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ファイルの入出力を言葉で表現する時は、読む場合は入力なので「読み込む」、書く場合は出力ですから「書き出す」というごく当たり前の用法を用いていました。

以前から新人などでたまに「書き込む」と間違って表現する人はいましたが、それが設計書など記述として残る場合には訂正してきました。
ところがインターネットの普及で掲示板が台頭してきた頃から、長く開発にかかわる人までもが「書き込む」を多用するようになってきたように感じていました。
掲示板に「書き込む」のはサーバへの入力だと納得できるのですが、ファイルは「書き出す」でしょう、という違和感。

で、先ほどMicrosoftのサポートサイトにファイルの「書き込み」とあるのを見つけました。
入力は「読み取り」となってます。

この入出力を表す言葉は既に変わってしまったのでしょうか。
今後設計書やマニュアルを書く場合、ファイル入力を「読み取り」、出力を「書き込み」とするのがスタンダードとなる(なっている?)のでしょうか。

A 回答 (5件)

さっきの1994年より古い本があったので


Windows版VISUAL BASIC入門って言うVB2の時の本にもファイルに対して「書き込み」って表記ですね。
この本は1993年の本です。

もう、質問者は「書き込み」が納得できないならめんどくさいから「ロード/セーブ」か「リード/ライト」あたりでも使ったら
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この回答へのお礼

いくつかの資料をご確認いただいたようで、ありがとうございます。

コンピュータという存在が今ほど一般的でない頃この業界に足を踏み入れ、「読み込み」はまだしも「書き出し」という専門的な用語になじみにくかったときに、それぞれの言葉が "In" と "Out" を明確に日本語で表現しようと先達が苦心して作り上げた言葉だったということを知りました。

「込み」という言葉には "in" という意味も含まれていますから、「書き込み」では "In" なのか "Out" なのかをはっきりと現しきれないということだったのでしょう。

ですから正確さ、明確さを必要とするこの業界でこういった理由があって作り出された言葉を大事にすることをこころがけています。
基礎となる設計書がいいかげんな言葉で作成されていてはまともなプログラム、システムが出来上がるとは思えませんから。

頭でっかちと思われようと新人を育てるのは先を歩いているものの役目です。
私自身もそうやって多くの人に育てられてきました。
ただ、育てられるのが迷惑だという人間の尻をひっぱたいてまで上に引き上げるような親切心までは私は持ちあわせていません。
「めんどくさいから」などと言う人間が作成したドキュメントは何も言わず訂正していますが、もちろん親切心からではなく見切りを付けたからです。

お礼日時:2009/04/03 01:56

「第二種共通テキスト6 ファイルとデータベース」と言う本において


「書き込み」ってあります。
ただパラパラめくって確認した程度ですけどファイルと言うより
記憶媒体に対しての説明でしたけど
(しかし、記憶媒体とファイルの存在は表裏一体なので問題ないでしょう。)
この本の第1刷発行は1994年になっています。
自分の持っているのは第7刷発行で1997年のものです。
(版は同じ第1版なので改訂はなしでしょう。)


>ところがインターネットの普及で掲示板が台頭してきた頃から、
1994年ならその前ですよね。
個人的に
>インターネットの普及で掲示板が台頭してきた
になってきたのはWin95発売後。特にIE4が発表された前後の頃からだと思いますから

>以前から新人などでたまに「書き込む」と間違って表現する人はいましたが、それが設計書など記述として残る場合には訂正してきました。
質問者の頭でっかちのせいで迷惑した新人が多くいそうでかわいそうです。
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>読む場合は入力なので「読み込む」、


>書く場合は出力ですから「書き出す」

>以前から新人などでたまに「書き込む」と間違って表現する人はいましたが、


そうでしょうか?
昔から「答案に赤ペンで点数を書き込む」とも言います。主体の問題です。

「私はデータを○○から出力して、ファイルへ書き込む」
「○○がデータをファイルへ書き出す」

ファイルに新しいデータを入れるのですから、入力で書き込むという表現に間違いはありません。

社員リストファイルに新しく入ってきた社員データを追記する場合はファイルにデータを入力しますよね?自分の脳や手元のリストから見ればデータを出すのでしょうが、ファイルから見れば書き込むで問題ありません。

一方、買ったCDから音楽データを取り出す作業はファイルからデータを読み取ると言えます。
「CDに入っているデータを読み取る」
「本に書いてある筆者の意見を読み取る」
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この回答へのお礼

回答をありがとうございます。

答案やCD、本などの例を出していただきましたが、#2の方へのお礼に書きましたように「ファイルの入出力」という観点で設計書を作成する時の用語を確認したかったのです。

お礼日時:2009/04/03 01:51

UNIX系では、読み込むのはコンソールへの"標準出力"と呼ばれていますね。


キーボードからの文字列の入力が"標準入力"になります。

私の解釈では、例えばExcelをCSV形式で保存する場合、ExcelというプログラムがCSVファイルを出力するので
"書き出す"でないと違和感がありますが、
vi hoge.txtとする場合、hoge.txtへキーボードを使って入力を行うので、書き込むだと思っています。
(viが標準入力をhoge.txtへ書き出している・・・・よりは、viで書き込みましたの方がすっきりしている?)

echo "foo" > hoge.txtなどは、コンピュータはechoの結果をhoge.txtへの出力してますが、
人間の意図はhoge.txtへ入力することになりますので、主体となる実行者(人間orプログラム)によって表現が異なって良いのでは。
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この回答へのお礼

回答をありがとうございます。

UNIX系で開発を行う場合「読み込む」という動作は「入力」です。
ファイルの内容をコンソールに表示する過程をご理解になっていないのだと思います。

操作マニュアルや外部仕様書の場合は主体が操作者になることもあるのでそれなりの表現をしますが、ファイルの入出力といった観点でドキュメントを記述する場合は「ファイルから入力」、「ファイルに出力」ですね。

お礼日時:2009/04/03 01:50

「書き出す」の方がおかしい感じがします。

「書き出す」でも「書き込む」でもどちらでもいいように思います。

ファイルは出力装置ではなく「記憶装置」です。

特に内部ハードディスクなどはコンピューター内部に記憶するから「書き込む」と言えるかもしれません。

プリンターは出力装置です。

出力装置に書き出すなら書き出すでしょうが、記憶装置であるファイルには、書き込む、書き出す、場合によってどちらでもいいのでは?

あるいは、内部記憶装置には書き込む、外壁記憶装置には書き出す?
どちらでもいいような気がしますが。
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この回答へのお礼

回答をありがとうございます。

せっかく回答をいただきましたが、「感じがする」、「どちらでもいい」で設計書やマニュアルを含むドキュメントを作成すべきではありません。

口頭での説明、質問、打ち合わせなどであればあいまいな言葉を使用しても話の流れで察することが出来るし、判断が付かなければ発言者に確認することが出来ます。

しかしドキュメントとして残す場合はそれが必要とされた時、作成者がその場にいない可能性があります。
ドキュメント上ではひとつの意味に対して使用する用語は常にひとつであるべきだし、ドキュメントを読むであろう不特定の人がその用語が指す意味を明確に察するようなものでなければいけません。
ただ言葉は時代によって変わっていきます。開発の業界でも意固地に古い知識にしがみついていれば必ず時代の波に取り残されます。
ですから今のスタンダードはどうなっているのかを知りたく、質問をしたわけです。

また、ファイルは「装置」ではありません。これは時代による言葉の変化でもありえません。
ファイルを装置として扱うようなドキュメントでは混乱を招いてしまいます。

お礼日時:2009/04/03 01:48

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