プロが教えるわが家の防犯対策術!

WBC(メジャー)のボールとマウンドがなぜ日本と違うのかどなたか教えてください。

やっぱり日本人の職人気質が均質的に良いボールを作り出す技術を生んだんでしょうか?マウンドはプレイヤーの体格やその国の土の違いでしょうか?

ビジネスの問題もあるでしょうが、個人的には選手にとって使い易いものを推進したらいいのになぁと思っている次第です。それでは、みなさんご回答よろしくお願いしますm(_ _)m

A 回答 (3件)

元々、野球というのは国際試合がほとんど行われなかった競技です。


ですから、大枠は同じでも、ルールに規定されない細かい部分ではそれぞれ独自のものが生まれたのだと思います。

ボールの革については、日本で入手の容易な牛革の性質がアメリカと違うというのが大きいと思います(飼育牛種が異なっている)。縫い目の高さについては、職人の質が関係あるかも知れません。
あと、日本のボールはサイズの下限で揃っているのに対し、アメリカでは上限になるため、平均して重く大きいと聞きました。

マウンドの問題は、日本の多くの野球場が内野に芝を植えていなかったため、徐々に緩やかな傾斜になっていったのだと考えています。
内野に芝が植えられていれば、芝とマウンドの境目がはっきりしていますから、マウンドを作る際にはっきり傾斜を付けることができますよね。これが、土だとどこから傾斜を付けるかがはっきりしないのでだんだんなだらかになってしまったのではないかと。
また、過去には、アメリカの野球場は冬期にはアメフトで使用するのが一般的でした。アメフトで使うためにフラットにするのに、マウンド部分だけ削れば住むような構造は適していたのだと思います。

土の点では、日本では荒木田土など天然の土(水はけのために砂などを混合)が使われる場合が多かったのに対し、アメリカではかなり早い時点で水はけの良いアンツーカ(en tout cas)の採用がありました。これは、元々、アメリカでは赤っぽい土壌が多く抵抗がなかったためと聞いたことがあります。
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この回答へのお礼

日本人の気質以前に育成牛種が違うことが影響しているというのは確かにそうかもしれませんね。

マウンドは内野の芝が影響していたというのも、納得です。甲子園やかつての広島球場はどこからがマウンドかは分からないですね。アンツーカの話しも納得です。

ありがとうございました!!

お礼日時:2009/03/06 14:08

まずはボールはWikipediaによると


http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%9C%E3%83%BC% …
>日本のボールが野球規則に定められた大きさ・重さのほぼ下限である
>のに対し、メジャーリーグのボールはほぼ上限であるため、日本の公
>式試合球よりも若干大きく、重いとされる。表面はカウハイドレザー
>(牛革)が使用されているが、この牛革の質感は日本の革よりもツル
>ツルとした滑らかなもので、縫い目も日本のボールより高い(出っ張
>っている)と言われており、空気抵抗の違いから同じ握り・投げ方の
>変化球でも日本の公式球とは変化の度合いに違いが出る
だそうです。
あと、僕の知ってる話でいうと、レッドソックスの岡島投手は「ボール
の皮の質は日本の方がいい。自分はボールの握りじゃなく捻りでカーブ
を投げるからこっちのボールじゃいいカーブは投げれない」というよう
な感じのことを言ってました。

マウンドに関してはWikipediaでは↓こうなんですが、
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%9E%E3%82%A6% …
マウンドに関しては日本では基本的に米・メジャーよりも軟らかく仕上
げることが多いです。理由は野球がアメリカから伝わり定着する過程で
たまたまそういう具合に整備するのが一般化したのか、何か日本人の体
格を考えてのものなのかはわかりませんが、松坂投手は日本にいた頃は
投球の際、左足を軽く横に滑らせるようなフォームだったのですが、
米・メジャーのマウンドでは一度踏み出してしまうとそこでスパイクの
刃が硬いマウンドに突き刺さってしまって滑らせることが出来ず、フォ
ームの変更を余儀なくされ1年目は苦労しました。
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この回答へのお礼

情報ありがとうございます!
メジャーは上限値を取って、日本は下限値を取ることで、重さに差が出てくるということですね。さらに縫い目が高ければ、空気抵抗が増えて打球は飛ばず、変化球もよくかかるということですね。納得です。均質性と表面の質感にこだわるところが日本人の職人気質が影響しているような気がします。実際世界の野球選手にとってどっちがいいのかはよく分からないですが、個人的には日本のものづくり技術を生かしたボールがいいような気がします。早く企画統一をして欲しいものです。

ありがとうござました!

お礼日時:2009/03/06 13:59

メジャーリーグは球場整備も戦術のひとつのようです。


苦手の投手が登板する試合にあわせてマウンドを作りなおす。
硬めのマウンドが苦手の投手なら、硬いマウンドにつくりなおす。
傾斜のきついのが苦手の投手なら、傾斜のきついマウンドをつくる。
試合がはじまる前から試合は動いているんですね。
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この回答へのお礼

なるほど、ということは普段は日本と同じようなマウンドを持つ球場もあるかもしれないですね。

確かにたいていのことは勝負の本番前に、戦略、戦術、考え得るあらゆる局面で事前に勝っておくことが定石ですね。そう考えると日本のボールに見習う点があっても、アメリカは変えたがらないでしょうね。製造元もアメリカの企業みたいですし、変更することはメジャーリーグのビジネスにとって決して喜ばしくないですもんね。

日本代表の連覇で日本野球の存在感が増し、日本野球の良い部分(個人的には分かり易いストライクゾーン、ボールの質、駆け引きと思っています。)が世界の野球に認知されるきっかけになって欲しいものです。

ありがとうございました!

お礼日時:2009/03/06 13:41

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