電子書籍の厳選無料作品が豊富!

高校2年の男です。

僕は小さい頃からピアノをやっていまして、今は音楽家になることを夢に勉強をしています。
そして、今年もピアノコンクールに出場することになりました。

今現在、一番心配なのは、音楽性やテクニックといったことではなく、「メンタル面」のことです。
僕は、過去に色々な舞台を経験してきましたが、失敗に対する恐れというものでしたり、お客さんや周りの目が気になることがしばしばあり、なかなか自分の演奏に集中できない自分が時々ありました(現在は少しコントロールできるようになってきましたが・・・)。

そういった中、去年はあることによって僕は悩まされました。
それは、全国大会のコンクール会場で、いわゆる「敵」である他の参加者と同じ控え室になったときのことです。
相手(女の子)も僕もお互いのことを知っていたので、リラックスな状態にしたいとも思い、少しおしゃべりなんかをしていました。
相手は僕の直前の出番、前年度の全国一位の人でした。
そしてついに、僕が次の出番となり、集中力を高めようと思い、精神統一をしていました。
しかし、緊張が走りまったく集中ができなくなっていました。
今になってわかったことですが、この時、緊張によって「恋」をしたという勘違いが起きていたようです。
そして、結局よい演奏をすることができずに、終わってしまいました。
相手も良い結果を出すことができず、涙を流していました。

今年は昨年の悔しさもあり、頑張って練習をし、本番に望もうと思っています。
しかし、相手も同じ気持ちで必死に全国大会まで勝ち上ってくることと思います。
そうなると、また相手と再会することになりますでしょう。
今は、違う好きな人もいますし、あの人のことは何とも思っていないつもりなのですが、いくら頑張ってメンタル・トレーニングをしていても、いざとなると相手を気にしてしまうと思うのです。
いくら、昔の恋だとしても・・・。

しっかり自分の音楽の世界をつくり、お客さんに感動を与えられる音楽をしたいと考えています。
ほかの余計なことは考えたくないです。せめて、本番が終わるまでは。
本番に向けて、どのようにすればよいのでしょうか。
また、本番で潜在能力を最高に発揮させるには、どうすればよいでしょうか。

回答をよろしくお願いいたします。

A 回答 (5件)

こんにちは。



本番で潜在能力を最高に発揮させる方法ですか(汗)
もし私がこんな凄い方法を編み出せたら ノーベル賞ものかも…というのは冗談ですが。

舞台に立つからこそ発揮できるプラスαというのはあるでしょうね。でもそれは自然発生的?なものであると思います。

舞台上のプラスα。それは意識した時点でアウトのような気がします。

そう言ったものは 日々の真剣な練習の積み重ねと 様々な経験から 無意識に発揮できるものではないかな…と思うのですけど。

少し極端な表現をすると 捨て身になるというか。観客に感動を与えられる…というような『第三者』を意識することは 非常に演奏に没頭しにくくなる要素ではないかなぁと思うのですが。

舞台上で音楽に没頭できる状態になる方法というのは 人それぞれだと思いますが ご参考までにいくつか私が実践して成功?したことを。

私もある時期までは 非常に観客や周りの目が気になったことがありました。原因はいくつか心当たりがあり それを改善する努力はしました。
*自分を良く見せたい。または 人からどう思われているのかとても気になった→欲は捨てるようにしました。人からの評価を気にすることが全く無意味だということを認識し 向き合うべき相手が誰なのか自問自答して 答えを見つけられてからは かなり第三者は意識しなくなりましたし 人の視線も感じなくなりました。(ピアノの場合,特に横目で観客。正面に関係者の姿が目に入りやすいですものね。)向き合うべき相手は質問者さまのお考えで良いと思いますが 私は少なくとも観客や関係者ではないと思ってます。
例えば ピアノの音色だったり 自分自身。また 楽曲だったり 作曲家。…


*緊張しない方法ばかり模索した→緊張を当たり前の現象として冷静に受け止め 緊張を前提として(想定した)練習を繰り返した。
具体的には練習の時 本番を想定し,わざと緊張する(ちょっと難しいかな?)→緊張の中で集中して弾く訓練。緊張しても普段通りに弾く事が目標なので 普段自分が意識していることを脳に刻み込ませる。 緊張状態でも無意識に,普段意識していることが舞台上でできるように 細部に渡っていちいち確認しながら脳に叩き込むんです(笑)
舞台で特別なことを意識しないためにも。

*とにかく耳を鍛える。
邪念?が入ると 音が聴こえにくくなるような気がして 寝てても(ちょっと大袈裟!)音が聴こえるように バッハを中心として 多声音楽を丁寧に練習しました。全ての声部を丁寧に聴く。丁寧に弾きわけられる。多分 これが一番効果的だった気がします。

緊張で頭はボーッと 手足はガクガク震え…みたいな状態でも いつの間にか音が耳にきちんと入ってくるようになり それからは舞台上でも比較的音楽に没頭できる事が多くなりましたし 周りの目もほとんど気にならなくなりました。

私の勝手な解釈なので 全然根拠はないのですが 演奏をする上で最も重要なのは人間の五感の中の 聴覚ではないかなと。ついで触覚。
視覚も 幅広い跳躍などには重要になるかもしれませんが 盲目の方でも素晴らしいピアノが弾けることを考えれば 聴覚ほど重要ではないと思います。

嗅覚や味覚は置いといて(笑)五感を超えた部分。いわゆるシックスセンスのような。これが舞台上のプラスαにつながるのでしょうかね。

盲目の方は非常に良い音色で弾く方が多い気がします。それは視覚が不自由な分聴覚が健常者より発達しているからではないかな?なんて思うのですけど。

緊張状態で夢遊病者のようになっても 音だけは普段通りきっちり聴こえる。

これを習得されると かなりお悩みは解消されると 私は思います。

余談ですが。
私の友人が恋愛で頭がいっぱい状態のとき。 一緒にバンドをやっていて コンサートの練習時期に恋愛の悩みがピークに。
端から見ても全く心ここに在らず。厳しいバンドのリーダーが指示を出した声は彼女の耳には入らず!全然聞いてない(汗)みたいな感じでしたが 演奏はいつも完璧。
彼女は異常に?耳が良いんです。頭は好きな彼のことばかりを考えても 音楽が鳴っていると自分の音はもちろん 他のパートの音まで全て聴こえる。

もちろん彼女が舞台上で失敗することも皆無でした。

音が聴ける。こんな当たり前のようなことができていないと 他人の視線が気になったり集中力に欠けてしまう 大きな原因なるんだと思います。

質問者さまは まだまだお若いのでスタートラインに立ったばかりですよね。

他の回答者さまもおっしゃるように コンクールのためのピアノではなく ご自身のためにピアノを弾かれることを切望します。

最後に。私の好きなピアニストの言葉を。

「コンサートのとき,弾く前に舞台の袖で何を想っているかというと,今から弾く『その人』を想っているんだね。シューベルトならシューベルトを,ドビュッシーならドビュッシーを。その人の中で鳴っていた音楽を出来る限り再現できたらいいな,と思って舞台に出て行く」

「お客さんを喜ばせようとか,極端に大きく弾いたり弱く弾いたりしてお客さんをびっくりさせようとか,そんなのはつまらないこと」

「自分がうまく弾こうとは思わないほうがいいね。自分は仲介者なんです。『その人』がいて,僕がいて,聴く人がいる。可能なかぎりの技術と感覚を通して『その人』が喜ぶように弾けたらいいな,と思う。」(注:その人=作曲家)

コンクールでのご活躍 祈願しています♪
    • good
    • 1

こんにちは。


アマチュア音楽家(一般愛好家レベル)です。


こういったものは,個々のメンタリティに大きく依存するので,他人のやり方はあまり参考にはならないのではないかと思っています。
他の回答者のみなさまがおっしゃっているように,まずはもっと正面から深く自分とピアノと作品に向き合うこと。そうすることで,具体的な方法は自ずと見つかってくる(というか,自分自身で見つけねばならない)と思います。


とはいえ,以下,私の場合ということで,万が一ご参考になれば(爆)幸いです。
他のご回答の中で,なんらかの表現で触れられていることばかりではありますが。

---
メンタルトレーニング・イメージトレーニング,という言葉はよく聞きますが,私は実際のところ何をするのかよく分かっていません。例えば,自分がステージの上で完璧な演奏をしている姿を漠然と妄想(ぉぃ)していてもあまり意味はないと思うのですよね(笑)。

一度,以下のようなことを自問自答してみてはいかがでしょうか。

・手首の微妙な使い方,視線の配り方,呼吸のしかた,などなど(ピアノ未経験者なので見当はずれの例かもしれません,汗),自分はどうやって演奏しているか,細部にいたるまで把握していますか?
・それをどうしたら自分の潜在能力を最高に発揮させた演奏になるか,イメージできますか?
・自分が思う「最高の演奏」,練習中にできたことはありますか?
 (少なくとも,自分の脳内で再現できたことはありますか?)
・練習中もつねにそれを目指して(イメージして)いますか?
・そのイメージと自分の演奏のどこがどう違うか,チェックできますか?
・そのイメージから外れることに対しどのくらいの厳しさで練習していますか?
⇒卑近な例で恐縮ですが,本番と同じだけのミスに対する許容差で練習できていますか?
⇒言い換え:練習中にミスをしたら,本番中と同じくらい「しまった!」と思っていますか?

・・・と,書くだけなら簡単でも,私もできているとはとうてい言えませんけれども(汗)。

また,やっぱり本番には本番の何かがある,というのはやはり経験的にはあると思っています。#3さまがおっしゃる「プラスα」,どうしても期待したくなりますよね~。
だから,というわけでもないのですが,個人的には,練習と本番のかかわりの基本は,「練習に本番と同じように臨むこと」ではないかと思っています。「本番も練習通りに」ではなくて,「演奏中はいつも本番」と考えたいな,と。常に全力で表現しているからこそ,音楽の神様(いるかどうか知りませんけど,笑)がたまーに贈り物をくれるんではないかと。
作曲家・作品・自分・心の中にいるあの人(?)に捧げる音楽としてなら,いつだって本番ですよね?


あとは,ステージに立つ前の「おまじない」として,「深呼吸」&「smile(^-^)」。
(これはあくまでも私にしか効かないものですけど^^;)


最後に,昔の恋の想い出,ひとつやふたつ胸に秘めていた方がステキな音楽になりますよ♪
・・・たぶん(爆)
    • good
    • 0

私の場合は練習量です。


本番直前に「あーアレやっときゃよかった」と思うことがないように練習します。
そうすれば、いい意味で平常心で演奏できます。

成績を聞いた後に喜びを爆発させたり、不本意で泣いたりしているのは「まだまだ」だと思います。

「もうこれ以上は無理」というくらい練習をしておけば、成績が悪かったら「これだけ練習してダメだったんだから仕方ない」、良かったら「あれだけ練習したんだから当然だ」となり、大きく気持ちが動くことはありません。

…と色々書きましたが、これは学生時代の話です。
社会人になると、なかなかそこまでの時間はとれないので、悔しい限りです。
    • good
    • 1

簡単です。

あなたがピアノをもっと好きになればいいのです。
もっとピアノに恋をして下さい。
女の子よりもピアノを好きになって下さい。
ピアノに触る時は、好きな女の子に触るつもりで。
ピアノとあなたの心が一つになれば、素晴らしい演奏が出来ると思います。
ピアノよりも女の子の方を好きだと思っている内は、あなたは人を感動させる演奏は出来ないでしょう。
    • good
    • 0

まずは自分らしく弾くことじゃないでしょうか。


あなたはピアノが好きだからピアノを始めたのではないのでしょうか。
コンクールのためにピアノを始めたわけではないでしょう?
ピアノが好きだから今も練習してるのじゃないですか?
相手のことよりも自分がどれだけ曲と一体化できるかが大切だと思います。 どれだけその曲を自分らしく表現できるかどうかが、あなたにとってとても大切なことです。 自分とピアノのことを考えてください
自分の力を100パーセント発揮するには普段から200%の力で練習すると良いです。
(自分の経験により)緊張するということは自分に自信がないということです。練習が足りないのです。
コンクール前に相手と話すのはやめたほうがいいですよ。
自分が弾く曲を聞いたり(ほかの人の演奏を聴かないように)
したほうがいいと思います。自分の出番までに心を穏やかにすればいいと思います。
私はピアノを弾いたことがありませんが
フルートのコンクールによく出てたのであなたの自分の力が発揮できないつらさがよくわかります。自分もそんな経験をしたので。

落ち着いて頑張ってください

 
    • good
    • 1

お探しのQ&Aが見つからない時は、教えて!gooで質問しましょう!