
No.5ベストアンサー
- 回答日時:
ナチズムを国家社会主義と訳す点で誤謬が生まれてきます。
Nationalsozialismusであって、国民的社会主義であり、国際的社会主義で
ある共産主義に対しては反発を持って当たり前です。ここで翻訳単語としては
「国民的」社会主義 あるいは 国民社会主義 となりますが、ここで言う
ネイションは出生地主義に立つナシォンではなく、血統主義に立つナチォンに
なります。意味的には民族的社会主義となるわけです。社会主義であっても
その前提として「民族」が出てきます。
共産主義がユダヤ的な背景を持つとされたこと、特にフリーメーソンとの関係を
標榜されたことなども、ドイツ的ゲルマン的な「血と土」の思想を基軸とするナチズム
とは相いれないものとなります。
No.4
- 回答日時:
「反共」「反共政策」は、戦前の日本にもありました。
どこの国にもあります。その本質は、反対意見を抹殺することです。言論、報道の自由、集会結社の自由、学問、良心の自由を制限していき、反対意見がなくなったところで、独裁へとすすみます。世界で初めて社会主義革命へと進んだロシアでしたが、民主主義が根付くまえに、反対意見を抹殺して、個人崇拝へとすすみました。
「反共」が社会をおおうとき、必ず戦争前夜です。まず、一番先頭に立っている共産党をたたけば、あとは、それほど抵抗はありません。戦前、戦後の知識人が一番良く知っています。最初は、共産党です。その次は、はっきりものを言う人、影響力のある知識人、文化人、学者、宗教家、作家です。「反共」とは、民主主義を抹殺するときのスローガンです。
No.3
- 回答日時:
ヒットラーのナチスって、非常に土着的、国粋的民族意識の思考ではないでしょうか?
その一端が、いわゆる資本(ユダヤも間国家的ですし、資本もそうですよね)に対する批判となっているのではないでしょうか?
共産主義も民族国家を超えての思想と活動、組織は困難でしたし、今も同じですよね。
それにしても共産主義って、どちらかというと、『万国の労働者よ、団結せよ』などのように土着性や民族利益立場を離脱する要素があるようですね。
そうであると、ナチス側も共産党側もともに相手を忌み嫌うことに為りますよね。
同じ反資本(民族性や民族利益を無視する資本に対する反であっても)にあっても、とてもいやだとお互いがお互いを思うのではないですか。
全く異質ですものね、ナチと共産党は。事と次第によってはどちらの構成員もどちらにもなってもおかしくはないのですが。
なにかある国の○価○明党と○本○産党の状況が重なりますね。
でもこちらの○価○明党は今は、反資本でもないようですが。
あげつらう必要も、頭もないのでしょうが。

No.2
- 回答日時:
どの国でも社会主義政党と共産党は犬猿の仲です。
日本共産党と、中国共産党および北朝鮮とは仲が悪いのです。中国共産党はむしろ自民党を好んでいます。日本社会党は 長い間拉致問題を認めませんでした。
名称と実際は違うことが多いのです。
共産党でもロシアと中国とは戦争一歩手前までいったことがあります。また中共成立前は、ロシアは毛沢東を信頼せず、蒋介石を信用していました。
No.1
- 回答日時:
そもそもヒトラー自身は創設時のメンバーでは無かった。
設立時には、第一次大戦の敗北と帝政の崩壊、ロシアでの革命などの影響により、どちらかというと反資本主義的な立場であり
今で言う社会主義的なスタンスであった。
創設メンバーは比較的左翼的思想の持ち主が主体だったために、その様な名称になったのでしょう。
(因みに、社会主義と共産主義は微妙に異なります)
ヒトラー自身は、左翼勢力の大衆操作の手法や経済運営を国家が統制するというような点を参考にしつつ
当時のドイツ国民の心情を巧みに誘導し、反ロシア、反西側資本主義を唱え、それが徐々に国粋主義的な政党、国家を目指したわけです。
広大な国土を持つ旧ソ連を弱体化させればドイツの国益に適うし、肥沃な大地をドイツの穀倉地帯にする目的もあって
徐々に反共も重視されていったのでは?
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