限定しりとり

戦争映画でも、実際の戦争でもそうだが、
なぜ歩兵?は銃だけ持って突進するのですか?
なぜ身を守る盾を持たないのですか?
あまりにも無防備すぎて、撃ってくれと言っているようなものです。
結局それで大勢の兵士が死ぬわけだが・・・
ヘルメットだって貫通してるシーンもあるから意味ないし、
盾が無くて死ぬよりは、多少重くても盾があった方がマシなわけで。

プライベートライアンの冒頭のシーンなんかがまさにそうです。

マシンガンの威力は知ってますが、それでも何か対策はあるはずです。
マシンガンでも貫通しない盾くらい開発できるはずです。
重くても重厚な盾で身を守りながら少しずつ進むとか。
上陸する前に、敵のいるところを爆撃してから上陸するとか。

この疑問に誰か答えてくれる方、よろしくお願いします。

A 回答 (13件中1~10件)

近年は何かを壊す力のほうが何かを守る力より強いんですよ


世知辛い世の中です
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戦法は時代とともに変化します。


 機関銃という安定したプラットフォームから連続して弾丸を繰り出せる武器が登場するまで、西洋においては歩兵はファランクスの如く、密集隊形で粛々と前進していました。小銃という物は、射手が動揺するために案外と命中しないものです。

 最後の突撃時、どうするかは状況によります。基本的には交互に制圧射撃と前進を繰り返すのですが、一度に大量の火力を集中させて一気に制圧する方法を選択する場合も有ります。もちろん他の武器(戦車や歩兵戦闘車等)との連携も必須です。

 しかし、プライベートライアン(個人的なライアンさんではありませんよ(^_^;))の様な揚陸時は、連携をとる状況を作りにくいです。また、適切な遮蔽物に恵まれない可能性も高いです(皮肉なことにドイツ軍が設置した上陸用舟艇を邪魔する鉄材が良い遮蔽物になりました。映画でも登場していましたね。)。

>上陸する前に、敵のいるところを爆撃してから上陸するとか。
 もちろん実施しますが、堅個な陣地には有効では無い場合も有ります。卑近な例としては硫黄島上陸作戦時ですね。「硫黄島からの手紙」にも有った様に、岩を繰り抜いて作った陣地は実に堅個で、米軍は上陸前にこれでもかとばかりの艦砲射撃等を繰り返したのですが、殆どの陣地が生き残ったと言われています。そのため、米軍の作戦見積りとは裏腹に(楽勝と踏んでおりました。)、上陸部隊が受けた被害はプライベートライアンの比ではありませんでした。最終的な戦死、戦傷者は、守備にあたった日本軍を上回りました。米軍にしては悪夢の様な体験だったでしょう。戦死者数だけ見ても、プライベートライアン(ノルマンディー上陸作戦)を上回っています。

 今後は、赤外線等による遮蔽掩蔽された陣地の発見、それら地点に対するJDAM等の精密誘導兵器による攻撃、破壊という様に揚陸前支援攻撃の様相も変化するかもしれません。
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盾を持たない理由は他の回答者さんの言うとおりです。


重たい割りに役に立つか怪しい盾を持ち歩くよりは、
地形や建築物等の遮蔽物、塹壕、装甲車両等を利用する方が効率的です。

>あまりにも無防備すぎて、撃ってくれと言っているようなもの
歩兵が前進する時、何も考えずに突っ走っている訳ではありませんよ。
可能であれば砲や航空機による支援砲爆撃を行います。
仮に歩兵だけで前進する場合でも、半分が制圧射撃を行う間にもう半分が前進し遮蔽物に身を隠し、今度は制圧射撃…という具合です。

興味がおありなら戦術について勉強してみるのが宜しいかと。
私も最近かじり始めたばかりですが、なかなか面白いですよ。

プライベートライアンの冒頭ですが、
本来は水陸両用戦車が歩兵の盾となる予定でした。
しかしアクシデントで大半が海岸に到着する前に失われて…
しかもオマハビーチの独軍は比較的経験豊富な部隊で…
とまぁ、悪い条件が重なってしまったケースなんですね。
ユタビーチなんかは200名程度の損害しか出していません。
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is001さん、こん**わ<m(__)m>。



 まさに矛盾の話ですね。

 現在の技術では矛の方が勝っています。すでに御指摘が有る様に装甲鉄板1センチが抜けてしまう訳ですから・・・。銃器が身近で無い日本人はこのあたりを勘違いされている感が有ります。土壁なら70センチ位だったかな・・・。

 という訳で、今の技術だと戦車等になっちゃう訳です。それに片手が塞がっては戦闘になりません。

 で、歩兵さんのお仕事は、要は動き回って細かいところを抑える事です。盾の陰に隠れて動かなくなってしまっては困ります。歩兵戦闘車
が登場してから、これが問題になりました。誰も下車したがらないのです(当たり前ですが(^_^;))。

 漫画に出てくるようなロボットがもっと身近になれば戦闘形態も変わるかもしれませんが、こちらはコストが問題でしょうね。
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 相手がピストルやサブマシンガン程度を想定しているSWATとかの特殊部隊だと、普通に盾を使いますが…。



 そもそも、屋外での軍隊の通常戦闘だと、盾なんか持ってノロノロ歩いてたらRPG[歩兵携行用対戦車擲弾]を打ち込まれたり(戦車の装甲でも打ち抜くのですから、人間の持てる盾程度では防げない)、グレネードランチャー[擲弾筒]や迫撃砲を頭上を越えて曲射で打ち込まれて終わりでは?

 この辺の武器は、イラクやアフガンのゲリラでも多数持っているくらい一般的な武器ですし。

 第二次大戦だと上記の様な武器は限られますが、代わりに小型で発射間隔が短い対戦車カノン砲や対空砲[空じゃなくて地面に対して水平にして撃つ事も可能]が多数配備されていますし…。

 こういった大砲は、時間に余裕が有ればコンクリートで防護されたり、洞窟や豪などにいれられたりして、空爆や砲撃で破壊する事が出来ない様な場所に設置されました。←こいった防御設備を破壊するには核兵器やバンカーバスター等の登場を待つ事になります。
 (硫黄島の戦いでは、米軍は狭い島の地形が変るほど艦砲と空爆を行ったが、日本軍の防御施設の多くが残っていた…。)

 なお、戦場で歩兵が突撃する時って、守備側は射線が交わる様[クロスファイヤ(十字砲火)]に撃つ事を志向します。
 つまり銃弾は前方だけでなく左右の斜め前方 or 側面から飛んで来る訳です。
 (敵が丘や山を占拠してたら上からも…。)

 それに、戦闘では通常砲撃や機関銃等で敵兵の行動力を失わせる or 遅延させている間に、側面や後方に回り込むのが常套です。
 (ドイツの電撃戦やソ連の両翼包囲戦術などがこれの好例でしょう。)
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>マシンガンでも貫通しない盾くらい開発できるはずです。


 できないことはないですが、結局は機関銃の威力のほうが常に勝るということです。機関銃弾の威力というのは意外にものすごくて、ごく一般的な7.92mm程度の汎用機関銃でも厚さ10mm程度の装甲を貫くことができたといいます。
 地上戦で使われる機関銃は5.56mmから12.7mmが中心です。歩兵がそれを防ごうとすると、どうしても16mm厚程度の装甲板は必要になりそうです。必要な面積を(最低限半身を隠す程度の)仮に600mm×800mmとすると、体積は約8000立方センチ、鉄の比重が約8ですから重量は60kg以上(計算が間違っていたら申し訳ない)。多少重くても程度ではないので、歩兵がもって歩くのは無理ですね。
 第一次世界大戦の頃、匍伏前進する歩兵の防御用として頭からかぶる装甲が開発されたことがあるようですが、やっぱり重過ぎて一般的にはならなかったようです。
 現在の技術でチタンなんかを使えばもっと軽くできるでしょうが、それでも重量は30kg以上になります。
 ちなみに、現代の軍隊で使われているヘルメットや防弾ベストは、基本的に砲弾の破片から身を守り、受傷度合いを低下させるためのものです。特殊な規格のものを除いて、軍用小銃の弾は貫通します。

>上陸する前に、敵のいるところを爆撃してから上陸するとか。
 あの日本軍でもそれぐらいは常識としてやっていますが、砲弾や爆弾の爆圧は通常上に向きますので、構築物に対する威力は落下点の周囲数メートルに限られます。砲爆撃でトーチカや地下壕を完全に破壊するのは容易ではないということです。
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映画プライベートライアンの冒頭の戦闘シーンというのは、映画だから仕方がありませんが大嘘です。

実は、機関銃というのはあんなに圧倒的な兵器ではないのです。
戦場で最も恐れられていた兵器は実は大砲です。戦場の死傷者のおよそ50%は大砲(砲撃)による破片によるものなのです。続いて飛行機の爆弾、機関銃と続きます。そして人間の最大の急所である頭を守る鉄兜は大砲の破片から身を守ることはできたのです。
旧日本軍兵士の回顧録を読んでいると、日本兵は中国戦線では重い鉄兜なんか被っている兵士は全くといっていいほどいなかったそうです。重装備(大砲など)を持たない中国軍に対して鉄兜は必要性を感じなかったんですね。ねじり鉢巻で粋に戦争していた人もいたそうです。
ところが米軍が相手となると、米軍は圧倒的な物量でドカンドカンと大砲をどんどんかましてきますから皆な大慌てで鉄兜を被ったそうです。そして、鉄兜に命を救われることもしばしばだったようです。

現在のイラクなどに派遣される米軍兵士はいわゆる防弾チョッキを着ていますね。防弾チョッキそのものはベトナム戦争の頃からあったのですが、非常に重い上に他の方も回答しているように軍用銃の弾丸は貫通してしまうので兵士に嫌われて着用する人はあまりいませんでした。
しかし現在はかつてに比べれば軽くてそれでいて防御力も向上したので兵士達は着用しています。ただし、主な目的は爆弾の破片から身を守るためのものです。

ヨーロッパの騎士というと全身鎧で身を固めた姿を想像しますよね。実はあれは鉄砲が登場してその弾丸から身を守るためにああなったんです。中世の騎士がああいう姿をしているのはマンガに出てくるような姿をした忍者がいないのと同じ虚構の世界なんです。
ところが、銃の性能が発達するとどう頑張っても弾丸を防げないことが分かり、騎兵も歩兵も鎧を脱ぎ捨てていきます。ナポレオン時代になると兵士は全く鎧を身に付けていませんし、騎兵も兜と胸甲程度となります。

まあ一度軍のお下がりの本物の防弾チョッキを来てサバイバルゲームをやってみれば分かりますよ、いくらなんでもこんな重いモン着て戦争するのは大変だって。兵隊さんが行軍するときに持つ装備が約30キロといわれています。さらに3~4キロある鉄砲かついで、ついでに20キロもある盾なんて持ってられないでしょう?
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こんにちは


>なぜ歩兵?は銃だけ持って突進するのですか?
 いくつか理由があります。
一つは、銃に限らず武器の威力があまりに高すぎることです。
ゲリラなどがつかうAK-47、旧式ですが一般自動車ぐらいなら簡単に貫いてしまいます。そんな弾丸の連続掃射に耐えようと思うなら、相当分厚い盾が必要となるでしょう。さらに、歩兵の敵は銃器だけではありません。砲撃などの爆発物も深刻です。戦闘では建物が粉々になるような爆発にされるわけですから、人が装備できるもので防げるわけがありません。
また、ジャングルや屋内など、車両の入れない場所では盾は邪魔になってしまいます。さらに、ライフルなど攻撃用の銃器はとても重いので、盾と一緒に持っていくのは難しいと思います。
以上から、耐えるのではなく避けるような戦略をとったのだと思います。
それと、通常、歩兵は機甲部隊などの機械化部隊(戦車など)の後方で活動するものと、機械化部隊に同行する機動歩兵というものに分かれます。
陸上戦の主役は戦車です。いわば戦車が盾となります。そして、戦車では出来ない、建物の制圧、陣地の確保、局地戦などが歩兵の任務となります。こういった場合フットワークが要求されるので、なるだけ動きやすい格好が有利ですし、安全です。
>プライベートライアンの冒頭のシーンなんかがまさにそうです。
あれは何かのトラブルで機甲部隊が作戦に間に合わなかった例です。
>上陸する前に、敵のいるところを爆撃してから上陸するとか。

通常はそうなります。ですが、爆撃では大規模な破壊(工場の破壊)などは出来ても、トーチカなどは無傷の場合が多いそうです。また、民間施設も巻き添えを食ってしまいます。最近になってこそピンポイント爆撃が出来るようになりました。また、爆撃には制空権確保が不可欠なので、それが出来ない場合(敵が強力な航空戦力を持ってる、防空体制が強固、天候が悪い)は、歩兵が先行することもあります。

まとめると、

1.回避こそ最大の防御
2.陸上での攻撃は戦車、占領は歩兵
3.戦車の入れないところで活躍する。

ちなみに、現代では、機動力が重要なります。ですから、たとえばアメリカ軍の歩兵は、歩いて行軍することはほとんどないそうです。装甲車、防弾ジープ、オートバイなどで移動します。さらに「エアボーン」と言って、輸送機、ヘリ、などの航空機を使って、ピンポイントで歩兵を展開させる戦術もあります。

あと、is001さんの目の付け所はとても良いと思います。ベトナム戦争やイラク戦争にしても、機械化できない局地戦(ジャングル、市街地戦)でアメリカ軍が苦戦を強れました。当然ですが、兵士が死ぬのは出来るだけ避けなければなりません。ですから、ガンダムまでは行かないにしても、歩兵特有の機動力はそのままに、「盾」を装備できるようなパワーアシストスーツなどは、これから重要になってくるのではないかと考えます。
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盾は片手でしょうか、両手でしょうか、マシンガンを防ぐ盾はありますが20kgします、仮に20kgを片手で持ったとして、ライフルはどのように保持するのでしょうか?分隊支援火器は両手持ちですが、彼はどうしましょうか?日本の自衛隊の場合、兵站能力の低さから、20kgほどの食料、弾薬を所持しています。

盾の重量を含めると40kgです、湿地帯では体が沈みます、湿地帯は迂回しますか。以前愛知県で拳銃を持った男が立てこもり事件を起こしました。このとき盾を持ったSAT隊員が撃たれてます。重装甲な戦車も1発のミサイルで破壊されるのが戦場です。
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>なぜ身を守る盾を持たないのですか?



銃の弾から身を守れる盾。
きっと、かなり重いモノに成るでしょう。
銃よりも、「ずっと」重くなると思います。
しかも「盾」ですから、攻撃する時は全く役に立ちませんよね?。
更に銃も持たなくてはならない。
歩兵の負担が大幅に増えます。

「ノルマンディー上陸作戦」の時も、艦砲射撃や爆撃は行っている筈です。
しかし、ドイツ軍だってバカじゃない。
上陸を迎え撃つ準備をしていた訳です。
沢山有る「トーチカ」を全て破壊することなど、先ず不可能でしょう。

実際、アメリカ軍が担当した地区は、ドイツ軍の爆撃被害が少ない箇所だった為に、当初は手酷い反撃を受けて、アメリカ軍に多大の被害が出たと聞いてます。
「史上最大の作戦」など、他の映画でも描かれてますよ。

>マシンガンでも貫通しない盾くらい開発できるはずです

残念ながら、「盾」を開発しても、「盾」で敵は倒せないのですよ。
そんな費用が有るのなら、新しい「武器」を開発する。
それが、「戦争」ってモノなんですネ。

>重くても重厚な盾で身を守りながら少しずつ進むとか。

「歩兵」は、機動力が最優先。
そんな「重い盾」を持たせてノロノロ進むのなら、戦車隊を進ませるべきでしょうな。
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