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キューバは、かつては砂糖に頼ったモノカルチャーの国と言ってもよかったかもしれませんが、今ではどうなのでしょうか?

現在は、地理データファイルを見るとニッケルが46%くらいしめてるみたいなんです。でも、参考書には「キューバは砂糖に頼ったモノカルチャーの国」と書かれています

この記述って、誤りじゃないのかな、と思うんですが、どうなんでしょうか?よろしくお願いします

A 回答 (1件)

誤りだと思います。



現在、キューバの主要産業は観光とニッケルです。砂糖も未だ重要な産業ではありますが、観光とニッケルに比べれば、その収入の割合は低いものになっています。
そもそも2001年の時点で既にニッケルの輸出は、キューバの輸出額の27.8%と、その四分の一以上を占めるまでになっています。ちなみにこの時、砂糖は32.5%。
この後も輸出に占めるニッケルの割合は高くなり続け、砂糖は価格の低迷もあって輸出額に占める割合は低くなり、現在は13%程度です。
しかも近年、観光産業はニッケルの輸出よりも多くの収入を上げ、キューバ第一の産業となっています。
キューバは既に砂糖だけに頼った国ではなくなっています。

その参考書がいつ発行されたか、または何年のデータを基に書かれたかが問題でしょう。
どちらにしろ古いデータを基にしたものだと思います。

余談ですが、今年度はおそらくキューバのニッケルによる収入は減るでしょう。
近年、キューバのニッケルによる収入が増え続けていたのは、外国資本が入って開発が進んだ事と、金属価格の高騰によるところが大きかったのです。
しかし、急速な世界的不況の到来により、金属価格は暴落しました。ニッケルの価格も暴落しており、一年前の価格に比べ、今はその五分の一以下です。
ですからニッケルの価格がこれから急速に上がりでもしない限り、キューバのニッケルでの収入は相当落ち込む事になるでしょう。
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この回答へのお礼

キューバも、どんどん変わりつつあるんですね
本当にすぐに情勢が変わっていくな、って思いました
こうして、いろいろ教えてもらって、一面的な知識だけでなく、なんとなくイメージとして理解できた気がします
本当にありがとうございました

お礼日時:2009/04/08 22:52

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