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文部科学省の調査によると、収入が高い家庭や学習塾など学校外の教育支出が多い家庭ほど、子どもの学力も高いことことです。世帯年収の高さに比例して正答率も高くなっていくことが判明し、年収200万円の世帯と1,200万~1,500万円の世帯を比較すると、各教科とも正答率でおよそ20ポイントもの差がついたとのニュースがありました。
確かにデータを見るとその通りなのですが、以下の可能性はないのでしょうか。
親が高収入≒高学歴 の可能性が高い(もちろん低学歴でも高収入の人もいるし、逆の人もいますが)
点数がよい子供≒親が高収入≒親が高学歴
つまり 点数がよい子供≒親が高学歴
親からの知能の遺伝(DNA!) 頭がよい親の子は頭がよい(かえるの子は、かえる)
 また、親も子供のころから当たり前に勉強してきたため勉強するという環境が当たり前である。

自分としては、遺伝の可能性のほうが高いように思えるのですが、なぜその可能性を排除したのでしょうか。
自分の周りでは、頭がよい親の子は、収入に関係なく頭がよいように思いますが。

A 回答 (9件)

いろいろなデータがある様ですが、結局の所は、頭の良さなどの定義はできない、


という答えが出た、ということになるのではないでしょうか?

本当に実際の家庭をのぞいてみたら、ケースバイケースだと思われます。

親の収入が高くても 兄妹の数が非常に多ければ、上の方の子供は高学歴、でも自分のことばかりしか考えない長男、二男、だったりすれば、上の子にばかり私立でお金がかかってしまい、下や末っ子の方の子たちは、成績が良くても経済的に、年の離れた兄たちに経済的協力が援助してもらえずに、妹、弟たちは大学に行けなかった、などの事実もあります。
年の離れた長男夫婦家族が実家を占領してしまうので、末っ子の年の離れた弟は、早くから自立しなければならず、経済的支援もなく、学費もアパートの居住費も、自分でアルバイトしてやって行かなければならない人も、しかしながら奨学金に頼る程までにはアルバイトなどして働かなければならないため、学力が足りない、という人などもいます。

また、親の収入がそれほど高収入ではなくても、長男長女が努力して高学歴、良い会社に就職して、妹や弟たちの学費をきちんと世話してくれる性格、などの家庭もあります。

従って、かえるの子はかえる、とは限らず、高学歴の親、なのに子供は何浪もしているとか、資産家、良家の家柄のため、恵まれた環境の優れた親との関係性に不和、で、反抗して大学に行かなかった、などのケースもあります。
また、子供はすごく勉強が好きで、親が学歴がなく、とても苦労して来たのを見ているので、東大に現役合格、などの ケースもあれば、
お医者さんの家族で、親はエリート、が、子供は学校の成績が後ろから数えた方が早い、なんてこともありますし。

家族内でも各人性格もことなりますし、親との相性などもあって、反発したり、素直に従ったり、いろいろです。そうしたことも学力には大きく影響するため、一概に、高収入だから、とか、DNAとかで 定義できる単純な内容ではないのだと感じました。

加えて、学力が高くても=頭の良さ とは言い切れません。
学校の成績がよくても、仕事に繋がらなかったり、収入が高くなるというわけではなく、かえって学力が悪かったけれど、生活力が非常に高いという人もいて、学歴や学校の成績はかなり良くなかったのに(偏差値40も満たないとか、5流の学校など出身)、が、就職先は一流企業、なんて人も非常に多いのです。
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質問者様の意見に全面的に賛成です。



この種の質問でよく見られる答えとして教育費にお金をかけられるために成績に差が出るというものが一般的なものだと思います。
ですが、質問者様のように点数がよい子供≒親が高収入≒親が高学歴を常々思っていた私には「?」でした。

というのも親が高学歴なおかつ高収入で私自身、成績は上位でした。(恐らく誰もが知るだろうと思われる大学出身で、私が中学生の頃には年収1000万円を大きく超えていました)
特に中学の頃の勉強といえば、テスト前の休み時間に必死に教科書とにらめっこする程度のものでしたが、クラスでは上位の成績だったと記憶しています。あ~あ、全然できなかったわ…次のテストはもっと勉強しなきゃなぁ…なんて思っていても、いざテストの結果が出て周りと比べると割合出来ているんですよね。

これは、遺伝以外考えられないと思うんです。塾にも行ってませんでしたし、部活漬けで勉強などしていませんでした。まぁ、私ひとりの経験では絶対に言い切ってはいけないんですが、何より皆同じ授業を受けている以上、条件は一緒なんですから、そこで吸収できるかできないかの差ではないでしょうか。

それで、本題なんですが遺伝の可能性を排除したのは、ただ単に遺伝だと言い切れるエビデンスがないんじゃないでしょうか。だって、そんな調査難しいですもん。ただ、私の考えではバカだなぁといわれる人でも、高校受験ぐらいまでなら努力さえすれば県内トップ校に十分合格できると思っています。でも、遺伝の可能性は大きいですね。
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まず、調査は数千人を対象に、同じ問題で行われているので、


「私の周り」を主観で数例挙げても覆せるレベルではなく
データはその通りでしょう。

ただ、親の年収が子供の成績に直接影響を与えるはずはないので、
年収が上がることと相関関係のある「何か」があり、
その「何か」がまた子供の成績と相関関係にあると想定するのは
正しい考え方だと思います。

私も、その「何か」については、質問者様の想定する遺伝もあり、
その他、教育費の額、交友関係、
教育や成績に対する親の志向や意欲、
家庭で見るテレビ、雑誌や書籍、会話のレベルといった環境等、
多数考えつきますが、おそらくこのうちの
いくつかの複合だろうと思っています。

その点、更に調査をして欲しいという最初の補足には同感です。
実際、文科省は、成績に影響を与える要素を
高所得の家庭から抽出できるように、更に調査を進めています。
そうすれば、教育政策に反映したり、広く家庭も指導するできたりするので、
結果に期待しています。

ただ、遺伝の調査は困難なんですよね。
どうしても遺伝以外の要因が子供に影響を与えてしまうので。
それに、遺伝は教育政策では対応のしようもない因子なので、
文科省は積極的に調査しないだろうと思っていますが。
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いろいろ見た私の簡単な結論を言います。


親が低収入なら、その親は基本的にはバカです。だから子供にもそのバカがうつる。そして、親が高収入ならバカではない可能性が高く、丁寧な言葉使いも普通に使える。

バカは移ります。なぜなら楽だからです。謝るより怒る、考えるよりあきらめる、努力するより逃げる、丁寧な言葉遣いより悪い言葉使いをする、人と争うときも議論せずに叩く、などなど親の良い所は10あるうちの2か3しか移りませんが、悪い所は10あるうちの10移ります。

遺伝とかDNAとかは、初めの理解力の差ぐらいで、全然関係ないと私は思っています。遺伝とかDNAとか言ったほうが勉強をせずにバカになってもいい訳ができるから、いい訳をしたいために使いたがっているだけのような気がします。

まあ、年収が1000万を超えれば、塾に行かすのが普通なので塾に行かない子供よりも成績が高くなるのは当たり前ですが、、まあ、全てのデータがあっても遺伝と結論づけるのは無理だと思います。

金持ちの子供が勉強をせずに遊びほうけて、貧乏な家庭の子供が塾に行ってしっかりと勉強をしても、金持ちの子供のほうが学力が高いと考えるなら別ですが、、、
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この回答へのお礼

馬鹿がうつる。 確かに大賛成です。
遺伝の関係は、かなり低いようですね。生活環境の方が影響がおおきようですね。

お礼日時:2009/09/12 18:11

こんばんは。


knyackiさんと同様、私も遺伝の影響は強いのではないかと最近まで思っていました。
ところが、
いつか(たぶん、ここ数ヶ月以内)のテレビで、学力と遺伝との関係を学問的に研究した結果についての放送(日本での統計か外国での統計かは失念)を見たところ、
親の学力と子供の学力には、さほど強い相関がないとのこと。

しかも、最も相関が弱いのが数学系の能力なんだそうです!
これには、私も驚きました。

つまり、
能力 + 学習 = 学力
ということではあるけれども、遺伝的能力差が小さいので、
0 + 学習 = 学力
のようなことになるわけです。

最近、小中学生の学力テストの結果で、またもやトップクラスを地方の県が占めていることが話題となっていますが、
これには、学校で補習を丹念にやっているということが寄与しています。
それって結局、都会の子達が塾に通ったり、金持ちの子達が家庭教師に指導を受けたりしているのと同じことだと思いませんか?


なお、No.4様がおっしゃるとおり、個別の反例を掲げてても、きりがありません。

私の近所の子達の中では、ここ数年、県下一の進学校に合格したのは、末端で働く薄給の公務員のお子さんだけです。しかも、4人兄弟の一人です。

そして、私自身のケースを言えば、
No.4様ほどではありませんが、一応、そこそこの大学を出て、親戚縁者の中では最高の学歴です。
しかし、上の兄弟達が進学した時点で、すでに学資が尽き、借金を負い、私は母親の仕事を手伝ったりしていました。
しかも、親からは受験が終わるまで、とうとう一度も「勉強しろ」と言われず、
受験勉強のための出費は、参考書等を除いては、添削を2科目1年間(結局役に立たなかった)だけです。
しかし、合格してしまいまいました。
私は努力をすることが苦手なので、もしも家庭教師から指導を受けていたとしたら、
違う結果(違う大学を受けて合格)になっていたような気もします。

以上、ご参考になりましたら幸いです。
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この回答へのお礼

確かに数学の才能は、遺伝しないそうですね。
前にテレビでコメンテータの人が「小中学校の学力テストの点数が学力の高かった県は、テストのために補習をやったためだ。これでは、公平といえない。」と言う様なニュアンスのことを言っておられたことがありました。テストのために勉強することが不公平?
某国のように知能テストのために予行練習するなら不公平ですが、テストならよいのではないかなーと思います。

お礼日時:2009/09/12 18:08

私は東大出身ですが、姉は商業高校が最終学歴です。


隣に住んでいた従兄弟兄弟は、兄が中卒で塗装業、弟は国立医学部です。
個別の例をあげても、何の意味もありません。

http://www.kanteishi.net/kantei/opinion/065.html
ここでの分析では、収入と正答率はかなりの相関関係がある。
http://club.pep.ne.jp/~shigmats.1/utusback/kodom …
ここでの分析では、まぁいろんな関係が関係あるかなぁという程度。
http://toshi-sawaguchi.life.coocan.jp/blog/2009/ …
母親のIQと子供のIQの相関性は指摘されています。
所帯年収は基本的には父親に依存します。
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この回答へのお礼

興味ある分析例ありがとうございます。
個別の例をあげれば、私の周りにもいろいろな家庭があります。
兄弟で学力差ができたのは、各家庭ごとにそれなりの事情があったのだと思います。
IQと母親 育った環境がやはりものをいうのでしょうか。。

お礼日時:2009/09/12 17:58

こういう統計の類いは全然当てにならないと、常々思っています。

そして「親が高収入≒高学歴」説には大いに賛成です。まあ、皮肉な話、文科省の言うように「家庭の収入=子供の学力」なのだとしたら「親の子供時代の家庭の収入=親の子供時代の学力=親が親になってからの収入」ということにもなりますしね。

ただ、必ずしもDNAだけが原因ではないと思います。親が高学歴であれば、子供に勉強を教えられるし、親自身が塾に行き慣れていれば子供の塾選びも上手にできるだろうし、家に置いてある書物や繰り広げられる会話など、何かと学力に役立つ環境が備わっている可能性があります。

一方で逆に、収入が低い家庭の子は、塾代を払えないうえに、親は勉強を教えられるほど高学歴ではないかもしれないし、どうやったら貧しさから抜け出せるのか、その方法を親がわかっていないので子にも伝授できていないという可能性があります。

そして、その低収入層に目を向けることこそが、調査結果の大事な点なのだとも思います。つまり、「あなたが高収入になると子も成績良くなるよ」ということを親に示すというよりは、「低収入な彼らには出口がないんだよ」ということを教育機関などに示すことによって、きちんと義務教育期間の公立校の中で勉強を理解させる態勢を整えるよう促すことに、この調査の意義があるのだと思います。そこを関係各所は読みとってほしいものですね。

今の公立校では、塾に行くのが当たり前です。さらに、ゆとり教育時代には、宿題を忘れようが、授業を理解できまいが、それをただす強制力がありませんでした。ないから、それを欲しい人は塾に行く、悪循環でした。我が家の収入は決して悪くありませんし、親は高学歴ですが、事情により子供は塾にほとんど行けず、かといって先生に質問することも滅多になかったので、結果、公立校の学力面で落ちこぼれていきました。ただし、勉強はできませんが頭はいいと思うので、これから這い上がるかもしれませんが。
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この回答へのお礼

親の収入で点数に差があると言うことは、「現状の学校教育だけでは、学力に差がつく」と言うデータと取れますね。ゆとり教育廃止の布石の可能性がありますね。
教員免許の更新や不適合教員の件は、日教組が票田の民主党では、どうなるのでしょうかね。

お礼日時:2009/09/12 17:51

私の周りの頭のよい子は親は高学歴でなく、収入も普通デス。


うちの子たちも小さいときからトップクラスでしたが、親は高学歴でもなく勉強するという環境はありませんが、部活などに入って普段勉強していないけど、良い点がとれるのは実は暗記が得意のようです。
普通の子が前の日に一生懸命勉強してもいい点とれなくても、少ししただけで高校でも100点とったりして、実の子ながら驚きます。
が、少し思い当たるてんがあります、それは小さなころから右脳を鍛えるあそびをさせていたからではと内心思っています。
遺伝というより小さい頃の環境ではないでしょうか?
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この回答へのお礼

ありがとうございます。
生活環境も大きな要因ですね。
「親の収入と子供の学力の関係がある」と発表した文部科学省の真因は何なんでしょうか?

お礼日時:2009/09/10 20:27

質問の最初の5行から察するに、


調査結果というのは統計データであって
他の可能性を排除したわけではないのでは?
という点をまず突っ込ませていただきます。

親が賢ければ遺伝の可能性もあるでしょうし、
子の勉強を見てあげられるという部分もあるでしょう。
しかし金が物を言う部分もあると思います。

みんながみんなそうだとは言いませんが、
経済的にあまり余裕のない家庭では、
親の仕事を手伝わなければならなかったり、
バイトしなければならなかったりします。
その分勉強できる時間は減りますし、
余裕がないので参考書も買いにくい。

一方裕福な家庭なら、
勉強する時間は取れる場合が多いでしょうし、
参考書も割と手軽に買え、塾や家庭教師を
視野に入れることも可能でしょう。
参考書等による勉強でなくても、
マンガや小説、TVなどに費やす時間が多ければ
その分国語力がつき理解力が高まるので
全体的な成績の底上げが望めるでしょう。
(目立つものではないにせよ。)
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この回答へのお礼

確かに他の可能性を排除したわけではないですね。考えられる一番の原因がお金というところでしょうか。
ニュースでは、ほかの可能性(収入以外の家庭環境など)についてなんらコメントがされていなかったのがなぜなのかなーとおもっただけなのです。

文部科学省も、金が物言う部分と親の遺伝どちらの可能性が高いのか考えられるほどもっとデータを出してくれたれたらよかったのにと思います。

お礼日時:2009/09/10 20:21

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