プロが教えるわが家の防犯対策術!

非常に興味があるのですが、音楽室などの部屋はどんな仕組みになっているのですか?
個人でそれに近い環境を作り出すことは可能でしょうか?
ご教授お願いします。

A 回答 (5件)

どのレベルまで防音できれば良いのかで変わりますが、


普通の音楽室(ピアノが防音できる程度)なら、
適度な反射材+吸音材+防音壁 で、できあがります。
反射材としては穴あきボード。
吸音材としてはグラスウール
防音壁としてはコンクリートが一般的です。
防音壁を後付すると鉛になるのでしょうけど、
価格の割に効果はありません。ただ、施工はものすごくしやすいようです。
いずれにしても、新築時なら200万円弱でできるはずです。
ピアノの場合、足に振動止めのゴムを必ず入れて下さい。

それ以上の性能を狙うと話は急に難しくなります。
反射についていえば、反響時間とその量の調整が必要になります。
このため、壁をわざと斜めにしたり、カーテンを併用したりする
必要が出る場合があります。
吸音材はグラスウールでは力不足で、スポンジのような材質の
専用の吸音材を使ったりします。

そして最大の問題、それは、床と壁の振動です。
床を厚くしても、壁を厚くしてもなかなか防げません。
床はフローリングにして、その下に厚いコンクリートを敷く
壁も2重にする。このとき外側の壁を床のコンクリートと
しっかり密着させる
としても、限度があります。
ドラムを叩ける程度.....ですね。(PAを使わずに)

と、一生懸命やっても、天井に金具を付けてスピーカーを吊し
ガンガン鳴らされたりすると、やっぱり音が漏れます。
防音はすごく難しいです。
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防音の考えに2つあって、


「外部に音がでて迷惑にならないため」と、
「内部に音が反射して室内がうるさくないため」。

前者ならば、厚いコンクリートで囲むなどの方法。
後者ならば、音が乱反射して干渉するような方法、あるいは、柔らかい素材で音波の振動を吸収する方法。
高速道路や新幹線の防音壁は、壁に凹凸があって反射した音同士が干渉して打ち消す効果を狙っています。
音楽室は、穴あきボードやグラスウール素材で吸収しているのでは?
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学校の「音楽室」といっても.ひどいところはひどく.よいところはよいです。


私の小学校は.簡単に言えば.オペラ歌手が歌ってもよく聞こえるようになっていました(戦争で焼けてしまいました)が.子供のしょうちゅう高校の音楽室は.ひどい。単なる教室にピアノを置くだけの荷重にしただけでした。

音の反射と吸収を組み合わせて使います。重くすると.共振周波数が低くなるので.原則として壁を重くします。

作る気ならば比較的簡単に作れます。(それなりに高価になります。高価な鉛入りベニアを使うというよりも.セメントを多く流して室全体を重くするという考え方にたつと比較的安価にできます)
教科書としては.NHK出版協会.ラジオFM技術教科書.が入門でしょう。
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以前、自分の部屋を防音室にしようと色々調べた者です。



業者の話によると、部屋を鉛の板で囲う工事をするという事です。
工事費は6畳の部屋で大体300万円位かかるそうです。値段を聞いて私は諦めました。
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自分で調べてから質問しましょう。



参考URL:http://www.yamaha.co.jp/product/avitecs/index.html
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