これ何て呼びますか

キャノンのMP810を使用していましたが、排出口で頻繁に紙詰まりを起こし、今日永眠しました。保障期間も切れているので、修理代も高くなります。ただ、ほとんど家内の趣味印刷(A4)かL判写真印刷のみにしか使わないので、スキャン機能はMP810を使い、コピーは諦めるということで、印刷用に別に安いプリンターを購入することにしました。そこで、解像度のお話ですが、現在のMP810は9600×2400と表示されていますが、これを例えば4800×1200レベルの機種(ip2600など)に落とすと、やはり画質(特にL判の写真)は、はっきりと目で見て分かるレベルまで落ちるものなのでしょうか?アドバイスよろしくお願いします。

A 回答 (1件)

プリンタの修理屋です。



まず、排紙口での紙づまりですけれど、稀に発生する症状なのですが、紙が詰まったときに正しい処置をしなかったために紙検知センサのレバーを変形させてしまって発生する事例がありました。
メーカーでは定額修理で、11,550円となりますが、部品も使わずに分解調整だけで直るケースもありますので、安くなる可能性はあります。

それにしてもiP2600あたりの価格に比べれば高いという印象派否めませんが・・・・
当時は結構ハイグレードの機械でしたので、私なら直します。



解像度といってもスキャナの解像度とプリンタの解像度があります。

プリンタのの解像度ですけど、2つの数字の意味の説明から。
スペックを見ると書いているはずですけれど、9600dpi(横)×2400dpi(縦)と書かれているはずです。
縦はヘッド自体のノズルの密度、横はヘッドが移動しながらインクを噴射していくときの密度。
横は時間さえかければどれだけでも高くすることは可能なはずです。

さて、写真印刷が実用的になってきたのは、縦が720dpiを超えたあたりからです。
1200dpiもあれば画質的にはほぼ問題は無いでしょう。

ただ、MP810とip2600ではどうしようもない壁があります。
MP810のインクは5色、iP2600は4色です。
MP810の5色は標準の4色に写真用の黒を加えたものです。
逆に言えば、iP1600などの4色モデルで写真を印刷するときは3色した使われていません。
そのために、黒い部分がすっきりせず、比較するとかなり分かります。
解像度ではなく、色目で差が出ると思います。

また、今までどうやって写真印刷をしていたかも問題。
MP810はカードダイレクト、カメラダイレクトがありましたのでPCを使わなくても印刷できました。
あまり取り上げられていませんけど、「フォトナビシート」は使いやすくてオススメです。(好みの問題もありますが)

iP2600ではどれもありません。PCからの印刷だけになります。



さて、不要な話になってしまうとは思いますが、スキャナの解像度もプリンタの解像度と同様に2つの数字が書かれています。
こちらは、副走査9600dpi × 主走査2400dpi とかかれているはずです。
主走査というのは読取センサ自体の読取密度、そのセンサで1ライン分の情報を読み取ると少し移動させて次のラインを読み取ります。この移動の密度が副走査となります。
理屈の上ではモーター回転の制御を高くして時間をかければどれだけでも高い密度が可能になります。
ただ、そんなことをすると読み取った画像の縦横比が崩れますので実質的に主走査の密度しか使えないわけです。
主走査をソフトで補正して密度を上げることも可能ですので、そういう場合を想定しているはずですが・・・

2つの数字の小さいほうがセンサの能力と考えてよいです。


ただ、解像度を高くしてしまうとデーターが大きくなり、PCがフリーズすることもありますので、普通は300dpi程度、高くても600dpi程度でしょう。
ですから、それを印刷するのでしたら1200dpiの解像度でも十分といえます。
    • good
    • 0
この回答へのお礼

早速のアドバイス感謝です。今日、プリンタの中をみているととれ落ちている部品を発見しました。何かのバネ&歯車のようなものが中におちており、ひっくり返すと出てきました。たぶん、修理代は高くつくでしょう(悲)解像度の説明は分かりやすく大変ためになりました。ありがとうございました。

お礼日時:2009/01/18 20:03

お探しのQ&Aが見つからない時は、教えて!gooで質問しましょう!