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『くるみ割り人形』の中の、『こんぺいとうの精の踊り』を聞いていて思ったんですが、この曲以外でも、なんだか現実感がないような曲ってありますよね?サティのジムノペティとか。

ああいったメロディーは、なにか法則みたいなものがあるのでしょうか?「不協和音」っていうのは、全然別の問題ですか?
すみません、たいした音楽知識はないのですが、音楽って、ある程度法則で出来ているような気がしたんです。
 
なんか気持ち悪いのに、心地よいメロディーって、不思議な感じがします。

A 回答 (6件)

ジムノペディ1番は、ソシレファ♯と、レラド♯ファ♯の2つの和音だけの繰り返しが18小節も続きます。


主和音が出てこないで、2種類の7thコードだけの繰り返しだから不思議な感じがします。
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「こんぺいとうの踊り」



他の方の意見にもある通り、半音階的なコード進行でクリシェと呼ばれるコード進行の範疇だと思います.
Cメジャーでは、C→Caug→Am/C…のように、コードのうちの1音(あるいは2音)が
半音ずつ上がったり下がったりする進行です.

「ジムノペディ第1番」

これも、他の方の補足ですが、7thや9thといったテンションが多用されています.
冒頭のコードのGで、ファ#が7th(メジャー7th)、ラが9thです.
また、G→Dの進行は、和音記号では、IV→Iで、逆循環進行です.※
※Iの和音から始まらない進行.主語から始まらない文みたいなものです.
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ちょっと変わったコード(聴けます)


http://en.wikipedia.org/wiki/Diminished_seventh_ …
(表の下の方、とくにByNamesのところ)
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%88%E3%83%AA% …
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E7%A5%9E%E7%A7%98% …
http://en.wikipedia.org/wiki/Quartal_and_quintal …

「金平糖の踊り」も「ジムノペティ」もコード自体はそれほど変わっているわけではありません。ポピュラーではごく当たり前にあるものですがクラシック、特に一般によく耳にする曲では珍しい部類なのかも知れません。

メロディとの兼ね合いやアレンジのしようによって、浮遊感のある、現実離れしたような雰囲気を出すことができます。これは難しいコードを使わなくても、進行が普通と違っていることでも演出できます。
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この回答へのお礼

皆様、たくさんのアドバイスをありがとうございます!
ぜひとも実際に鍵盤で弾いて、理解して、感想を記入させていただきたいのですが、なかなか高度でして(^^;)
少しずつご返事させていただきます!

ちなみに視聴してみようとしましたが、出来ませんでした?
一番上の貼り付けていただいたほうがよくわかりませんでした。
コードの例のところはわかりました。

補足にまたコメントさせていただきます。

お礼日時:2009/02/26 23:20

目次にある「四和音の種類」を参照してください。


http://ja.wikibooks.org/wiki/%E5%92%8C%E9%9F%B3

七の和音(根音から七度上の音を加えた和音)は不協和音で,
不協和音のままでは落ち着かないので,
次に協和音になって落ち着こうとしますが,次が協和音にならず,
七の和音が連続するとふわっと宙に浮いたような感じになります。

金平糖の踊りは,減七の和音(ディミニッシュト・セブンスコード),
ジムノペティは,増七の和音(メジャー・セブンスコード)が連続します。

ワーグナーの「トリスタンとイゾルデ」は,どう感じられますか。
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この回答へのお礼

和音は基本程度しかわかってませんでした。
なんとなく自分で引っかかっていた理由みたいなものが見えてきた気がします。

>ワーグナーの「トリスタンとイゾルデ」
パッと聞いただけでは正直、不気味な曲、何調かわからない、ムード音楽?というのが感想です。現時点のレベルでは!
かなり和音を酷使して作り込まれていそう・・・

もっと知りたい、と感じるきっかけになりました。ありがとうございました。

お礼日時:2009/02/16 04:27

あと、全音だけで出来た音階も不思議な感じで面白いです。



(一例;鉄腕アトムの前奏部分)
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この回答へのお礼

なるほど~
曲きいてみました。
言われてみれば全音だけだし、不思議と言えば不思議です(^_^;)

いい感じのメロディーだなー、だけで終わっていた曲にも、きちんと仕掛けがあるのですね!

お礼日時:2009/02/15 03:28

こんばんは。


たしかに、そういう感じがしますよね。

「コンペイトウの精の踊り」の特徴は、1つの和音が半音ずつ下がっていってみたり、
そのほかにも半音階的なメロディーがあるということです。(伴奏にも、そういう部分があります。)
主役の楽器として、チェレスタを使っているのが、不思議さを際立たせています。

一方、
「ジムノペディ」は、コード進行が、たとえば冒頭の部分では、
|Gメジャーセブン → D |Gメジャーセブン →  D | ・・・
を何度も反復していているので、
特徴は、メジャーセブンを多用していること、
そして、始まりのコードがキーのDの和音ではなくGメジャーセブンになっていることです。


これらのことはクラシックのほかの曲にも見られますし、
ポピュラー音楽でも同様の手法はあります。

2曲には、特段、共通点はないのですが、
あえて言うならば、作曲(アレンジ込み)が非常にうまい、ということです。
ですから、印象に残るんですね。


以上ご参考になりましたら幸いです。
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この回答へのお礼

半音ずつ下がるメロディーと伴奏は納得です!
チェレスタの独特な響きは影響ありますね。

>「ジムノペディ」のコード進行
逆転して弾いているってことですよね?(表現おかしかったらすみません)
Gメジャーセブン → D |Gメジャーセブン →  D と続き、
普通変化していくだろうコードが変わらない・・・ってことに、違和感を感じるんでしょうか。

通常のパターン通りにしないという手法があるってことですね。

すごく納得(自分では)しました。勘違いなら申し訳ありません(>_<)

お礼日時:2009/02/15 03:23

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