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タイムパラドックスの例として親殺しの例がありますが、よく理解できません。
ウキペディアに以下のような説明があります。
過去へ遡った時間旅行者が自分の誕生前の両親を殺害した場合、
1.両親は自分を生む前に死亡するので自分は「生まれていなかった」事になるが、
2.自分が生まれていないならば両親が死亡する理由がそもそもなくなる…と言う矛盾である。
私は1.の両親が死ぬ→そして自分が消える
それだけのことで別に矛盾しないと考えてしまいます。
2.はないと思います。
なぜなら、1でまず、両親が死ぬことは確定するからです。
物理が苦手な私にもわかるようなご説明をお願いします。

A 回答 (11件中1~10件)

#10です


パラドックス (paradox) という言葉は多義であるが、正しそうに見える前提と、妥当に見える推論から、受け入れがたい結論が得られる事を指す。(ウキペディア「パラドックス」の前文より)

古典物理学(日常の物理学)では「親殺しのタイムパラドックス」は、パラドックスであるが、最新物理学(非日常の物理学)では、パラドックスではない。
「両親を自分が生まれる前に殺しても、殺した自分が両親と思われる男女の生物学に真の子供であるという証拠が見つからないこともありうるのである」
「パラドックスは、一見矛盾しているように見えるが、実は矛盾が存在しない場合もあるという例である」
という回答のどの文面の「意味がわからない」のかを具体的に指摘して下さい。

「物理が苦手」とのことなので、古典物理学(大まかに言って、普通高校の物理学)のどこまでなら理解できるかを補足していただきたい。

参考URL:http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%91%E3%83%A9% …
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ウキペディアの説明は古典物理学の範囲内では、


『両親は自分を生む前に死亡するので自分は「生まれていなかった」事になるが、自分が生まれていないならば両親が死亡する理由がそもそもなくなる…と言う矛盾である。』と言っているだけである。
最新の物理学では『自分が両親を殺したと思っていても自分を生む前に死亡する確率が高いだけで、自分は「生まれていない」可能性があり、「自分が生まれていないならば両親が死亡する理由がなくなる」かもしれないと言うだけに過ぎない。つまり、両親が死んでも自分は存在する可能性もあり、絶対に自分が生まれない理由とはならない。』
両親を自分が生まれる前に殺しても、殺した自分が両親と思われる男女の生物学に真の子供であるという証拠が見つからないこともありうるのである。

パラドックスは、一見矛盾しているように見えるが、実は矛盾が存在しない場合もあるという例である。
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この回答へのお礼

>両親を自分が生まれる前に殺しても、殺した自分が両親と思われる男女の生物学に真の子供であるという証拠が見つからないこともありうる>のである。

>パラドックスは、一見矛盾しているように見えるが、実は矛盾が存在しない場合もあるという例である。

意味がわからない。

お礼日時:2009/06/25 04:15

物理学というよりは論理学ですが・・・



消えるというイメージが違うのだと思います。
たとえば、両親を殺す自分Aに友人Bが付いて行って、
その現場に立ち会ったとします。
BはAが両親を殺した瞬間Aが目の前で消えていくように、
見えるとお考えかと思います。
しかしここで考えられている事態は”そもそもなかったことになる”です。
両親が死ねばAは生まれてこないことになりますので、
Bはそんな人物は知らない、つまりAの記憶も消えてなくなるということになります。
Bがもしそのままその場にいればなんでそこにいるか分からないと思いますが、
そもそもAを知らなければ、Aにくっ付いてタイムトラベルをすることもなかったし、
まったく別の人生を歩んでいたでしょうから、
Bはその場から別の場所にジャンプすることになるでしょう。

ところが、Bがタイムトラベルをしなかったとすると、
両親は殺されることもなくなってしまうことあになってしまう。
とするとAは生まれてくることなってパラドックスを生じます。

これは別にBでなくても適当な観測者を立てれば同じことです。

このへんはバックトゥザフューチャーなどの、
SFの表現の仕方に影響されておられるのかと思います。
たとえばマーティの持った写真から兄、姉と順に消えていく表現です。
実際はマーティの記憶からも同じ様に兄、姉が消えて行くことになるので、
マーティは写真から兄、姉が消えたことも分からないはずです。
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この回答へのお礼

ご回答ありがとうございます。
非常にわかりやすい例を挙げていただいたので、わかったような気がします。
>このへんはバックトゥザフューチャーなどの、
>SFの表現の仕方に影響されておられるのかと思います。
仰るとおりです。

下記での質問もタイムパラドックスの一例と考えられますね。
http://okwave.jp/qa5027925.html

お礼日時:2009/06/22 06:37

 補足です。


この問題は、物理というよりも論理です。
「あるものの存在」のあるなしを同時に満たすという、矛盾を含んで
いるからです。
あ・・・(^^;
「どんな盾でも貫く矛」と「どんな矛でも貫けない盾」がある。
その矛でその盾を突くとどうなるでしょう??
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この回答へのお礼

再度のご回答ありがとうございます。
>この問題は、物理というよりも論理です。
>「どんな盾でも貫く矛」と「どんな矛でも貫けない盾」がある。
>その矛でその盾を突くとどうなるでしょう??
まさに矛盾ですね。
わかりやすい例です。

お礼日時:2009/06/22 05:57

 少し条件を変えてみます。


タイムマシンに乗って、過去の自分を殺したことにします。
すると殺された以降の自身の存在はありえません。
従って、タイムマシンに乗って過去には行けなくなります。
 殺しにくる者がいないのであれば、自身の人生が続きます。
そして過去に戻って自分を殺しに行きます。
 こうした堂々巡りが続いていきます。
つまり殺された以降の自身の存在があるともないともいえなくなるの
です。

 殺す時点をどんどん前にしていくと、親若しくは祖先を殺すという
ことになります。
それは、生まれる以前から自分の存在が無くなる事になります。
消えるのは親等を殺した時点からだけではなく、過去にさかのぼって
自身の人生全てがなかったことになるということです。
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この回答へのお礼

ご回答ありがとうございます。
私のように順番を付けて
過去に戻る→「まず、両親を殺す」というように確定的に考えることが誤りなのですね。

お礼日時:2009/06/21 21:59

#3の者です。



#4の方へのお礼として、
>しかし、繰り返しになりますが、タイムマシンで過去に戻って親を殺せば、
>「自分はその瞬間に消える」
>これだけのことではないのでしょうか?
と書かれています。
仮に「自分」はこれで納得したとして、「親」の方はどう感じると思うでしょうか?
「生まれてもいない子供に、これから殺される。となると、この子は誰の子?」
そもそも他人の子であれば、別に変とも思わないでしょう。

・親から生まれたという「原因」と未来まで育って遡ってくるという「結果」
・未来からやってきたという「原因」と親が存在しなくなる「結果」
原因と結果が矛盾するというのが、ミソだと思うのですがいかがでしょうか?
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この回答へのお礼

度々のご回答ありがとうございます。
少しわかってきたような気がします。
ウキペディアの以下の表現
「過去へ遡った時間旅行者が自分の誕生前の両親を殺害した場合」
この中の「両親を殺害した場合」というような確定的な表現は、改めた方が良くはないですか?

お礼日時:2009/06/21 21:54

>「自分はその瞬間に消える」



これ自体にも矛盾があります

消えるということは存在しなくなるんですよね
親を殺す直前までは存在した物体が、親を殺すと同時にどのような物理作用で消えるのでしょうか?
また消えてしまうとエネルギー・質量保存の法則にも反してしまいます

現代物理の基本法則上、物が消えることは許されませんし、そのような現象も観測されていません

エネルギー・質量保存を超える理論があればもしかしたらタイムトラベルも可能になるかもしれません
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この回答へのお礼

ご回答ありがとうございます。
>現代物理の基本法則上、物が消えることは許されませんし、そのような現象も観測されていません
そうだとすると私の質問自体がおかしいことになりますね。

お礼日時:2009/06/21 21:43

「過去に遡れる」というのが仮定した条件であって、それに対する反例(矛盾点)が「親殺し」です。


1.の「両親は自分を生む前に死亡する」という部分があくまで過去に遡れるという仮定の下ですから、1.だけでは何の結論にもなりません。
(つまり1.と2.を分けてはいけません)

話を若干変えて
「子供をまだ産んでいない夫婦」の死因が「未来からきた自分の子供に殺される」ということがありえるか?
と考えてみてください。
子供を産んでいない以上「子供に」殺されたりしませんよね?
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この回答へのお礼

ご回答ありがとうございます。
>(つまり1.と2.を分けてはいけません)
残念ながら理解できません。
>子供を産んでいない以上「子供に」殺されたりしませんよね?
これは私にも理解できます。
しかし、繰り返しになりますが、タイムマシンで過去に戻って親を殺せば、
「自分はその瞬間に消える」
これだけのことではないのでしょうか?

お礼日時:2009/06/21 17:05

>私は1.の両親が死ぬ→そして自分が消える


ですが、「どの時点で」消えているとお考えでしょうか?
おそらく、#2の方が言われている指摘も同じだと思います。

「殺しに行く」という「自分」が過去に行く以前(生まれる以前)に存在しなくなるので、両親が「自分」によって過去に殺されることはない。
というのが、2.で言われていることです。

どの時点から消えているのか、というところがポイントになってくると思います。
因果律にかかわる内容です。
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この回答へのお礼

ご回答ありがとうございます。
>私は1.の両親が死ぬ→そして自分が消える
>ですが、「どの時点で」消えているとお考えでしょうか?
繰り返しになりますが、
「親が死亡した瞬間、ス~と消えていく」
私の想像はこんな感じです。
ウキペディアでは、
「過去へ遡った時間旅行者が自分の誕生前の両親を殺害した場合」
と言いきっています。
なぜ、「まず、両親が死ぬ」という事実が矛盾するのかがわかりません。
馬鹿がばれそうですが、よろしくお願いします。

お礼日時:2009/06/21 16:59

1の後半、生まれていなかったことと、質問者さんのいう生きて消えることとは違います。


出生前の親を殺しに行くことができたとして、生きて消えることの説明ができていません。補足をお願いします。
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この回答へのお礼

>1の後半、生まれていなかったことと、質問者さんのいう生きて消えることとは違います。
残念ながら仰る意味が理解できません。

>出生前の親を殺しに行くことができたとして、生きて消えることの説明ができていません。
私の想像は「過去に戻って親を殺せば、自分はス~と消えていく」
こんな感じです。
私が小学生低学年レベルの知識と仮定して、ご説明していただければ幸いです。

お礼日時:2009/06/21 16:47

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