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プロモーター領域の中でも,特にヌクレオソーム非存在領域(nucleosome-depleted region: NDR)のメチル化が遺伝子発現の抑制に関与しているという説明文を見たのですが,『ヌクレオソーム非存在領域』の意味がいろいろ調べてみた結果よく分かりませんでした(調べ方が悪いのかもしれませんが,なかなか見つからなくて…)

これはどういう領域を指しているのでしょうか?
ご存知の方がいらっしゃいましたらご教示お願いいたします.

A 回答 (1件)

文字通りの意味ですけど、どこが不明瞭でしょうかね? 質問をかん違いしてとんちんかんな答えをしたら済みません。


ヌクレオゾームはDNA200bpごとに一つ密度で分布しています。しかし、ヌクレオゾームは全くでたらめに分布しているわけではありません、またゲノムの全てで一様と言うわけではありません。どの遺伝子のどこに(ヌクレオチド単位で)ヌクレオゾームが存在しているかはたくさん報告がありまして、それをヌクレオゾームポジショニングと言っています。そしてヌクレオゾームがかなりの長さに渡って一つもないと言うような領域もあり、そこをヌクレオソーム非存在領域とよぶわけです。
ポジショニングについては、最近Lee W,らが高分解能ゲノム解析(Nucleosome positioning and gene regulation: advances through genomics.、NatGenet. (2007 ) 39 , 1235-44)の結果を報告してますのでどんな物か見てください。また最近のレビューがNat Rev Genet(Nucleosome positioning and gene regulation: advances through genomics., Jiang & Pugh, (2009),10,161-72.)に載ってます。
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この回答へのお礼

参考文献も提示していただき助かりました。ぜひ参考にさせていただきます。簡潔に説明していただきありがとうございました。

お礼日時:2009/04/15 12:55

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