アプリ版:「スタンプのみでお礼する」機能のリリースについて

山頂から   小野十三郎

山にのぼると
海は天まであがってくる。
なだれおちるような若葉みどりのなか。
下のほうでしずかに
かっこうがないている。
風に吹かれて高いところにたつと
だれでもしぜんに世界のひろさをかんがえる。
ぼくは手を口にあてて
なにか下のほうに向かって叫びたくなる。
五月の山は
ぎらぎらと明るくまぶしい。
きみは山頂よりも上に
青い大きな弧をえがく
水平線を見たことがあるか。

という詩がありました。
最初のほうの「山にのぼると海は天まであがってくる。」が
どういうことなのかと、

うしろのほうの「山頂よりも上に青い大きな弧をえがく水平線」って
いうのはどういうものなんだろうというのがわからず、
気になっています。

どういうことを言っているのか教えていただけるとうれしいです。
よろしくおねがいします。

A 回答 (1件)

こんばんは。



>>>最初のほうの「山にのぼると海は天まであがってくる。」が
>>>どういうことなのかと、

これは、(わりと簡単な)数学の話になります。

山の高さは地球の半径や直径に比べると非常に低いので、海面は無限に広い平面として考えることができます。
このとき、水平線は、視点が低くても高くても、まっすぐ前方に見えます。
これについては、下記のQ&Aを参考にしてください。
(私の回答があります。)
http://oshiete1.goo.ne.jp/qa3902424.html


>>>青い大きな弧をえがく

水平線は直線なのですが、直線でなく弧になって見えるのは、人間の目の構造によるものです。
水が入った金魚鉢を通して向こうを見ると、ゆがんで見えるのと似たようなことです。


以上、ご参考になりましたら幸いです。

この回答への補足

こんばんは。
ありがとうございます!
いまからゆっくり考えながらよみます!
ありがとうございました☆

補足日時:2009/01/30 01:29
    • good
    • 2
この回答へのお礼

こんにちは。
ご回答いただいて一回みた時には?☆?になって印刷して、
それからもうひとつの教えていただいていたページも印刷してみました。

地平線が永遠に続くとどうなるか、の話は質問内容とか全員の方のお話やちょっとわたしには無理で、
面白い表現で楽しい気持ちになり、でそのあとから
sanoriさんの分だけはわかりました。

すごいわかりやすくて、たって足のところにきらきらのボールを置いて
目の前にも別の色のボールを手で持って、床には想像のボールをおきました。
そしたら想像のボールが遠くへ移動してsanoriさんの極限??になりました。びっくりしました。

それから、最初に頂いたお返事を読んだら、あ、って思って
そのあと詩を読んでみたらそれはそれはステキナ世界がひろがっていました。
いつか山から遠くに海が見えるところに行ってみたいです。

今度海にも行って水平線も見てみたいです。

こんなステキナことがわかってとてもうれしかったです。
教えてくれて本当にありがとうございます!

お礼日時:2009/01/30 15:45

お探しのQ&Aが見つからない時は、教えて!gooで質問しましょう!