プロが教える店舗&オフィスのセキュリティ対策術

過去の質問の回答ではどうもしっくり来なかったのであえて質問させていただきます。

ディーリングによってどのように社会に貢献するというか社会の発展に寄与するかと言う事を教えていただきたいのです。

物やサービスを提供するのであれば成果物とでもいいましょうか、そういうものが存在します。銀行やノンバンクの貸付でも借りた側が利益をだして利子を返すという意味で社会に貢献していると思うのですが、ディーラーというかディーリングというかその相場を利用した取引自体にどのような社会的意義があるのかわかりません。

以前投機家と呼ばれる人たちの存在意義は株式なり為替における適正なレートから外れたレートになっている時に積極的にリスクを取ることで是正しその分の利益を得ると聞いた事があります。
ただし、これは取引のレートの話であってそこから社会的な意義を見出すのは凄く遠い話というかアバウトには理解しても社会と直結しているというイメージがもてません。

どうぞよろしくお願いします。

◆回答として期待しないものとして
・利益を出したい顧客がいるからディーリングがある
・稼ぐためだけにやってます
・職業に貴賎はない
・社会的意義はない
という回答はナシでお願いします。

A 回答 (4件)

為替取引などでは軍人と同じ意味合いでしょうね。

ほっとけば外国のやりたい放題で、これをしないとその国は大きな損を被ることになる。きっとアメリカが毎年大きな損を被るようにならない限り、これは続けられるでしょう。あとは「あれがいいのになぜこれはダメなんだ」からの派生や資本主義の理念に乗っ取った自由な市場の拡大といった所でしょうか。以前、竹中チームの一員が「ユニクロは利益率8割以上の衣服を販売している、なぜ金融でこれをしてはいけないのだ、高利子を規制するのは間違っている」と言っていました。
    • good
    • 0

営利を目的とする団体・個人は当然のことながら、最大の目的は社会的意義ではなく、利益です。


ただ、利益が出ればどんな手段をとってもいいわけではないので、合法的にお金をいただくために社会的意義を利用します。
つまり社会的意義は目的ではなく手段であって、必ずしも必要なものでもありません。

人の存在意義が人によって様々、また意義のない人もいるようなものです。

でも、株式や為替のディーラーに関して社会的意義がないとは思えません。

まずはすべての営利団体に通ずる「法人税」や「所得税」が挙げられますね。

また、銀行だって市場で株式を売買するので、運用益による「利息」に社会的意義を見出せるのであれば、株式や為替も同等の意義があります。
(言ってみれば株式市場にお金を貸しているようなものですしね。)

もちろん、市場の価格調節機能もあるでしょう
(本人が社会的意義を意識した結果でなく、営利を目的として付随する効果)

さらに、眠っているタンス預金などの資金を市場に融通させることも、経済に(基本的にはプラス)影響を与えます。

ただ、社会的意義というのはとても曖昧で、それが社会的意義に当たるかどうかを決めるのは社会であり個人です。
共通認識というのは難しいと思います。
    • good
    • 0

探索コストと取引コストの問題であると思います。



商品の価格もそうですが、株価が上下するのは需要と供給のバランスによります。
供給に対して需要が多ければ株価は上がりますし、需要が少なければ株価は下がります。

これはアダムスミス以来の、需要曲線と供給曲線の交点で価格が決まるからだと考えられます。
しかし、これが成り立つのは市場が完全市場である時です。すなわち、市場に売り手と買い手が無数に存在し、商品(株)の情報が瞬時に市場全体に伝わり、取引コストがゼロのときに成り立つのです。

ディーラーが存在しないと、株の情報が市場に効率よく伝わりません。従って、ある会社の業績が向上し株式の価値が上がっても、その情報が市場全体に伝わらないため、株式価格は上昇しません。逆に業績悪化により株式の価値が下がっても価格は下がりません。
その結果株式を買うリスクが上昇します。リスクが増えると買い手はその分価格が安くなければ買おうとしなくなるでしょう。その結果需要曲線は下方へ移動します。

また、ディーラーが存在しないとどこにどんな会社がありどんな株式が発行されているかを投資家は自分で調べなければならなくなりますから、探索コストが上昇します。とすると、購入価格も探索コスト分安くならなければ買いたがらないでしょう。
その結果需要曲線はさらに下方へ移動します。


取引コストは誰が負担するのでしょう?ディーラーが存在すると、ディーラーへの手数料という形で、投資家が負担しています。ディーラーが存在しなくなると、企業が直接投資家へ株式を販売することになります。企業は株式の取引を行なう部門を作らなければならなくなり、そのためにコストが発生します。投資家は企業から直接株式を購入する時に手数料を取られることを嫌がるでしょうから、手数料は企業が負担することになります。また、ディーラーは多数の企業の株式を、多数の投資家に提供していました。そのためあたかも卸売業者のような役割をしており、市場全体での取引の総数を減少させていました。(取引数量最小化の原理)この卸売としての機能がなくなるので、市場全体での取引コストが上昇します。これを各企業が負担するので、企業が負担するコストはさらに増加します。とすると、企業は株式の価格を取引コスト分上乗せした価格で販売しようとするでしょう。
その結果、供給曲線は上方へ移動します。

需要曲線が下方へ移動し、供給曲線が上方へ移動すると、その交点は左方へ移動します。
つまり、市場に出回る株式の量が減少し、供給者余剰と消費者余剰がともに減少するので、社会全体の余剰(利益)が減少してしまいます。


結局、ディーラーが存在しないと探索コストが上昇するため、投資家はディーラーが存在する時より株価が安くないと買おうとせず、また取引コストが上昇するため企業はディーラーが存在する時より株価が高くないと株式を売りたがらなくなります。その結果、株式の流通量が減少し、株式による社会全体の利益が減少します。

ディーラーの存在意義は、株式の流通を促進させ、株式による社会全体の利益を増加させることであると考えられます。
    • good
    • 1

流動性を構築してくれることは重要です。



株式の流動性が極端に落ちると、買いたいときに売り手不在で買えない、売りたいときに書い手不在で売れないことになります。
株を買って(企業に出資して)も、それを現金化しようと思った時に現金化できるか分からないし、価格形成もいくらがつくのか分からない。そうなったら出資することを嫌がる人がたくさん出てきます。

その結果、株で資金を集めてビジネスを開始することが難しくなります。上場するなら市場から資金を集められますが、非上場で株の買い手を見つけるのは困難です。株による資金調達が困難になるということは経済発展の大きな阻害要因になりますね。

投機家消滅
→流動化低下&不安定な価格形成
→株式市場の衰退
→株による資金確保が困難に
→起業や資金調達困難に
→企業活動衰退
→経済衰退


株式市場の取引が活発であるということは資本主義的な経済発展には重要です。



>社会と直結しているというイメージがもてません。

直結していませんから。
国民が食事に気をつけるようになると国民の税金負担が減るのように間にいくつかのステップを経ての関係性です。
    • good
    • 0

お探しのQ&Aが見つからない時は、教えて!gooで質問しましょう!