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漢検の「熟語の構成のしかた」で、答え合わせをした後頭を悩ませる単語が2つございます。「熟語の構成のしかた」の問題のスタイルはリンク先をご覧ください。
ウの選択肢は<ウ 上の字が下の字を修飾しているもの (例:洋画)>,
エの選択肢は<エ 下の字が上の字の目的語・補語になっているもの 例:(着席)> です。

「次の熟語は上のア~オのどれにあたるか、一つ選べ。」
というスタイルの問題なのですが、ほかの単語については理解できますが、「来賓」と「惜別」に関してはなぜ正解がそれぞれウとエになるのかわかりません。それぞれウとエになるのは理解できます。「来賓」は「来た賓(客)」、「惜別」は「別れを惜しむ」と解釈できますから、納得です。しかし同時にそれぞれエとウでも正解ではないでしょうか?こう解釈するのです。「賓(客)が来る」「惜しい別れ」。
皆様のお知恵を拝借いたします。




http://1kanjikentei.blog55.fc2.com/blog-entry-71 …

A 回答 (3件)

中国語の語順と英語の語順はよく似ていて主語+動詞+目的語の順で構成されているというのをまず意識しておきます。



(日本語と違うところは動詞+目的語のところなんですね。)

ご存知のように目的語よりも前に動詞がくるわけです。

これがまず基本と考えて、

来賓の場合、仮にこれが動詞+目的語(エ)であるというならば「賓を来させる」という意味になりますよね。

でも、来賓の意味は「賓を来させる」ではなく「来た賓」ですから(ウ)が正しいのです。


次に惜別ですが、

辞書で調べてみますと「別れを惜しむこと」であり、「惜しい別れのこと」ではありません。

別れを惜しむが正しいわけですからこれを動詞+目的語の順番に書き直した「惜別」は(エ)と考えられますよね。
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 確かに古代中国語(漢文)では


  「来賓」と「賓来」 
  「惜別」と「別惜」
は同じといってかまいません。
  来たお客 お客が来たこと
  惜しい別れ 別れを惜しむこと 別れが惜しいこと
という意味です。しかし、漢検は「漢文」の試験ではなく、あくまでも日本語としての漢字・漢語の用法を問うものです。
 日本語としての漢語は名詞です。「来賓」も「惜別」も、まず、名詞である、として捕らえてください。その次にそれぞれの漢字のふつうの和訓が何であるか考えてください。
   来 くる 自動詞   賓 きゃく(まろうど) 名詞
 「来賓」が名詞なので 和訓は単純に「くるきゃく」となります。
   惜 おしむ 他動詞  別 わかれ 名詞 おしむノ目的語
 「惜別」が名詞なので、和訓は他動詞と目的語の関係であることが明瞭になるように「わかれをおしむこと」という名詞句になります。  

 要するに、「修飾する」「目的語」「補語」というのは古代中国語の文法概念ではなく、現代日本語の文法概念なのです。
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こう云うものは、後から解答にそった考え方をすると云う事になるのですが…。


「来賓」…「来た賓(客)」ここで、この熟語は普通お見えになった(なる)方をさし、お見えになる(なった)事は「来客」と云います。
熟語の意味だから「ウ」でしょう。
「惜別」…「別れを惜しむ」…、惜しむ気持ちです。この熟語も「惜しむ気持ち」に力点があります。「惜しい別れ」では、「別れ」に力点が入る事になりずれるのでは…。

如何でしょうか?
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この回答へのお礼

回答ありがとうございました!
うーん、もう一声お願いします。

お礼日時:2009/06/05 16:39

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