北朝鮮ミサイルは領空侵犯じゃないの？

いよいよ来週北朝鮮がミサイル・人工衛星を日本上空を通過する軌道で発射しますよね。

でも日本はそれを認めてはおらず発射中止を訴えています。
北朝鮮はあくまで人工衛星として諸々の手続きを正規に済ませて各国からの抗議を屁理屈でスルーするようですが、
通過を認めていない他国の上空をまたいじゃうのってどうなんでしょうか？
個人的にはロケットが落下してきたら迎撃するという消極的な防衛ではなくて、
日本上空に入ってきたら本土から離れていて安全なうちにすぐSM3で人工衛星だろうが爆弾弾頭だろうが破壊する積極的に防衛すべきのように感じますね。
ミサイルは短時間一瞬で着弾してしまうので至近距離まで手を出せないのは危険のような。
発射前や発射直後は無理でしょうけど日本に入ったら大丈夫かなってドキドキしながら見送るのではなくすぐに迎撃してはだめなんでしょうか？

通過予定地域の方々は今どういう心中なんでしょうかね…

No.8 回答者： noname#131426 回答日時： 2009/03/30 21:23

＞あれは衛星じゃなくてミサイルだから攻撃したのだって米国みたいですが…

強盗だと思って撃ち殺したら、道を聞こうとしただけだったというのがありましたよね。

日本はそれをやってはいけないんですよ。
憲法でそうなっているから。
「確実に」日本の支配地域に「悪意を持って」来た物しか対処できない。
皆さんが望んだ憲法がそうなっている。
そうではないようにしようと声を上げても護憲派の人たちに潰されています。
いま、そうやって問題を先送りしてきた、見ないようにしてきたツケが回ってきているんですね。

No.7 回答者： argue 回答日時： 2009/03/30 00:47

＞日本上空に入ってきたら本土から離れていて安全なうちにすぐSM3で人工衛星だろうが爆弾弾頭だろうが破壊する積極的に防衛すべきのように感じますね。

そんな性能を持ったミサイルを購入する予定は日本には無いし、必要としていない、が答え。
日本が持っているのはSM-3ブロック1Aですが、これと同じミサイルが利用された最高高度は240kmです。
(アメリカの衛星が軌道を外れた際にアメリカ軍によって破壊された)
一方、今回北朝鮮が撃つであろうテポドン(大陸間弾道弾)は高度1000km以上を飛んでいくシロモノです。

大陸間弾道弾を迎撃できるのは今のところ(というか、当分の間)アメリカ本土に配備されているGBI(Ground Based Interceptor)のみですね。
じゃあそれを使えばいいじゃんと思うかもしれませんが、迎撃ミサイルには利用できる最高高度(普通は公開されない)と同様に利用できる最低の高度など様々な制約があり、ひとつのミサイルを色々と使いまわすことはなかなかできません(それでも昔よりはずっとマシになったんですが)。
なので、飛んでくると想定できる弾道弾がせいぜい中距離弾道弾止まりの日本がこんなもんを持ってもハッキリ言って無駄です。

参考として日本が使うミサイルのスペックと開発計画が載っているURLを置いておきます。
PAC3
ttp://www004.upp.so-net.ne.jp/weapon/pac-3.htm
SM-3
ttp://www004.upp.so-net.ne.jp/weapon/sm-3.htm

あと、「発射された直後に迎撃」というのは北朝鮮の領空を侵犯しないと現在のところ無理です。

この回答へのお礼

現実的では無いということですね。
今あるSM3とPAC3を使用する二段構えで十二分でお釣りがくると。
参考リンク後ほどゆっくり読ませていただきます。
発射された直後の迎撃は日本がもし軍隊を持っていてこういった場合は先制攻撃してもいいんでしょうかね？
あれは衛星じゃなくてミサイルだから攻撃したのだって米国みたいですが…

お礼日時：2009/03/30 01:10

No.6 回答者： noname#101018 回答日時： 2009/03/29 16:53

まだテストでも確実に命中出来ているものではないんです。

だから「大丈夫か？」って物議を醸しているんです。
迎撃の詳しくは軍事系のサイトを当たってください。

ネットがあるんだから、ググりましょう！

この回答へのお礼

命中するかしないかというよりもそのためのシステムやシークエンスがどうなっているのか気になるところなんですよね。
昨日のTVでは役所のミサイル防災がどうなってるかやってましたが、
コンピュータへオンラインで警報が発令されたらまずその画面を印刷して印刷した紙を歩いて離れた部屋へ移動してFAXで各自治体へ送信するとか。
一刻を争う緊急事態なのにPCもメールも当然のIT時代なのにいったいなにをやっているんだろうって感じでしたよ。
かなりの時間を要して青森の危険地区へ連絡が到達するのはミサイルはとうに通過したか落下した後のことでした…
いろいろ難しいのでここでわかりやすく教えていただけたら幸いと思っています。

お礼日時：2009/03/29 17:07

No.5 回答者： noname#101018 回答日時： 2009/03/29 14:05

>日本が出来ることは最大限やってほしいものと思いますよ。

だから今可能な迎撃体勢をとっていますよ。それが出来ることです。
音速の何倍もの早さで飛ぶ長距離ミサイルを、
即座に打ち落とす技術は、つい最近開発が始まったばかりなのです。

この回答へのお礼

その迎撃態勢についてのことをもっと知りたく思いました。
迎撃開始時期は日本上空の大気圏内に落下してきたらですよね。
これはブースターロケットはもちろん本体のさきっちょであっても全てが目標ですよね。
そして大気圏内に領空侵犯してきたら即座に迎撃すべきなのにしばらくは出来ないようなことはないのかなって思ったんですよ。
飛行機や船がふらふら入ってくるのとは違って相手がミサイルなら時間はコンマ1秒単位で最重要項目でしょ？

お礼日時：2009/03/29 14:30

No.4 回答者： Bayonets 回答日時： 2009/03/29 13:29

ごく大まかに言って、領空は"領有する領土領海の上空の大気圏"までです。

http://ja.wikipedia.org/wiki/%E9%A0%98%E7%A9%BA% …

但し、弾道ミサイルはその弾道の中で地上200キロ以上の宇宙空間を飛翔します。
弾道ミサイルと衛星軌道を廻るロケットの区別は、発射角度と発射速度でします。

人工衛星も打ち上げ過程においては、周回軌道に乗るまでは他国の領空を侵犯することがないように海上に向けて打ち上げます。
フランスなどEUは南アメリカに打ち上げ基地をおいてますね。
ロシヤ中国は領土が広大ですので自国領土内で軌道に乗せられます。
北朝鮮が自国から他国領海領土にロケットの一部が廃棄落下するコースを選んで打ち上げるのは異例です。
このことから、日米は人工衛星であろうとも領空を脅かす飛翔体は迎撃する、と言ってるわけです。

>発射前や発射直後は無理でしょうけど日本に入ったら大丈夫かなってドキドキしながら見送るのではなくすぐに迎撃してはだめなんでしょうか？
最初から弾頭であると証明できれば可能でしょうが、人工衛星であると主張しているものを攻撃するのは拙いですね。

今回日本が迎撃しようとしているものは、ロケットーブースター(１段目)、飛翔体そのものです。
可能性としてはブースターの場合が高いですが、飛翔体そのものが失敗の為日本に落下してくることも想定しています。

なお、人工衛星、ミサイルどちらにしても高度な誘導航法が必要ですが、
周知の通り、北朝鮮製のそれは、電子パーツの殆どが日本から送られたものであると言われていますので意外と完成度が高いかも知れません。

日本はスパイ防止法もありませんし、国内に北朝鮮シンパは大量に存在しています。
さらに、堂々と北朝鮮のために働いているとしか思えない政治家や政党が公然と活動できる国です。
http://sankei.jp.msn.com/politics/policy/090326/ …

もっと滑稽なことに
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E7%84%A1%E9%98%B2% …
などもあります…

この回答へのお礼

領空は大気圏までですね。
北朝鮮が選択したミサイル軌道ははわざわざ日本を危険にさらしてチンピラの脅し行為みたいな感じでしょうかね？
やっぱ本当はもっと安全性の高い軌道も選択できたりしますか？
人工衛星でも落ちてきたらやっかいですし大気圏に入れば即座に迎撃したほうがよくないですか？
日本の国防意識は世界有数の低さですよね。

お礼日時：2009/03/29 13:47

No.3 回答者： ozunu 回答日時： 2009/03/29 12:36

通称「宇宙条約」によって、宇宙空間の領有は禁止しようと言うことになっています。

日本は文明国なので、この条約に則って、「宇宙空間の飛翔体」に領空侵犯を問うことはしないでしょう。
「宇宙空間」と「領空」の境がどこだかは知りませんがね。
なお、「宇宙空間の領有を主張しない」ことと、「宇宙空間で何をしても良い」というのは、同義ではありません。これを同義と解釈するのは蛮国の発想です。
とはいえ、国の安全や存亡、利害が絡めばお上品なリクツなど吹っ飛んでしまうのは、蛮国も文明国も変わりないことはご承知の通りであります。

この回答へのお礼

へ～宇宙条約ってのがあるんですか。
たとえば通過するのが米国上空宇宙だとしても米軍が撃ち落としたりはしない出来ないってことですね。
「宇宙空間」と「領空」の境は大気圏なんじゃないんですか？

お礼日時：2009/03/29 12:45

No.2 回答者： noname#101018 回答日時： 2009/03/29 12:23

大気圏外での通過は領空侵犯になりません。

大気圏内で、日本に落下する軌道をとれば迎撃は出来ます。
なんでもかんでも迎撃したば北朝鮮に口実を与えます。
だから厄介。
でも調べず訳も分からず、騒ぐのは思うつぼです。

この回答へのお礼

大気圏外は領空じゃないんですか。
大気圏内に入った時点で領空侵犯になって迎撃開始なんですね。
はたして日本の迎撃ミサイルはその大気圏までの有効射程距離はあるんでしょうかね？
なんでもかんでもというのでなくて領空侵犯したらという場合についてです。
思うつぼにならないようにしたいですけど、
高い税金払ってる分こんなときには日本が出来ることは最大限やってほしいものと思いますよ。

お礼日時：2009/03/29 12:31

No.1 回答者： wbhunt 回答日時： 2009/03/29 12:14

残念なことに（本体が）日本上空を通過する高度は1,000kmと言われています。

一方PAC３の有効射程高度は300km・・・

発射直後であれば、撃墜できる可能性もありますが、それだとただの「戦争」になっちゃいますよね(^_^;)

北朝鮮もそれを分かっていて強気なのでしょうから、たちが悪いです。

今のところ、ミサイルが予定外の軌跡（低い高度）で飛んでいるところを
迎撃するしか手はないのかと。

これも、過去にミサイル防衛システムの開発に反対した「つけ」かと思いますが。

この回答へのお礼

へ～射程距離が足りないんですね。
今回落下物を迎撃するのはその射程に入った時点ですぐなんでしょうかね？
上空でも何百キロ以上はもう空じゃなくて宇宙だからなにやってもいいとかあるのかな？
過去にMDに反対したから射程距離が短くなったということなんですか？

お礼日時：2009/03/29 12:21