗体量も増えるし・・・
と、堂々めぐりになっていました。
救命を最優先で、血液の確保をその間に行うことが前提でそのつなぎに用いる分は必要悪ということでしょうか?

お礼日時:2009/01/18 00:12

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