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RNAとタンパク質発現の乖離について質問させてください.
元来その組織、細胞には発現しないタンパク質が発現する状態、いわゆるタンパク質の異所性発現は,mRNAも発現していたと思います.
質問は、「mRNAが発現していないのにタンパク質が発現する事」ってあるのでしょうか?あるとすればそのメカニズムを教えてください.
お願いします.

A 回答 (2件)

具体的な観察事実等、ご質問の背景をもう少し補足頂けますでしょうか。

差し支えなければですが。
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この回答へのお礼

おくれてすみません。
現在、非常に気になっているタンパクAがあるのですが、ある施設からでた論文では「生検組織より抽出したmRNAよりRT-PCRをおこなったところxx癌組織ではAのメッセージは発現していない.よってxxの発癌、進展にAは関与していないだろう」という結論でした.また別の施設からでた論文は「免疫染色を行ったところxx癌では(正常部と比較し)タンパクAが高発現し、それは癌の進展に関与していた。」という結論に至っております.どちらも間違いでない場合、一般的にどの様な事が考えられますか(後者の論文では抗体の特異性については前もって確認しているようです).それともそのような事象は、理論的に全く考えられず、どちらかがデータを誤って解釈しているのでしょうか.

繰り返しますが、決してどちらの論文が正しいか、という質問ではありません。そのような現象が起こりうるのでしょうか、という素朴な疑問です.
よろしくお願いいたします.

お礼日時:2009/06/09 06:15

>mRNAが発現していないのにタンパク質が発現する事



常識的に考えて、無いと思います。

ただ、この世には「検出感度」というものがありますので、
mRNAが検出できない量存在していて、タンパク質がそれから多く翻訳されれば、あり得るかもしれません、私には実際の経験はないですが。

適当な予想ですが、、、
xx癌組織とありますが、同じ場所にできる癌であっても、その癌の由来となった細胞が違ったりした場合、性質が異なると思います。
またまた、癌のステージによって発現する遺伝子の違いはあると思います。それによって転移しやすくなるとか、血管を引いてくるとか。

質問者様の提示された情報だけでは何とも言えませんので、適当です。
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この回答へのお礼

由来細胞については同一と考えていいと思うのですが、なるほど、検出感度ですか.その点について注意しながらもう一度論文を読み直してみます.
ステージの違いについては、そうですよね。論文内では分化度だけで話を進めていたと思いますので、もしかしたら同じ分化度でもステージの違いによって発現量が変わってくる可能性もありますね.

ありがとうございました。

お礼日時:2009/06/11 09:35

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