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米英・イラク戦争に係る議論の中で、その基本的要因の一つにイスラエルが挙げられることがあります。
その意味が理解できないでいます。ぜひ教えてください。

また、アメリカがイスラム諸国から嫌われる原因の一つに、イスラエルに対するあからさまな“えこ贔屓”があります。イスラエルはユダヤ教徒の国。キリスト信仰を否定し、イエスが救世主(キリスト)であることを認めません。イエスが十字架にかけられたのもユダの裏切りのせいでした。一方、アメリカはキリスト教徒の国。イスラエルとは宗教的に敵対関係にあって然るべきなのに、なぜ、えこ贔屓といわれるほど庇護するのですか? お教えください。

A 回答 (5件)

最大の理由は、中東の石油の支配です。

アメリカにとって死活的な国益である石油は中東地域に偏在しています。ここに政治的・軍事的影響力の拠点となる友邦を持つことは、安全保障上、絶対不可欠の要請です。

また、アメリカの指導層(以外に狭いコミュニティーです)のユダヤ系の実力は侮りがたく、ユダヤ人国家の存続を危くするような政策は政治的自殺行為とされています。
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この回答へのお礼

ご回答、ありがとうございます。
要するに、結局は政治経済的利害得失上の判断ということなんですね。そうならそうとハッキリ言えばいいのに、と思います。正義とかテロとか目くらましみたいなことを言わないで...。

お礼日時:2003/03/23 12:11

アメリカ国内にイスラエル系の白人が沢山いて、


大きな選挙圧力になっているのでしょう。
それからやはり白人優越主義は拭いきれないものなのでは?
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この回答へのお礼

ご回答、ありがとうございます。
それにしても、アメリカって、薄気味悪いほど単細胞ですね。そう言えば、その昔、大真面目で禁酒法を施行したり、赤狩りをした国ですから、DNA的に不思議じゃないですが。

お礼日時:2003/03/23 12:32

参考程度に



これは難しい質問ですね。ユダヤ人のヨーロッパ放浪からイスラエル建国の歴史に深くかかわったのはヨーロッパの人々ですね。イスラエル建国の原動力はヒットラーの弾圧で、現在のイスラエルの地での建国の保証をしたのがイギリスのチャーチル首相ですね。アメリカは第二次対戦後にユダヤの民をヒットラーの弾圧から解放はしましたがそれほど深くかかわっていたわけではありませんね。むしろユダヤ系アメリカ人にあるイスラエルへの思いでしょうか。ユダヤ系アメリカ人はアメリカのメデイア系、金融系を支配していますね。この方たちの資金力がアメリカの政治を動かしているということかと思います。今回のイラク戦争でもイギリスは参戦していますね。長い間、中東はイギリスの植民政策のもとにあったのですね。イギリスのかわりがアメリカということでしょうか。
それから宗教問題の点では、キリストの聖地でもありますので、聖地を守る国への援助という観点もありますね。聖地は宗教戦争ではなく理解できる国民が守っているということでしょうか。聖地へは自由に行きたいということですね。イエスにはユダという名の弟子は2人いたのです。それからキリスト教をローマで広めたパウロもユダヤ人ですから。今でもローマ法王はパウロでしょう。だからユダヤ人がどうのというのは一部の方々の間違った考えですね。
漠として参考にならないかな。
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この回答へのお礼

ご回答、ありがとうございます。
詳しくご解説いただき、感謝しています。とても助かりました。大いに参考にさせていただきます。
宗教的な部分での疑問については、アメリカ人は、信仰とお金を天秤にかけて、単純にお金を取ったということなんだな、と今では理解しています。プラグマティズムの面目躍如ですね。

お礼日時:2003/03/23 12:42

米英イラク戦争に、イスラエルが絡んできた場合、


中東戦争(イスラエルと中東諸国の戦争)にアメリカが巻き込まれてしまう形になり、
本来ならば、イラクのみが敵であるはずなのに、
中東諸国すべての反発を買ってしまう可能性があります。

湾岸戦争ではイスラエルの口出しを抑えられたために、
そのような中東対イスラエルの構図に
アメリカが巻き込まれることが避けられました。

イスラエルは、多大な援助をうけたユダヤ人への見返りとして、
(ユダヤ人は商才にたけ大富豪が多いので)
アメリカが中東諸国の抵抗を押し切り強制的につくった国なので、
それを排除しようとする中東諸国と、長い歴史の中でようやく手に入れた自国を守ろうとするイスラエルとの間で、何度も中東戦争が起きました。
えこひいきするのは、ユダヤ人には富豪が多く、
アメリカ政府に圧力をもっているためだと思います。
また、
例をあげれば、チェイニー副大統領などは、
ブッシュ政権の中枢に入るまで、
アメリカのイスラエル系軍事研究所「国家安全保障問題ユダヤ研究所」の顧問などもしていました。
この研究所は、アメリカはイスラエルと組んで、イラクのほかイラン、シリア、サウジアラビアなどの政権も転覆させた方が良い、といった主張を展開していたのです。
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この回答へのお礼

ご回答、ありがとうございます。
的を得た、わかりやすく客観的なご説明をいただき、感謝しています。
日本人が、アメリカ・イスラエルの宗教的背景について確たる事情を把握するのはむずかしいでしょうね。
でも、ユダヤ教がキリスト教を(というより、イエスがキリストであることを)全面否定しているのは周知のことですから、クリスチャンの国アメリカがユダヤ教の国イスラエルを、みっともないほどあからさまに庇護するのが奇妙だったのです。

お礼日時:2003/03/23 13:01

イスラエル人や在米ユダヤ人に、強力な資本家がたくさんいるからという直接的な理由もあると思います。

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この回答へのお礼

ご回答、ありがとうございます。
お陰さまで、ご指摘のポイントが本件の基本にあることはよく理解できました。

お礼日時:2003/03/23 13:03

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