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私は、キリスト信仰における《三位一体》を、普遍的位相とは認めるものの(キリスト教全会派に共通する教義ではない)、三位のそれぞれの位格が、等質かつ等価であるとの見解を、咀嚼しかねております。

 もちろん、会派ごとの教義は尊重します。しかしながら、私自身がプロテスタント無派閥に所属していた、元不良信者であります。通っていた教会では、三位一体を大変に重視していましたが、私が師に、「《主》とは、すなわち〈父なる神〉ではないのか?なぜ新約では、《主イエス・キリスト》に変わっているのか?〈人の子〉が、なぜ救世主を超越して、《主》と呼ばれるのか?〈御霊〉は、キリストの血によらなければ授けられないのか?」と問い質すと、逆に不信仰を諌められてしまいました。

 そこで、皆さんにお尋ねします。

【Q-1】 〈父、子、聖霊〉、それぞれの、役割とは何でしょうか?

【Q-2】 〈父、子、聖霊〉、それぞれは、等質といえるでしょうか?

【Q-3】 〈父、子、聖霊〉、それぞれは、等価といえるでしょうか?

【Q-4】 〈父、子、聖霊〉、それぞれが、等質でも等価でもないとしたら、どれが最も重要なのでしょうか?

【Q-5】 《三位一体》とは、何でしょうか?

 以上、皆さまの私見でもかまいませんので、よろしくお答え願います。

A 回答 (31件中31~31件)

カトリックの考え方ではなく、キリスト教本来の三位一体についてです。


(カトリックの言う三位一体は、近世以降にこじつけたもので、意味をなさないと考えるためです)

キリスト教の歴史的経緯からしますと、
父=神
子=人間
聖霊=天使(人間を導く使命を帯びた者)
であり、三位一体とは、イエス・キリストを指します。

それゆえ、父と子と聖霊は、等質でも等価でも無く、父、すなわち神がもっとも重要になります。

三位一体とは、キリストは、神性(父)を帯びた人間(子)であり、人を導く使命(聖霊)者であるという事です。

正教会では、子が人間であるため、聖霊が子から生ずる事は無く、父(神)より生ずる事になります。
しかしキリストを神と誤って布教してしまったカトリックでは、聖霊が父と子より生ずるとせざるをえなかったのです。
しかし、このことが、カトリックで確定するのは、近世以降であり、それまでは、アヤフヤな存在でした。

イスラムでは、聖霊=天使として扱われており、悪の聖霊(堕天使)は、ジンと呼ばれています。

この回答への補足

なぜカトリックは、キリスト(子)を神としてしまったのでしょうか?よろしければお答え願います。

補足日時:2009/06/03 08:41
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この回答へのお礼

ナカムさん、ご回答いただきありがとうございます。私も、キリストは神性を帯びた存在だと捉えて、仮に神としても、父と同格とされることに、違和感を持ち続けていました。なんかカトリック主導の三位一体論が幅を利かせていますね。しかし、キリストが聖霊のバプテスマを与えると言っていたのは、少し気掛かりです。

お礼日時:2009/06/03 08:54
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