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戦闘機はたいがい単座ですが、
百式司偵、零式観測機は2名、零式3座水偵、彩雲は3名
97艦攻、天山は3名
99艦爆、彗星、流星は2名
と乗員が異なるのですか。

操縦士と無線手兼爆撃手(兼後方旋回機銃手)で2名で足りるのではないのですか。
爆撃しながら機銃を撃ったり、無線連絡をするとも思えません。3座でなければならないのはなぜですか。

A 回答 (3件)

対艦戦闘の場合、


(1)敵の迎撃機に対応しつつ
(2)適切な攻撃位置に自機を導き
(3)攻撃を行う
ことになります。操縦士は主に(2)を、機銃手は主に(1)を、
爆撃手は(3)を担当する事になりますね。
2人で分担できるかどうか微妙だと思いますので、コクピットの
スペースや推進力・機体強度・バランスといった条件が許せば
乗員は3人の方がいいでしょう。その方が余裕を持てる訳ですから。
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No.1様、No.2様の明確な回答がありますので、


補足程度に、、。

艦爆は、急降下で攻撃します。操縦と射爆照準は操縦手が行います。
艦攻は、低空水平での雷撃と、高高度での水平爆撃をします。
水平飛行での雷爆行動、照準は時間がかかり、敵機の攻撃にも晒されます。
同様に偵察機の索敵、記録行動も時間がかかり、敵機の攻撃にも晒されます。
つまりは雷爆照準(偵察撮影)と後方警戒を同時に行う事に、危険があるからだと思います。

同時期の他国の艦攻、艦爆等、同様の人員配置ですね。
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基本的に軍用機の場合、人的リソースを有効活用できるように、搭乗員は必要最低限に抑えた設計となっています。

そんな中で乗員を1~3名にしているのはやはりそれなりの理由があります。

まず戦闘機についてはご質問者様のおっしゃるように大抵は単座ですが、WW2初期の英海軍のように艦上戦闘機はなにも目印のない海上を飛ぶのだから操縦士以外に航法士が必要と考えていたところがありました。おそらくは同様の理由で長距離侵攻用の双発戦闘機も複座が多いです。もっとも鈍重な複座双発戦闘機は軽快な単座戦闘機に駆逐され廃れて行きましたけれど。

艦爆、艦攻についても基本的に操縦士以外に航法士、攻撃担当、旋回機銃担当などが必要ですが、艦爆(多くは=急降下爆撃)の場合は、操縦士=爆撃担当、航法士=機銃手の2名、艦攻では、操縦士と魚雷担当が別の場合が多いために3名となっているケースが多いように思います。魚雷は爆弾よりも調整などが煩雑だったからではないでしょうか?

最後に偵察機/観測機についてですが、これらの機種は前出の機種と異なり大抵単独行動が基本です。そのため航法士の重要度はより上であり、専任の航法士と操縦士、無線/機銃担当の3名が多いのではないかと思います。対する観測機は比較的行動範囲が狭いので2名で十分と考えられたのではないでしょうか。
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