アプリ版:「スタンプのみでお礼する」機能のリリースについて

「かっぱ」、「なっとう」、「買った」など、詰まる音(促音)を表す時には小さい「つ」が使われます。
どうして「っ」なのでしょうか。小さい「ぴ」でもいいじゃないですか。

A 回答 (5件)

日本語を学習している外国人の方ですか?



「かっぱ」の「か」と「ぱ」の間の音は,たしかに「つ」と同じ口や舌の動きはしません。初めて習う人は,「p」(ぴ)だと思うのは当然だと思います。たしかに,ローマ字では kappa と書きますから,発音どおりになっています。「っ」を書くのは,約束事や決まりだと思うしかなく,日本人は小学校でそういうふうにしか習いません。

「なっとう」nattou「買った」katta は,うしろがタ行の「と,た」なので,こちらのほうは「っ」と書いてもあまり違和感は感じないのではありませんか?
    • good
    • 1
この回答へのお礼

わたしは日本人です。
言われてみれば、kappaのpに対応する文字で表す方が妥当ですよね。
あと、「ぴ」でもいいじゃないですかの「ぴ」は適当です。特に意味はありません…
回答ありがとうございました。

お礼日時:2009/06/14 18:11

面白い質問ですね。

「っ」である必然性は何もないと思います。

下記 URL には、

仮名のム(ワタムテ〔渡〕)、ツ
記号∨(ノホ∨テ〔昇〕)
などが使われたこともあり、最終的に戦後「っ」「ッ」と小さく書くのが一般化した。

と書いてあります。

http://100.yahoo.co.jp/detail/%E4%BF%83%E9%9F%B3/

参考URL:http://100.yahoo.co.jp/detail/%E4%BF%83%E9%9F%B3/
    • good
    • 0
この回答へのお礼

ですよねー。
記号∨や仮名のムであった理由も知りたいですね。
ありがとうございました。

お礼日時:2009/06/14 18:19

 平安時代 


  とる(取る)+て の 「とりて」が torite → totte
  もつ(持ち)+て の 「もちて」が motite → motte
と変化します。これを今では「促音便」といって、「り」「ち」が「促音」に変化した、と考えますが、当初は「促音」は独立した音とは意識されず、 単に t音が長く発音されるか、短く発音されるかの違いで、mote も motte も同じ発音として「もて」と表記されました。

 漢字の発音にも似たようなことがあり、実際の発音と表記は次のようになります。かな一字であらわせないものは漢字をそのまま書くのが本則だったようです。

国家 kokka  こか /失格 chitkaku 失かく/十戒 jipkai  十かい   
国体 koktai  国たい/失態 chittai  したい/十着 jiptiaku 十着
国風 kokpung 国ふ /失敗 chitpai  失はい/十歩 jippo   しほ 
国老 kokrau  国らう/失礼 chitrei  失れい/十両 jipriang 十両
国語 kokgo  国こ /失言 chitgen  失けん/十号 jipgau  十かう
国文 kokbun  国ふん/失望 chitbang 失はう/十番 jipban  十番
諸国 chiokoku そ国 /遺失 iichitu  い失 /二十 nijipu  に十

 これが室町時代ごろになると次のようになります。
  
国家 kokka  こつか /失格 shikkaku しつかく/十戒 jikkai  しふかい   
国体 kokutai こくたい/失態 shittai  しつたい/十着 jitchaku しふちやく
国風 kokfuu こくふう/失敗 shippai  しつはい/十歩 jippo   しつほ 
国老 kokurau こくらう/失礼 shitsurei しつれい/十両 juuryau  しふりやう
国語 kokugo こくこ /失言 shitsugen しつけん/十号 juugau  しふかう
国文 kokubun こくふん/失望 shitsubau しつはう/十番 juuban  しふはん
諸国 shokoku しよこく/遺失 iishitsu いしつ /二十 nijuu   にしふ

 結局 tsu も 促音も 「つ」で表記されるようになりました。

----------

河童 は kawa + wappa
納豆 は naptou → nattou → nattoo

買ふ+て は
 kapite → kafite → kawite → kawte → kaute → koote (上方)
 kapite → kapte → katte (坂東)
    • good
    • 0
この回答へのお礼

回答ありがとうございます。返事が遅れすみません。
歴史的な面での詳しい説明ありがとうございます。
参考になりました。

お礼日時:2009/07/03 23:24

単純に、


促音だけを発音しようとすると、
その名の通り、息を詰まらせる感じで、
他と比べ「つ」の発音に一番近い気がするので
妥当だと思うのですが。
    • good
    • 0
この回答へのお礼

回答ありがとうございます。お礼が遅れすみません。
発音の面で考えれば、僕も「つ」が一番妥当な気がします。
「ぴ」にはなりませんよね。

お礼日時:2009/07/03 23:21

歴史的な流れをお書きになったご回答は、大変参考になりますね。


さて、私は質問者様のようなことを考えたことはありませんでした。
「っ」が当然と思っていましたが、少し頭を柔らかくして考えれば「っ」に限ったことではないように思えてきます。
以下のような書き方の方が、発音にあっているように思います。

かっぱ kappa ⇒ かぷぱ(「ぷ」は小さい「ぷ」)
なっとう nattou ⇒ なっとう
買った katta ⇒ かった
国家 kokka ⇒ こくか(「く」は小さい「く」)
あっさり assari ⇒ あすさり(「す」は小さい「す」)

上の例は、みんな、詰まる音の後の音の「子音+U」にしています。

なぜ、小さい「っ」だけの表記になったのかということですが、
(1)種類をできるだけ少なくしたかったのでしょう。
(2)そして「ぷ」なんかは、小さく書くと半濁音の丸がわからなくなります。
(3)そして、日本語は「tt」のケースが最も多かったので、「っ」になっのではないかと思いました。

面白い質問ありがとうございました。
回答は想像の産物ですが、お蔭様で固い頭を少し柔らかくすることができたように思います。
    • good
    • 1
この回答へのお礼

回答ありがとうございます。お礼が遅れすみません。

>(3)そして、日本語は「tt」のケースが最も多かったので、「っ」になったのではないかと思いました。

確かに!特に動詞の過去形(やった、買ったなど)に多いですよね。
日本語とはやはり深いですね。

お礼日時:2009/07/03 23:19

お探しのQ&Aが見つからない時は、教えて!gooで質問しましょう!