1つだけ過去を変えられるとしたら?

日本で住宅バブルが崩壊しましたが、どうすれば崩壊することをくい止めることができたのでしょうか?
又 バブルの時期に政府がやった政策のどこがわるかったのでしょうか。。
あの時こんな政策をよかったかもしれないという推測で構いませんので是非回答お願いします!!!

A 回答 (6件)

バブル崩壊は、バブル発生と、ワンセットです。


バブルが発生した以上、それは、必ず崩壊します。
従って、バブルを抑制する政策が必要ですが、それが難題です。

バブルの底には「人の群れ行動によって投機がブーム化する」現象があります。
生物的に見ると「情報伝播でプログラム作動が連鎖的に発生する」群れ行動です。
その波に、「金余り」や「超長期的な自信の波」が重なって、巨大化しています。

以下、最も納得できた説を載せます。

・・・・・・・・・・・・

<バブルの発生>
欠乏の予想は強い群れ行動を誘発し、欠乏を増幅し、価格高騰と錬金術を生む。
錬金術の登場も強い群れ行動を誘発する。両者は相互に関連している。
投機価格の変動を起こすのは、出来事自体ではなく、出来事に対する人間の反応。

<改めて感じるのは事前抑制の著しい難しさ>
バブルであることの共通認識が未成熟な段階での行政指導は激しい怨嗟を生む。
特定の地域だけ・不動産だけの金利政策は至難。他の致命的課題が重なる。
崩壊前は熱狂と好景気が支配、破滅的段階で国民の非難が高まる。
政治的意思の形成には時間がかかる。

<バブルの事前抑制策>
最も重要なことは「国民が早くバブルと気付くこと」!そのための仕組み作りが必要!
(1987年以降を振り返ると、気付くのが遅れると、並の抑制では止まらない。
バブルだと確信がないと強力な抑制はできないし、誰もが確信すれば崩壊も進む)

金余り・融資量・投資量/GDP・適正価格‥以外に「値上り期待」の長期統計化も必要。
今の状態がバブルだと誰もが気付く仕組みを作れれば、波はもっと小さくなる。

【市場の透明化が不可欠】
例:下記の動きを長期統計化 →誰もが危険ラインを意識しながら行動できる環境づくり
例:不動産取引時にはアンケート提出が必要+守秘義務
例:それがなければ登記できない。
例:全取引をIT 迅速集計(伝播速度に対応)
・投機による価格変化の「発生源」と「伝播経路」の把握
・現在の需給数・将来から来た需要数・過去から来た供給数の把握(地域別まで)
・成約価格水準を投機・実需別に長期統計化(地域別まで)
・値上り期待の感染率・発症率の把握
・天気予報(台風)のようにシミュレーション

【例えるならば新型インフルエンザ】
昔は、新型発生のメカニズム不明 →発生源・感染経路不明
→感染率発症率不明
→症状を見て診断 →強制隔離
今は、新型発生のメカニズム判明 →発生源・感染経路判明
→感染率発症率統計化・解析・シミュレーション可能
→検査キット・MRI で診断 →高度な治療

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下記URLを参考にしました。

「バブルの原因は何だったのか - 総括 -」
http://www.value-workers.com/design/chick-earthw …
「バブルの原因は何だったのか - 群知能 -」
http://www.value-workers.com/design/chick-swarm- …
「バブルの原因は何だったのか - 投機熱の伝播 -」
http://www.value-workers.com/design/chick-fever- …
「バブルの原因は何だったのか - 投機.価格.価値の遺伝子 -」
http://www.value-workers.com/design/chick-pricev …
「バブルの原因は何だったのか - 新型発生のメカニズム -」
http://www.value-workers.com/design/chick-newtyp …
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崩壊を起こさないためにはバブルを発生させないのが一番です。


バブルはなぜ起こったのかについていまさらですが触れておきます
1985年のプラザ合意で円の為替レートがドルに固定ではなくなり、大量の貿易黒字のおかげで経済発展していた日本に大量の外資が流れ込むようになりました。その資金は東京の商業圏の一等地を買いあさり地価が上昇し始めました。また国内の資金は潤い始め投資先を探しまわる事態になりました。つまり最も効率的で手っ取り早い投資先が土地になり、地価は東京だけではなく全国で見る見るうちに上昇し始めました。これだけならまだ良かったのですが、企業は買った土地が値上がりするおかげでそれを担保にさらに多くのお金を借りれるようになり、また土地を購入しました。それによって企業は負債と土地資産を膨らませていきました。あまりの土地価格の上昇に歯止めをかけるために政府は総量規制を行い、土地を担保にした融資に歯止めをかけました。これにより土地は買える人がいなくなり、企業は土地自体が利益を生み出さないので膨大な負債の利息が重くのしかかってくるようになりました。そして徐々に土地を手放すようになって土地価格は下落。企業は資産は勝手に減っていくのに負債だけはそのままで、不良債権化していったというのがバブル発生から崩壊への一連の流れです。
総量規制がきつすぎたという意見も多くありますが、私は総量規制が遅すぎたと思っています。つまりバブル発生を抑止する法制度が存在しなかったというのが原因だと考えます。これは結果論なので誰に責任があるともいえません。事故や災害の一つとして捕らえるのがフェアな考え方だと思います。
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全ての投資に関わる経済活動は、「バブル経済」か「ねずみ講」に


つながる可能性があります。

正常な経済状況の元で低金利がスタートラインです。
法律の支援もあるので融資を受けやすくなります。
皆が住宅を購入し始めます。購入する者、販売する者も
競争が厳しくなります。
こうなると、住宅の販売価格が上昇し、徐々に購入意欲が
失われます。また、金利も次第に上昇します。
購入希望者が極端に減少し、しかも、融資が受けにくく
なります。
そして、販売価格が減少し始めます。

政府はバブルを回避することは出来ません。日銀が3年程
前から不動産向け融資に規制をかけようと努力していました。
これは専門家しか知らない事実です。

要はバブルに対しては誰も守ってくれないことになるので、
踊らされないことです。
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http://www.tokyo-np.co.jp/article/economics/anoh …

バブル崩壊の引き金となった法律があります。
それは不動産総量規制です。
それまでは土地を買いまくっていた地上げ屋に、
この法律でお金が回らなくなりました。
地上げが社会問題になっていたので、単にそこに網を被せたのが
大変な事態になったのです。
政府も良く分かっていなかったと思います。
本来は崩壊はなだらかに(ソフトランディング)に
しなければならなかったのに、一気に崩壊が始まったのです。
この法律の修正で良かったと思います。

この回答への補足

回答ありがとうございます!

実は短い論文のような物を書かなければいけなくて

そのテーマが「バブル抑制と経済安定をするための案を考えろ」なんです。

mat983さんならどんな政策を行ってましたでしょうか?

補足日時:2009/01/19 00:44
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「バブル」の意味をよく考えてみてください。

「泡」ですよね。
住宅に限らず、バブルが発生するから崩壊するわけで、経済政策の上ではバブルにならないようにすることがひとつの基本なんじゃないでしょうか。私は、バブルというのは経済政策がすでに失敗している状態、良くない状態なんだと考えています。バブルは必ず崩壊します。
だから、バブルが崩壊しないようにするには、バブルを発生させないことが重要なのではと思います。具体的にどういう政策をとればいいのかは、局面によって違うと思いますが。
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バブルになってしまったら崩壊するのは避けられない。


バブルにならない経済成長政策を行うのが肝要
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