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なぜ右脳を使うと柔軟な考え方ができるようになるのですか?

A 回答 (5件)

まず最初に「柔軟な考え方」とは何か?について考えてみましょう。


考え方が「柔軟」って一体どういうこと?「柔らかい」って・・・何だろう??
何だろう?何だろう?と、そればかりにこだわり続けるのではなく、
「じゃあ、『(柔軟な考え方の)反対の概念』について考えてみよう!」
と発想を転換して問題解決に当たることもできます。

さて、「柔軟思考」の反対の概念として「固定観念」が挙げられます。
「固定観念」とは、一つの観方にすっかり捉われてしまっているような観念で、
例えば、それが誤りだったり、別の思考法が存在するような場合などに、
他人が訂正や提案をしようとしても、もはや受け入れられないものをいいます。
(「故意に訂正を受け入れようとしない」というようなものは除きます)

ここから考えれば、「柔軟な考え方」とは、目の前の対象や問題に対して、
固定観念を持たず、さまざまに角度を変えた複数の観方ができたり、
異なる他人の観方を受け入れられるような思考だと言えそうです。
常識や型に縛られない自由な発想もこれに含まれましょう。

では、「柔軟な考え方」と、「左脳・右脳思考」との関連を考えてみます。
私の考える「左脳思考」の特徴ですが、「計算」「論理」「演繹的推論」
「部分思考」「分析的思考」「数字・言語の優先」「規則の理解と応用」
「常識的思考」「効率重視」「明確化」などになります。

これに対し「右脳思考」の特徴ですが、「帰納的推論」「パターン思考」
「類似性抽出」「一般化」「全体思考」「経験的問題解決」
「非言語イメージ重視」「感情優先」「コペルニクス的転回」
「非論理・非常識思考」「曖昧思考」などとなります。

左脳型の思考をする人は、
数字や言語で明瞭に表現できることを優先的に対象にするので、
数字・言葉という共通の記号で表現できないものを無視しがちです。
これに引き換え、右脳型の思考をする人は、この世に無限に存在する
記号化できない事象にも平等に目を向けることができます。

左脳思考では、決まった前提に従い一般的な演算規則や思考法を駆使し
問題解決に当たろうとするので、自ずと方法が限られてきます。
右脳型の思考をすることにより、常識の枠に捉われることがなく、
コペルニクス的転回のような、裏返しの思考や常識外の思考もでき、
もっと幅広い問題解決法を思いつくことができます。
非常識さや曖昧さを否定しないため、アイデアの種が豊富です。

さまざまな経験から、エッセンスを抽出するという右脳型の帰納的思考は、
左脳型人間が得意とする演繹思考とは対極的な思考法です。
左脳型が「まず、考える」ならば、右脳型は「まず、やってみる」となります。
やってみて、経験してみて、そのデータを基に「考え始める」のです。
理論からスタートするのではなく、理論は「後付け」のオマケだったりします。
乏しい事前情報から青写真を作り、終始それに従い行動するのではなく、
行動からリアルタイムに得られる情報によってやり方を修正していくという
柔軟な解決行動をとることができます。

右脳人間は、感情優先なので道なきところに道を作ることさえ可能です。
論理で考え失敗に終わっても、諦めることなく強い意志で次の策を捻出します。
経験主義なので、失敗という経験も次回にフィードバックしていけるのです。

右脳思考は左脳思考よりも優れているのかというと、そういうことはありません。
両者は互いに機能が異なるだけで、いずれも必要な思考の要素です。
両者が共同して働くことにより、柔軟な思考が生まれます。
ある機能だけに偏った、バランスの悪い頭の使い方をすると、
それが他の機能を抑制してしまい、硬直した思考に陥ることになるのです。

バランスという観点から言えば、左脳偏重型の人には右脳思考が、
右脳偏重型の人には左脳思考が、より柔軟な思考に必要なのだと言えるはずです。
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左脳は理知的な働き、右脳は直感的働きだと言われて居ますが、左脳右脳は脳梁で繋がっています。


脳梁が太ければ、左脳右脳が同時に活動し易く成るので相乗効果も何倍にも成ります。
一般的に、女性は男性よりも脳梁が太いと言う傾向があります。
従って、女性は複数の物事が同時進行で処理する能力に長けています。

男性は、一つの事に(偏った方向に)しか集中しか出来ないので特定分野での才能が秀でる場合が有るそうですが、右脳をだけを訓練すれば秀でた人間に成ると言う学説? は間違いで、右も左も万編なく発達しないと偏った人間が出来て仕舞います。
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右利きの人は大方、左脳で言葉の処理を行ないます。


このことから、右脳は言葉の枠組みを超えた柔軟な発想を可能にするのかもしれません。一方で左利きの人は言語野が両側に分布することが多く、右利きの人とは異なる頭の使い方をしていると言えるでしょう。右脳を使うと柔軟な思考ができるという科学的な根拠は全くありませんが、多くのスポーツ選手や天才に左利きが多いことは言語野の局在が能力の発揮に影響を及ぼすことを示唆しているのかもしれません。
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私は普段から左手を右利きにもかかわらず多用しています。


ボウリング、包丁、金のやり取り、箸etc.
そうすると、このように頭の柔軟な人間になりました。
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理屈としては、毎日同じ通学路ばかりを通っていると、どんなときでもその1本の経路しかたどれない。

ところが、普段から色んな道を通って学校へ行っていれば、いざ遅刻しそうになったときでも近道ができる、ということと同じです。

柔軟な考え方というのがどういうものかというと難しいですが、いわゆる「柔軟な物の考え方」という考え方をしているときに、右脳の特定の部分が活発に動くのですね。この右脳の特定の部分がたくさん活動するということは、「色んな道を通っている」ということにあたるわけです。

(もっと専門的な説明を求めていたのかしら・・・)
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