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冷蔵庫の電源プラグを抜いた時、すぐに差し込むと
故障の原因になります。
10分以上、間をおいてください。と説明書には書いてありますが
ブレーカーが落ちた時も10分以上間をおいた方が良いのでしょうか?

A 回答 (4件)

こんばんは.



回答を理解するために,冷蔵庫(エアコンも同じ)の作動原理を少し理解してください.
判りやすいように熱の移動をエアコンの部品と,
人体の器官で説明すると,下記の様な役目の関係を持っています.
『庫内=人体(内臓と筋肉)』・『放熱板=手足』・
『銅パイプ=血管』・『コンプレッサー=心臓』

動作原理を簡単に言えば下記のようになります
庫内の熱を奪い,吸収した熱をパイプの中の冷媒(熱交換するガスのこと)で運び,
放熱板に送り熱を庫外に放出します.
冷媒の循環は『コンプレッサー』と言う部品が担っています.
この循環は,各部品を銅パイプで連結され,完全に外部とは気密環境にあります.
このように庫内の熱を奪い,庫内温度を下がる仕掛けです.

もう少し詳しく説明を続けます.
電源が入ると冷蔵庫の庫内温度を下げようと,コンプレッサーが作動します.
すると冷媒に強い圧力がかかって,細い高圧管の中を通って吸熱版まで行きます.
そこまで行くと内径が広がって居る為に冷媒の圧力が下がります.
その時冷媒が気化することで急激に温度が下がります(気化熱).
それで吸熱版が周囲の(庫内の)温度を吸収し冷媒が熱を吸収するのです.
吸熱した冷媒は太い低圧管を流れて,放熱板で外気に熱を放出しコンプレッサーまで戻り,
再び圧力を加えられ同じ循環を繰り返しています.

そこで,コンプレッサーが止まると,
つまり電源が切られると,コンプレッサーと高圧側に,
高い圧力の冷媒が残っています.
それでも時間が経過すると,低圧管を通じて冷媒は徐々にコンプレッサーに戻ります.
そうする事によって,冷媒の圧力は循環系内で均一になります.
均一になるためにかかる時間がおよそ10分と言うわけです.

冷媒圧力が均一になっていない状態の場合に,
コンプレッサーが起動すると,高圧管の中の圧力が高いままですから,
コンプレッサーに異常な負荷がかかるために,
最悪の場合,コンプレッサーが破損することがあるのです.
そのために先述した10分間が必要なのです.

なおブレーカーが切れた事と,コンセントを抜いたことは,
全く同じことです.
どちらも冷蔵庫まで電気が流れてこないのですから.

ご理解いただけたでしょうか.
参考になれば幸いです.
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この回答へのお礼

回答ありがとうございました。

お礼日時:2009/03/01 10:52

要は、冷蔵庫への電源が断たれた時から10分間は電源を再び入れてはいけないということなので、ブレーカーが落ちた時も同様です。


この10分間は、内部のコンプレッサーが完全に停止するまでの時間です。もし、完全に停止していないにも関わらず、ふたたびコンセントを入れると、コンプレッサーに負担がかかってしまうのです。
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この回答へのお礼

回答ありがとうございました。

お礼日時:2009/03/01 10:52

>10分以上、間をおいてください。

と説明書には書いてあります
なら、ブレーカーが落ちてすぐにブレーカーを入れる前に冷蔵庫のコンセントを抜いて、10分以上立ってからコンセントをさした方がいいですね。ブレーカーには問題なければすぐに入れればいいのです。
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この回答へのお礼

回答ありがとうございました。

お礼日時:2009/03/01 10:52

そうだと思います。


手で電源プラグを抜くのも、ブレーカーが落ちるのも冷蔵庫から見れば、電源がオフになることに変わりないですから。
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この回答へのお礼

回答ありがとうございました。

お礼日時:2009/03/01 10:51

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