チオ硫酸ソーダのチオの意味を教えてください

チオ硫酸ソーダの"チオ"とは何でしょうか。
又、硫酸ソーダとの違いも教えてください。

No.1 回答者： shota_TK 回答日時： 2003/05/02 11:33

チオ（thio）は，ギリシア語のイオウ（theion）に由来してると思います．

硫酸ナトリウムとチオ硫酸ナトリウムはかなり性質が違うと思います．下記あたりで調べてみて下さい．
http://www.google.com/search?q=7757-82-6+CAS&hl= …

http://www.google.com/search?q=7772-98-7+CAS&hl= …

http://www.chem-station.com/

参考URL：http://tbcc.todo.ne.jp/morgue/s/

この回答へのお礼

ありがとうございました

お礼日時：2003/05/02 20:55

No.2 ベストアンサー 回答者： blue_planet 回答日時： 2003/05/02 12:18

硫酸ソーダ＝硫酸ナトリウムはＮａ2ＳＯ4、

チオ硫酸ソーダ＝チオ硫酸ナトリウムは、ＮａＳ2Ｏ3。
（半角数字は下付文字と考えて下さい。）

つまり、硫酸ナトリウム中のＯが１個だけＳに替わったものがチオ硫酸ナトリウムです。このＳに置き換わったという意味を、「チオ」という言葉で表現しています。

こういうパターンは多いですよ。
アルコールＲ－ＯＨに対してＲ－ＳＨはチオアルコールと言います。（チオールとかメルカプタンとも言いますが。）
酢酸ＣＨ3ＣＯＯＨに対して、ＣＨ3ＣＯＳＨはチオ酢酸と言います。

酸素が硫黄に置き換わったんですから、それなりに性質も変わってきます。

例えば、チオ硫酸ナトリウムは通常市販されているのは五水和物で、白色・半透明の結晶又は粉末です。融点４８℃。水やテレビン油に可溶性。用途としては、写真の定着剤、水からのカルキの除去等々が知られているそうです。

硫酸ナトリウムは無水物も得られており、吸水性が高いので、有機合成において生成物の有機溶液の乾燥（要するに脱水）剤としてよく使われます。融点８８８℃。水に可溶性。他の用途としては、ガラス製造や製紙が有名かな？

この回答へのお礼

ありがとうございました

お礼日時：2003/05/02 20:55