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先日の放送で、「エンジンの制御システムにTRONを使った」という話の中で、
「TRONの採用によってコストダウンとエンジンの性能(燃費?)が向上した」
と言っていたのですが、なぜTRON(つまりはOS?)の採用によって性能が向上するのでしょうか?
TRON自体はフリーなのでコストダウンはまだ分かるのですが、性能の向上についてはどうしても分かりません。
よろしくお願いします。

A 回答 (6件)

他の方がおっしゃっているように、「OSがあれば性能などが向上する」という部分は、あまり正確な描き方ではないような気がします。

私の見解は次のとおりです。

コストダウン
フリーのOSを採用することによるコストダウン
OSの開発効率向上によるコストダウン(仕様が決まっているため開発効率が上がる)
標準仕様を持ったOSを使用することによるアプリケーションの開発効率UPによるコストダウン

性能向上
TRON(ITRON)が非常に軽いマルチタスクOSであるため、さまざまなタスク(たとえば、空気の流入量計測、回転数計測、エンジン状態計測、燃料の量計算、発火時期決定計算など)を、バランスよく処理できるようになり、性能が向上した
OS、アプリケーションを安く作れるようになったため、その分、限られた予算内でよりよいアプリケーション開発、研究費を増やすことができた。それによる性能向上

また、一般的に考えられるフリーのOS(Linuxなど)と違うのは、TRONはOSのソースコードがフリーなのではありません。OSの規格(WindowsでいうとWin32APIなど)を使用することが、フリーであり、OSのソースコードは、買ってくるか、自ら作らなければなりません。(あの番組の中でそれぞれのメーカーから参加した方々が、ソースを作っていたのです)それでも開発効率が上がるのは、OSのアーキテクチャーが目的に合っていたため、仕様書どおりにソースを書くだけで、性能のよいOSを作れたのです。
これをアーキテクチャーから作っていると、膨大な開発費と、性能の悪いOSが出来上がってしまうかもしれません。(各社の技術者は製品を作るプロであってOSのプロではないかもしれません。)
そのあたりのバランスの問題ですね
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この回答へのお礼

回答ありがとうございます。
とてもよく分かりました。
専門用語も少し勉強しようと思います。

お礼日時:2003/04/18 17:27

あの番組ではパソコン用 OS と組み込み用リアルタイム OS をごっちゃにして放送していたので混乱された方もおられると思いますが、成功したのは TRON の中の ITRON といわれるものです。



> なぜTRON(つまりはOS?)の採用によって性能が向上するのでしょうか?

OS を使わないでうまく作ったプログラムと OS を使って作ったプログラムを比較して、OS を使った方が性能が向上することは絶対ありません。性能の悪い OS を使ったプログラムより、性能のよい OS を使ったプログラムの方が性能がよいということはあります。

OS を使ってプログラムを作る方がプログラムの開発効率は上がります。

C でプログラムを開発する方がアセンブラで開発するより開発効率は向上するが、プログラム自体の性能は悪くなるというのと同じだと思います。

> ところで、TRON自体はOSですよね?と言うことはTRONを立ち上げた上で、「エンジン制御のアプリケーション」みたいなのを動かすのでしょうか?

先ずアプリが OS を立ち上げ、その OS を利用してアプリが動くというイメージです。

アプリと OS が一体となっていて、ユーザから見てアプリ、OS という区別はありません。
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この回答へのお礼

回答ありがとうございます。
よく分かりました!
たぶんOS=windowsみたいな感覚があったので混乱したのかもしれません。

お礼日時:2003/04/18 17:25

>TRON自体はOSですよね?と言うことはTRONを立ち上げた上で、「エンジン制御のアプリケーション」みたいなのを動かすのでしょうか?




そういうことになりますが組込型のOS用のTRONは起動そくアプリケーションの立ち上げという形になりますね。

>それとも、OSそのものがアプリケーションのように動くのでしょうか?

違います。

参考URL:http://www.assoc.tron.org/itron/home-j.html
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この回答へのお礼

再び回答ありがとうございます。
やっと疑問が解けました!
TRONって凄いですね!もっと勉強してみようと思います。

お礼日時:2003/04/17 21:20

あの番組は途中からしか見ていませんので、推測で。



>「TRONの採用によってエンジンの性能(燃費?)が向上した」

ひとつはリアルタイム型のOSなんでしょうかね。
あるいはOSのオーバーヘッドがすごく少ないかも。
ものすごく短い時間間隔でエンジンの計測・制御が出来れば、
最適制御で燃費が向上、性能アップにつながるでしょうね。
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この回答へのお礼

回答ありがとうございます。
リアルタイム型のOSですか…何となくですがイメージがつかめてきました!

お礼日時:2003/04/17 18:10

トロンを使ったからでなく、コンピューターを利用したから、性能が向上しただけです。



Windowsを利用すると、ビルゲイツにお金を持って行かれるので、只のトロンがよかったと言うことだけでしょう。

これを特許を取れば儲かったでしょうと言われてましたが、有料だったら今以上に全く普及しなかったと思います。
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この回答へのお礼

回答ありがとうございます。

>トロンを使ったからでなく、コンピューターを利用したから、性能が向上しただけです。
この場合のコンピューターとは、普通に使っている、OSを立ち上げてアプリケーションを動かしているパソコンと同じ物と考えていいのでしょうか?

お礼日時:2003/04/17 18:07

>なぜTRON(つまりはOS?)の採用によって性能が向上するのでしょうか?



制御系に結構向いたOSですので燃料の射出量や点火時期などをそれまで使っていたプログラミングした物をROMに納めた物より細かく設定できるようになったために燃費が向上したと考えられます。それまでのコントロール系では余り細かく設定できなかったですしプログラミングも大変でしたので。状況に合わせてコントロールするのが容易になったと言うことですね。
この辺をTRONを利用することで解決できたと言うことです。
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この回答へのお礼

回答ありがとうございます。
なるほど~そういうことだったんですね!

ところで、TRON自体はOSですよね?と言うことはTRONを立ち上げた上で、「エンジン制御のアプリケーション」みたいなのを動かすのでしょうか?
それとも、OSそのものがアプリケーションのように動くのでしょうか?
全くの素人ですみません。

お礼日時:2003/04/17 17:59

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