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No.3
- 回答日時:
>輻射の場合でも同じことなのでしょうか。
輻射としての熱伝播は赤外線が顕著ですが,赤外線の場合は主として分子構造に作用して,分子内の原子配置を振動させる作用があるようですね。また,可視光線以下の短い波長になると原子・分子内の電子をゆりうごかします(励起)。いずれにせよ,電子も含めて原子・分子の元気のよさ=エネルギーになるわけです。
No.1
- 回答日時:
「温度」とは何か? ということを理解するとすっきりすると思います。
水銀温度計やアルコール温度計ではかっているのは、温度によって変化する液体の体積です。では、そもそも温度とは何なのでしょうか?
ミクロの目で見ると、温度が高いと(電子も含めて)原子・分子の運動が激しくなることが知られています。それが、固体・液体・気体の状態変化をもたらすこともご存じですね?
温度とは、「原子・分子の元気のよさ」のことなのです。ですから、温度が高くなると原子・分子の熱運動が激しくなるのではなく、熱運動が激しくなった状態を温度が高いというわけです。
では、「熱」とは何でしょうか? ミクロの目で見ると、原子・分子の熱運動は、相互の衝突を通じて伝わっていきます。「原子・分子の元気のよさ」がある物体から他の物体に伝わることを「熱が移動した」といっているわけですね。原子・分子の元気のよさが伝わるような状態に物体をおく(温度の高い物体に接触させるなど)ことを熱を加えるといっているのです。
「熱を加えると分子が激しく運動するようになる」のではなく、
ミクロの目で見て、
「分子が激しく運動するようになる」状態におくことを
「熱を加える」と私たちは表現しているということです。
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