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上越新幹線の最高速度は、昔は275km/hだったようでしたが現在では240km/h(?)です。
どうして最高速度を落としたかご存知の方は宜しくお願いします。

なお、MAX号がそこまで出せないからというのなら東北新幹線の方はなぜ275km/hということになると思うのですが...

A 回答 (4件)

MAXは東北新幹線でも最高速度は240km/hですよ。

上越新幹線の275km/h運転は、ATCにトランスポンダを搭載した200系が、上毛高原→浦佐の下りのみで行ってました。200系は、本来275km/hが出せない電車ですが、大清水トンネルを頂点とする下り勾配を利用して、本来は出ないスピードにしていただけです。
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この回答へのお礼

ありがとうございます。

200系は275キロまで出せるものだと思っていたのですが、下り坂というカラクリだったわけですか...

お礼日時:2009/06/23 17:38

当時、東海道新幹線に時速270km/hの300系のぞみが登場して、


JR東日本は対抗策として新清水トンネル下り勾配を利用した
275km/h運転を始め、新幹線最速の座を得たように覚えています。
その後、500系新幹線の登場で300km/hの時代が到来しました。

東京-新潟間は新幹線の独壇場であり高速バスや航空機はとても太刀打ちできないので
速度向上による時間短縮がそもそもあまり意味を為さないのと、
僅かな区間の275km/hでは時短効果もほとんど無く、
最速記録を抜かれてしまってはこのスピードを出す意味がなくなってしまい
速度を落としたのではないでしょうか。

一時期E2系新幹線が上越新幹線を走りましたが加減速性能に優れているため
275kn/hを出さなくても200系の最速時間よりも速かったそうです。
最高速だけが時短に働くのではない事を証明してしまったのも追い打ちでした。

近い将来は2階建てMAXだけが走ることになりそうな上越新幹線ですが、
今のところそのスピードで充分なのです。
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この回答へのお礼

ありがとうございます。

確かに300キロののぞみは対航空機で登場したようでした。
ちなみに、のぞみの登場よりも上越新幹線275キロ運転開始のほうが早かったような気がしましたが...

お礼日時:2009/06/23 17:53

以前は、おっしゃるように275km/hでした。


これは、275km/h運転に対応していた200系電車(全電動車12両)を用い、275km/h運転に対応した設備(ATC等)を設けた大清水トンネル下り線のみで実施していたものです。それも、朝夜2列車程度でした。
その他の区間では240km/hです。(上越新幹線の最高速度)

その後1998年に200系電車からE2系電車に置き換えられましたが、E2系電車の全速度域における性能が200系よりも優れているため(加減速性能に優れ、且つ高速度域に達する性能も優れている)、240km/h運転でありながら所用時間を若干短縮できていました。

E2系電車自体は260km/hや275km/hに対応する性能を持っていますが、上越新幹線の最高速度が再び240km/hとなったため、また前述にもあるようにE2系を用いれば車両性能の改善で速度を上げずとも変わらぬ所用時間を実現できたため、240km/hでの運転となったものです。電力消費や環境対策も含め、合理的判断と言えるでしょう。

現在は各系統での使用車種を絞り込んで合理化を図っているため、上越新幹線高崎以北で(とき・たにがわ)でのE2系の使用はありません。200系、E1系、E4系のみが用いられています(いずれも240km/h車)。
最速列車についても、現在は200系ではなくE4系(Maxとき)での使用となっています。E4系はガタイは大きいですが、全速度域での性能は200系よりも優れています。

東北新幹線の275km/h運転は、盛岡「やまびこ」や「はやて」、「こまち」といった長距離列車が多い事や、途中に仙台という大きな需要のある都市圏を抱えていることもあり、商業的理由から重点的に投資されていると見るのが合理的でしょう。
E2系,E3系による275km/h列車が増える中で、240km/h車であるE4系も用いられていますが、これは輸送力対策(16両編成での定員は高速車両としては世界最大級)という面があり、現在は仙台以北での定期運用がありません。

一方、上越新幹線については勾配区間があることや、中山トンネルでの減速(160km/h)もあり、使用車種の関係や投資効果の判断もあるんでしょう、最高速度240km/hに抑えられています。
200系による275km/h運転も、沿線への環境対策を考慮する度合の低いトンネル内で、且つ下り坂という「ブースター」を用いた限定的なものでしたので、現在のような高速高性能電車が出来るまでの過渡的対応とも言えます。

余談ですが200系が出来た当時、予想よりも走行抵抗が少なく、余力の面から260km/hも充分出せると言われていましたが、これが後に上越新幹線での275km/h運転に結実したものです。
ただ、200系で240km/h超運転は通常の環境性能をクリアすることができず、240km/h超運転はE2系の登場まで待つことになります。
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この回答へのお礼

ありがとうございます。

時間短縮の方法として、最高速度を上げるばかりではありませんね。
でもせっかくそこまで上げたのだから、という気もします。

お礼日時:2009/06/24 08:30

No.1・2・3の方々が仰っているとおりだと思われます。



あの時速275kmでの運転自体、大清水トンネルの下り勾配を利用していたもので、本当に短い距離でしかありませんでしたし、たいした時間短縮にもなっていなかったものと思われます。

車両自体の性能も上がりましたし(旧型車両の淘汰)、東京~新潟間は、東北新幹線とは違い航空機などのライバルはなく新幹線の独壇場なので、速度を上げるだけの費用対効果が得られないので、JR東日本側もメリットのない事をやらないものと思われます。先日、東北新幹線の新在直通車両を除く全車両をE5系で統一し、従来のE2系やE4系は全て上越新幹線にて運用する方向で検討するという見解を示しました。そこからも窺えます。
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