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かつて任天堂がソフト価格に制限をかけて公正取引委員会に排除勧告を受けたことがありました。
安売り競争により利益を失っていく小売店を守るために任天堂がそうしたことは当然だと思うのですが、これってそんなに良くないことなのでしょうか。
ソフト価格を制限することによって生じる任天堂のメリットを教えて欲しいです。
ブランドイメージの保持と、小売店を守るため。これぐらいしか思いつかないです。

A 回答 (2件)

>ブランドイメージの保持と、小売店を守るため。

これぐらいしか思いつかないです。

もうひとつは消費者が混乱することかな?

定価は6000円だったとする。
デパートでは定価の6000円、小売の個人経営玩具店では5980円、小売の個人経営ゲーム店では5000円、大手ディスカウント店では4800円、倒産処分品専門店では3980円。

結局いったい幾らが適正価格なの? ってみんな、混乱するよ。

この回答への補足

それなのに公正取引委員会からすると「任天堂=悪」なわけですよね。どこが悪いのかわからないんです。

補足日時:2009/09/14 10:54
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もうひとつの理由として考えられるのは、


あまり安売り店が多くなって、定価が意味を持たなくなってくると、メーカである任天堂が卸問屋から
「ソフトの定価が6000円だなんていってるけど、実際、小売店でそんな価格で売っているお店はないよ。
 任天堂さん、もっとメーカ出荷価格を下げなさいよ。
 そうでなければライバルゲーム機の方に力を入れて商売しちゃうよ」
と圧力をかけられる恐れがあった、と推測されます。

 任天堂としてはずっと強気の商売をして、問屋、小売、ライバルメーカ、ゲーム関連マスコミなどに対して支配力を強めていきたかったので、市中の小売店で定価を大幅に下げて販売されるのは避けたかったのでは?
(あくまで推測)

この回答への補足

なるほど。任天堂には逆らえない、という図式を作っていきたかったと。よくわかります。

補足日時:2009/09/20 17:17
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