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インクジェットは長年使用すると廃インクタンクがいっぱいになりますが、業務用でも同じことなのでしょうか?
また、モノクロレーザーを購入しようと思っているのですがインクジェットと比べて廃インクタンクと同じような症状が出ることはあるのでしょうか?
インクジェットの本体の交換が2年ごとぐらいなので結局ランニングコストがかなりかかっているので耐久性を重視して考えています。
(インクジェットはカラー印刷用、モノクロレーザーは文書用で考えています)
あまり高価なプリンターの購入は考えていません

A 回答 (2件)

プリンタの修理屋です。



廃インクタンク(本当は廃インク吸収体)については多くの人に誤解されているのが少々残念です。
ご存知かと思いますけど、インクジェットプリンタでは、きれいに印刷できるようにノズルを常にきれいにするためにクリーニングという動作は必要な物です。
クリーニングといっても、インクを吸引しながら空打ちするわけですけれど、そのインクを本体の底に仕込んだ廃インク吸収体に吸い込ませる訳です。
廃インクの量はメモリで管理していて、印刷数、クリーニング回数などで求められています。

で、現在の一般的なインクジェットプリンタは安いものでは5,000ページ程度、売れ筋の機種でも15,000ページ程度、使用期間は3~5年程度を想定しています。
これから割り出すと、1日/5~20ページ程度となります。

ところが・・・(ここからは問題発言になるかも知れないのですけど)廃インク吸収体はフェルトのようなもので、毛管現象を利用してインクを吸収していくのですけれど、吸収する速度は有限で、それほど速いものではありません。
一時的に大量に使ったりすると、廃インクが吸収されずに溢れてくることがあります。

結局、使わなければノズルが詰まり、使いすぎればインクが漏れるという非常に厄介な機械であるわけです。


昔の機械であれば、廃インク吸収体が本体に無いもの、あってもカウンタすらないものがありました。
長くなるので省略しますけれど、廃インク吸収体方式を採用することで大幅なコストダウンが実現したことは事実で、ほとんどの人がそういったことを知らずに批判しているわけです。
ただ、コストダウンの圧力が弱まることはなく、結局現在の機種の耐久性はかなり低くなっているはずです。

2年くらいで買い替えといわれていますけれど、廃インクの警告が出て交換しているのでしたら、それなりの印刷量と考えてもよいでしょう。



さて、レーザープリンタについてですけれど、廃トナーというものがでますので、回収しております。
感光ドラムから紙に転写するときに100%転写するわけではないので、残ったものを回収しています。

キヤノンのモノクロレーザーは感光ドラムとトナーカートリッジが一体型になっていると説明されていますけれど、実は廃トナーボックスも内蔵されていて、3つが一体になっています。
トナーを交換すればすべてが新しくなるので、管理もいらないわけです。

同じキヤノンでもカラーになるとA3機は廃トナーボックスがあります。A4機はモノクロと同じ一体型です。

ただ、インクジェットと違って、粉ですので保管などの扱いは楽ですし、大きな問題にはなりません。
回収したトナーを細いパイプの中でスクリューで送っているのですけど、時々固まったりして故障することがあります。
一体型ではそういったこともなく、圧倒的にトラブルは少ないです。


おっしゃるように、モノクロレーザー+インクジェットの組み合わせは、私も時々提案するのですけど、印刷数が分からなければ何ともいえませんね。
場合によってはカラーレーザーを1台入れたほうが合理的という場合がありますので。
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この回答へのお礼

ありがとうございます。とても参考になりました。是非参考にさせていただきます。

お礼日時:2009/09/23 01:06

>インクジェットは長年使用すると廃インクタンクがいっぱいになりますが、業務用でも同じことなのでしょうか?


同じです
>モノクロレーザーを購入しようと思っているのですがインクジェットと比べて廃インクタンクと同じような症状が出ることはあるのでしょうか?
ありません
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この回答へのお礼

簡潔で分かりやすかったです。ありがとうございました。

お礼日時:2009/09/23 01:07

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