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遺伝子組み換え作物が一般的に安全だと言われている根拠は何でしょうか。遺伝子組み換えは突然変異と同じように考えている人が多いですが全く違います。遺伝子組み換えは遺伝子の一部分だけを組みかえることです。遺伝子はプログラムなので、一部分変えると本来であれば他の箇所との兼ね合いもすべてあわせなければなりません。そんなことは今の人間の技術でできるはずはありません(突然変異はすべての遺伝子的兼ね合いが成されている)。要は遺伝子壊したものを食べていると思うのですがこんなの食べて、人の体にとっても、環境にとっても、問題ないのでしょうか。
 改めてこう言うのもおかしいのですが安全でないというはっきりした証拠のようなものがあればそれを教えていただきたいです。また反対に安全だと言う根拠もあれば教えていただきたいです。

A 回答 (8件)

また失礼します。

m(__)m
この食物が安全かどうか、を確かめる事が現行の基準に基づいて行われていますが、それを論ずるためには「現行の基準」ではダメな可能性を論じなければならないと思います。
例えば私が簡単に思いつくだけでも、先の回答で述べたように「どこかの遺伝子に割り込んで悪事をなす可能性が否定できない」点があります。
導入部位を固定できない現在の技術では、デタラメな位置に組み込んだ種が検査を通る事なく出荷されます。
つまり個々の種子ごとに違う事が起こる可能性があるのに、技術評価の段階で行った特定の種子の結果で全部を代用してしまう、という検査構造上の欠陥が生じます。

それじゃ「どうやって安全性を証明するんだ」という事になるのですが、それ以前に「安全かどうかを無理やり大急ぎで証明する必要がどこにあるのか?」という部分が欠落してるのではないでしょうか。
これを要求するのは飢餓事情などではなく、特定企業の利益の問題だからです。
他の企業がもっと使えそうな物を作って売り出してしまえば、最初の会社の利益が大きく損なわれるからです。

実際、今、組み換え種子を撒いても明日収穫できるわけじゃありません。
スピード議論にしてしまう事事態がナンセンスだと思います。

そういう意味で、マスコミの情報操作のお話は私も一理あると思います。
新製品は思い切りあおって、検証記事は大事故でも起こるまでほとんど見ることはありません。
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この回答へのお礼

《「現行の基準」ではダメな可能性を論じなければならないと思います。》
→遺伝子とはどれくらい深い分野か。それを全部明らかにするのにどれくらい時間がかかるのかを調べる必要があると思いました。10年、100年よりももっと、稲ゲノムだけでなくてあとどれくらいの種類調べるのでしょうか。遺伝子は科学と神性(あまりこういう言葉使うの好きではないが)が交わる分野だと思います。もしかしたら、どれだけ時間かかってもまだまだ際限なしに、遺伝子関連の新たな研究分野が次から次に発見されるかもしれません。今では問題なくても、100年後にそのときには全く新たな遺伝子学、生物学、医学の捉え方が生まれていて、それらの機器を使って何らかの新しい見地からの異常が発見されればもう取り返しが付かない。タイムマシン使って100年前に戻れない限り戻って取り返しつかない。などになったらどうするでしょう。
 
《安全かどうかを無理やり大急ぎで証明する必要がどこにあるのか?」という部分が欠落してるのではないでしょうか。》
→そう見ると確かに人類の数千年以上の営みを考えれば、ちょっと疑問点がありますね。研究するのは悪くは無いがそんなきりない物なら手を出しても安全なのか、と思いました。まだ今の技術で分からないならば、「分からないから安全だ」ではなくて、「分からないから、ちょっと時間をとって待ってみよう」と個人レベルでは誰でもがそのように思っていると思います。常識の感覚です。しかしそれを無視して、敢えて普及を急ごうとするのはやはりなんらかの意図があることは否めないでしょうか。
 結局は根本意識には道徳観が無いといけないと考えました。
有難うございます。

お礼日時:2009/09/08 20:11

論の組み立ての大前提が間違ってますよね。

突然変異はまさに遺伝子の一部分を組み替えています。なのでそのあとの「他の箇所との兼ね合いもすべて合わせて変えなければならない・・・突然変異はすべての遺伝子的兼ね合いがなされている)」などという文章は成立しません。
遺伝子が壊れているもの(これも意味不明ですが置いておいて)を食べることそのものには何も問題がありません。遺伝子は単なる核酸の羅列ですから。
可能性があるのは
(1)導入した外来遺伝子(がコードするたんぱく)がそもそも有害
(2)外来遺伝子が既存の遺伝子を破壊→本来持っているたんぱくが有害化
(3)外来遺伝子が体内で他の物質と複合体を形成するなどして有害化
ぐらいでしょうか。これらの可能性を検討することは質問として有意義でしょう。
で私見ですが
(1)さすがにここまで露骨なものはまずありません。たとえば導入されるのは蝶の幼虫の脱皮阻害剤だったりするわけですが、あなたが脱皮するような人でない限り、きわめて毒性の低いことは、ものすごいコストをかけて調査されていることです。
(2)可能性としてはありえますが、まず、ゲノムというのは冗長な構造ですし、既存のたんぱくを破壊するような可能性は必ずしも高くなく、しかもそんなものは調べればわかります。そんな突っ込まれどころのある商品を市場に出すメリットは企業にはないことがわかりませんか?
さらに、既存のたんぱくを壊したとして、それがその生物体そのものの生育に必須であれば、影響がある可能性はありますが、毒物たんぱくができる可能性は常識的には低いですね。タンパク質というのは経口で取り入れる限りは胃で分解されるので、ほとんど問題にならないものです。そんなもんが仮に出来たら、市販する前に気付きますって。
(3)も同じですね。今まで遺伝子導入した事例はいくらでもあるわけですが、複合体を形成し、想定外の活性を示した事例なんて知られてないんですけどね。

未知の脅威はあくまでも未知でありますが、検証した範囲で問題がなければ、薬だって何だって認可されてきたわけです。今まで人類が行ってきた承認プロセスが、なぜ遺伝子組み換え植物だけで信頼できないのか、それは感情的な思考に過ぎないことを理解すべきです。疑うなら、ペニシリンもパブロンも疑いなさい。

今のところ遺伝子組換え生物で人体に影響のあった事例というのはピーナッツアレルギーぐらいかと思います。冷静に検討すればアレルゲンそのものとしては既知なわけで、それを体に入れたらアレルギーの人に問題なのは当たり前です。組み換え植物そのものの未知の危険性を云々するための事例としては論理のすり替えであることは明白でしょう。私の担当教官は蕎麦アレルギーでありましたが、それと知らず、蕎麦饅頭を食べて救急車で運ばれました。しかし、この場合は蕎麦饅頭に含まれるアレルゲンそのものが問題なだけです。これをもって饅頭が危険だというような人は常識的な思考の持ち主とは言えないでしょう。

突然変異は危なくないが遺伝子組換えは危ないというのは妄信といってよいでしょう。どちらもリスクがないわけではないです。飛行機が落ちるリスクを気にして飛行機に乗らないのと同じ程度のリスクだと思いますけどね。

この回答への補足

失礼しました

制作→政策

補足日時:2009/09/19 11:18
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この回答へのお礼

有難うございます。回答が遅れ失礼しました。確かに抗生物質や風邪薬、全身麻酔などもまだよくわかっていないのにつかわれていますね。今まで問題が広がりすぎ直接関係無いことまで色々うかがいました。問題を掘り下げるほど和歌あらなくなる問題です。

《疑うなら、ペニシリンもパブロンも疑いなさい。》
仰るとおりです。今私の考えは今回の問題以外にもおかしい部分が他のジャンルでたくさんあるのではないか、という物になりました。最初のタバコの話もそうですが、今の人は皆私も含めて一つの目の前にあることしか分かりにくい傾向があります。これはいけません。物事の根本を捕らえる国にならないといけないと思います。
しかし、どう考えても遺伝子組み換えも、ペニシリンも全身麻酔も納得いきません。こういっておいておかしいことですが、それでは使うなといわれれば正直厳しいです。しかしどうしても納得できないです。民主党が色々考えていい制作を出してくれるでしょうか。とりあえずまず、自身が物事の根幹をつかむようにすべきだと考えました。

お礼日時:2009/09/19 11:17

遺伝子組み換え植物というものは、今の技術では危険要素が検出されないだけで、実際は危険なのかもしれません。

未知の脅威があることは否定できません。
ですがそれは突然変異による改良品種も一緒ですよね。
安全である証拠というよりも、現段階では危険である証拠が見当たらないので、「普通の植物並に」安全と思って良いのではないかとおもいます。

この回答への補足

《ですがそれは突然変異による改良品種も一緒ですよね。》
→また失礼します。そういわれてみたら、F1品種なども、子のF2になると実がならなくなったり、なっても全然形が変わったりする。
 そう考えてみれば之も遺伝子組み換えほど急激でなくても似た部分があるのではないか。
 そう見てみるとまた考えですが、完全な自然農法やれば植物本来の生命力(食べら内容にしようとする)が増えて生物毒が増える。
 また、有機農法にこだわりすぎても硝酸体窒素が増え過ぎて、とてもたべれるものでなくなってしまう。

勝手な論かもしれませんが、すべてにおいて偏りすぎたらいけないんじゃないでしょうか。スパイダーチャートのようなものを思い浮かべたとしたらそれぞれの要素において一つでもその平均値を常に引いていないとそれによって、この上の内どれかの悪条件が出てしまう野ではないでしょうか。
 こうならない為には常に人間の監視がなければならず、こっちをたたいたならば、また反対側が出てきて、そこをたたけばまた逆が出てくるので…、と永久に人と植物のせめぎ合いを繰り返していくんでしょうか。
 話しがずれてしまいましたが、こういう見方もまたあります。生物毒が悪いとは誰もが当然に思っています。しかし、もし植物から全く毒物がなくなってしまったら人間はどうなるのでしょうか。免疫力が下がるでしょうか。そうなったらまた別次元で大問題ですね。
 結局人間はこうならないためにに、あっち行ったりこっち見たりしながら、永久にすべてを監視調整していかなくてはいけないのでしょうか。

 と言えばまた、弥生時代に戻ったほうがいいのだろうか、こうなればこんな問題根本からほとんどなくなります。

 この言い方はおかしいかもしれないですが、個別に見れば、病気になるのは悪いことだが(自分も何度も入院したことがあり、通院もしている)、人類全体で見ればそのように全体のつりあい取れているのではないか。之は参考にもならないかもしれません。読み流してください。大分話しがずれてしまいましたが、失礼しました。

補足日時:2009/09/09 20:56
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この回答へのお礼

有難うございます。
 しかしながら突然変異はばたばた起こらないと思います。同じくらいの危険度と考えてみても遺伝子組み換えを人為的に大規模で起こったら、同じ危険度でも回数量が多くなる。すると総合的に危険度も増すのでは無いでしょうか。

お礼日時:2009/09/09 20:51

遺伝子組み換えと農薬とどちらが安全でしょう?


遺伝子組み換えにより農薬の使用量が9%減りました。環境影響は17%以上も低下しています。CO2の排出量は1,500万トン減ったとされています。

安全性評価の仕組みとしては
食品として: 食品安全基本法、食品衛生法
飼料として: 飼料安全法
環境: カルタヘナ法
があり評価されています。

遺伝子が作るのはタンパク質です。新しく作られるようになったタンパク質が既知のアレルゲンと似ていないか、消化されるかなど安全性の評価が行われています。消化されてしまえば体内に蓄積されません。

たばこなどよりよほど安全だと思います。

参考までに
トウモロコシの輸入量1,600万トンのうちGMは1,200万トン(75%)
大豆の輸入量370万トンのうちGMは300万トン(81%)
菜種の輸入量230万トンのうちGMは195万トン(85%)

日本はすでに年間推定で1,700万トンの遺伝子組み換え作物を輸入しています。米の生産量800万トンの倍以上です。GM作物を排除すると肉も油もなくなってしまいます。
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この回答へのお礼

今までに無い思考ですがまた、理にかなっているので混乱します。

《遺伝子組み換えにより農薬の使用量が9%減りました。環境影響は17%以上も低下しています。CO2の排出量は1,500万トン減ったとされています。》
→本末転倒の例

《たばこなどよりよほど安全だと思います。》
→先程の「元も子もない」の、また別の例えです。

《トウモロコシの輸入量1,600万トンのうちGMは1,200万トン(75%)
 大豆の輸入量370万トンのうちGMは300万トン(81%)
 菜種の輸入量230万トンのうちGMは195万トン(85%)       》
《日本はすでに年間推定で1,700万トンの遺伝子組み換え作物を輸入しています。米の生産量800万トンの倍以上です。GM作物を排除すると肉も油もなくなってしまいます。》
→上と同じ例。日本人は牛肉食べるの止めるか。

結局は社会倫理を持った上での人間の自助努力、地道な努力、地道な研究になるんでしょうか。また話しが元にもどってしまいました。

お礼日時:2009/09/09 21:44

どちらとも言えませんな


客観的に危険だとする根拠も安全だとする根拠も示されていません
突然変異で有毒な生物が出来ることもあるわけだから遺伝子組み換えは危険で自然交配は安全だというのも根拠がありません
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この回答へのお礼

有難うございます。植物は本来人間や動物に食べられないために生きているのだから、毒物質を含む体を突然変異でつくっても全く不思議でないです。そこから、自然物だから良いや、農薬使ったから悪いなどの情報に過敏に流されることもあると思います。そうなったら身動きが全く取れなくなると思います。ありがとうございます。

お礼日時:2009/09/08 15:24

私は遺伝子組み替えには肯定的な意見を持っていますので、そのように意見させていただきますね☆



そもそも遺伝子組み換えってなんなのでしょうかね?
遺伝子はDNAの中でタンパク質をコードしている部位であり、そのDNAは4種類の塩基と、デオキシリボースとリン酸がくっつたものです。そして遺伝子組み替えとはそれらを人工的にいじって変化させたものであって、遺伝子を組み換えられる前のものと後のものでの違いは、4種類の塩基の並びからが違うということだけです。そして質問者様が仰っている“遺伝子が壊れている”という表現は、組み替えられた本人からみると【異常=壊れている】となりますが、物質的にみるとなにも異常はないわけです。
んじゃ~それを食べるとどうなるのか?
DNAを食べたからといってその遺伝子を食べたもの(動物)に影響するということはないのではないですよね?(ほうれん草を食べたからといって人間が緑色になることはないです。笑)ですので、その4種類の塩基配列を変えたからといって食べて影響が出るとは考え難いわけです。ではなんで嫌がられているのでしょうか?
もちろんイメージ的なものは大いにあると思われます。地球上に存在しない遺伝子配列をもつものを食べるわけですから、“未知”の生物を食べている感じなのでしょうか。あと嫌われる大きな原因としては除草物質などを生産する遺伝子を組み込まれたものが、本当に人間に有害な物質を作ることはないのか?という不安があったりするのではないでしょうか。これらについては大規模な実験をなされてから実用化されていますので、消費者が正しい知識をもってデータを見れば不安は取り除けると思われます。
ただしこれらの歴史はまだまだ浅く、何世代にも亘って食べても完璧に安全が証明されるかというと、事実的な証明はないわけでこのことも不安の原因となっていることは事実です。しかし急性・亜急性毒性試験、また代謝経路などの化学的安全性は確認されており、ほぼ間違いなく安全です。私が思うに、排ガスだらけの町に住んだり、高塩分、高カロリーなファーストフードを毎日食べている方がよっぽど身体に毒ではないでしょうかね。

話が長くなって申し訳ありませんが、つまり一番の問題は消費者の無知であり、負のイメージだけを植えつけるマスコミであると思います。
来るべき食糧難を救うためには遺伝子組み換えは間違いなく必要になるでしょう。確かな情報を知り、それを自分たちで考え利用していくことが必要なのではないでしょうか。
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この回答へのお礼

Ryourakuさん有難うございます。NO1の方とは正反対の論ですが、確かに仰ることに一理あると思います。それと私自身無知な部分が多く、イメージだけに基づいてその良い悪いを決めてしまう傾向があることは否めないと改めて実感しました。これからの時代はもっと一人ひとり独立した判断をもつべきだ、思いました。
 話しずれましたが、人間はその遺伝子構造を吸収するのはなく、栄養物質として吸収するのだからもっと物理的問題だと考えられます。
 
《私が思うに、排ガスだらけの町に住んだり、高塩分、高カロリーなファーストフードを毎日食べている方がよっぽど身体に毒ではないでしょうかね。》→目先にとらわれて、健康害したら元も子もないですね。でも最近これもよくある傾向ですね。

《ただしこれらの歴史はまだまだ浅く、何世代にも亘って食べても完璧 に安全が証明されるかというと、事実的な証明はないわけでこのことも不安の原因となっていることは事実です。》→これが根本問題です。

《急性・亜急性毒性試験、また代謝経路などの化学的安全性は確認され ており》→安心です。

やっぱ難しい問題ですね。もっとよく調べます。
とても参考になりました。有難うございます。

お礼日時:2009/09/08 15:14

遺伝子組み換え以外にも過去に作られた物で後々健康被害が出た物は医薬品他たくさん存在しますね


現状では ”わからない” が正解ですね
わからないから不安=安全で無い
わからないから危険な証拠は無い=安全といって販売したい
といったとこですかね
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この回答へのお礼

理にかなっていないということ自体根本的に正しくないでしょう。

はっきり分析しきってから、実用化するなりしないなり決めるべきだと考えます。
 どんな業種業界でもそうですが、こういったあいまいな命題は必ず権力があるほう、知識があるほう企業、政府等に押し切られて結局は彼らの利益になるように誘導されてしまうんじゃないでしょうか。
そうして利益を得る側はいつも決まっていて、被害をこうむる側もいつも決まっていきます。

お礼日時:2009/09/08 14:32

こんにちは。

私も遺伝子組み換えはマズイと思ってる人です。
私の現在の根拠は
●「現在の遺伝子組み換え技術はどの方法を用いても遺伝子が入る場所を制御できない」事が最大の問題です。
その場所には何らかの遺伝子があるはずで、その遺伝子を破壊して割り込む心配が必ずあります。
●現行の遺伝子組み換えは主に、虫が食べると死ぬ毒素(BT毒素)を作るものと、モンサント社のラウンドアップという強力除草剤と、それに対する耐性遺伝子を組み込んだ物とのワンセット商品であって、種子は一代限りに限定されているシロモノです。
ラウンドアップ耐性の方は、除草の手間が大きく省けるので、一度つかったら永遠にモンサント社から種子と農薬を仕入れなければならなくなる麻薬みたいなものです。
どちらも、導入した遺伝子が周囲の雑草などに拡散する現象が確認されています。
特に後者ではいずれラウンドアップ耐性雑草が沢山出てきたらどうするつもりなのでしょう?
#医療分野では、抗生物質に耐性を持つ最近が多発して大問題になってますし、細菌の間では、遺伝子交換が起こるというのは確認されています。
注)細菌は植物細胞に近いものです。

「世界の人口増の点で言えば食糧問題はそんな事を問題にしていられる暇なんかない」という議論が盛んですが、実際には食料の平等配分なんて行われたためしもなく、大規模増産が出来てもその富を独り占めする人の天下になるだけの話でしょう。
食料の増産技術と人口増・飢餓問題は同一に論じる事が出来ません。

ついでにこういった「運動」的要素を含む問題では、必ず「反対派」がいます。
企業や行政などの組織の後ろ盾があるグループはお金や権力を駆使して相手の理論をつぶす人たちを組織しますので「根拠」をあげれば必ず論破されます。
そして段々素人には訳のわからない議論になってゆき、人々の間から忘れ去られる、という経過になる事が非常に多いようです。
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この回答へのお礼

早速の回答有難うございます。遺伝子が近くに飛火するというのは驚きました。雑草に飛火するというのは商業ベースだけでみてもmyeyesonlyさん言うの危険はありますが、しかし環境的にも生態系の問題などもあると思います。
 確かに危ないものですね。出来るなら使いたくないし、食べたくないですね。食糧難は大問題ですが、結局は人間の道徳による部分が多いのではないかと思いました。組み換えなくても代替の方法は無いのでしょうか。有難うございます。

お礼日時:2009/09/08 14:51

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