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八丈島沖の漁船の転覆事故。またも漁師たちは救命胴衣を着けていなかった。http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20091028-00000 …

いつも思うのですが、どうして漁師さんたちは、海上保安庁や漁協、家族らが、以前からこれだけ必死に救命胴衣の着用を呼びかけていながら、それをしないのでしょうか?
http://www.agara.co.jp/modules/dailynews/article …
http://www.kaiho.mlit.go.jp/03kanku/shimoda/00_h …

ある県漁連の調査によれば、漁師の救命胴衣の着用率は20パーセント程度で、それでも以前よりは格段に上がったとのことです。
ちなみに、私は海釣りが趣味なのですが、漁師さんが救命胴衣を着ているところを一度も見たことがありません。
よくテレビでマグロ漁などを放送しますが、誰も救命胴衣を着用していませんね。
横須賀沖のイージス艦との衝突事故だって、漁協の指導に従って救命胴衣さえ着用していれば・・・、と誰しもが思っていたはずです。

作業の邪魔にならない膨張式の救命胴衣は、わずか6000円台から売っています。
http://store.shopping.yahoo.co.jp/plus-d/nlj-33m …

漁船や漁具に数千万円や数百万円をかけているのに、命を守るための6000円は不要と考えているのでしょうか?
それに今は、高性能の発信機付きのGPSも低価格で売られています。

救命胴衣を着用していれば助かった事故は数多いといわれています。(今の時期は水温が低いから長時間の漂流には耐えられないが・・・)
残酷な言い方ですが、救命胴衣を着用していれば、最悪の場合でも、少なくとも遺体の発見の可能性は高まります。
悲しいかな現実問題として、遺族としては、遺体が発見されるかどうかは保険金その他がすぐに出るか出ないかという問題に繋がります。本人だって、海の藻屑となるよりも、早く家族のもとに帰り温かいお墓に入りたいはずです。

A 回答 (6件)

No1の方のおっしゃるように、「救命胴衣をつけるなんてかっこわるい」と思っている漁師さんは多いようです。


私自身船を持ち、趣味のつりに行きますが(船に乗船する人も犬も救命胴衣を着けないと夫が乗船させてくれません。船室で寝ているときもはずしません。船が急に揺れて急に目を覚ましたときいきなり救命胴衣を着るのは無理ですから)、出会う漁師さん、遊漁船の船長さん、救命胴衣を着ているのを見たことはほとんどありません。
お年のかただと「あんなもの着てるのみられたらみっともない」とおっしゃっている人もいますし、「作業の邪魔」とおっしゃる方もいます。
事故にあうはずがない、落ちたって泳ぎはうまいんだ、俺は大丈夫、という自負もあるのだと思います。
かっこつけというか、みえとかそういうものを捨てて家族のことを考えてつけてくれるといいと思っています。
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この回答へのお礼

やはりそういう蛮勇が理由なようですね。
昔気質の誤った勇猛心というか度胸を誇示したいのでしょうか?
誰しもが、本当は着用したい、したほうが良いと分かっているが、仲間の目が気になる。狭い世界で日頃の付き合いも濃密なので、臆病と思われたら人間関係に差し障りがあるとでも考えているのでしょうか?
いずれにせよ、一般社会の常識は通用しない人たちのようです。
当事者、専門家によれば、過去の水難事故では、救命胴衣さえ着用していれば助かったと推察できるケースはかなり多いそうです。
ということは、死んでいった漁師さんは、自らの意思で、死ぬべくして死んでいったのでしょう。自業自得とはこのことです。まさか、死の間際になって、「救命胴衣さえ着ていれば・・・」なんて後悔したとは言わせませんよ。
勝手に単独事故で死ぬ分にはよいのですが、他船と衝突して死んでしまったら、相手に余計な迷惑と責任を負わせることにもなります。車でいえば、対向車と衝突し、シートベルトをしていなかったために死んでしまったケースでは、事故の過失割合はともかく、相手側にも死亡の責任が問われます。シートベルトをしていなかったのが悪いから無罪というわけにはいかないでしょう。相手からしてみれば、なによりも目覚めの悪いものです。
自分の蛮勇でしか物事を考えれられない、家族や他人のことを考えられない。まったく自己中心ですね。暴走族と同じ心理でしょうか?

お礼日時:2009/11/02 15:58

私は漁師ではなく、かつ海釣りも一度しか経験したことはないですが、趣味で釣りを楽しむ人とそれで生活している人を同じ土俵で論ずるのは「パンが食べられなければ、ケーキを食べればいいのに」という的外れな指摘になってしまいがちになると思います。



都会で暮らしていると、車は危険ですね。横断歩道ではないところを渡って命を落とす危険は田舎に比べるととてつもなく大きいはずです。では都会の人は横断歩道と信号を必ず守るかというと、むしろ守りません。私はある地方へ友人の結婚式の出席のため行き、横断歩道を渡ろうとしたら友人のお友達から「信号が赤です」と止められました。左右を見ても車は全くありませんでしたが、その地方の人は「赤信号は止まる」というのが根付いています。彼らからすれば、夜中に携帯電話を見ながら車が行き交う道路を勝手に横断するのは危険極まりない行為で、「それならば都会の人は車に轢かれても保険がおりなくていい誓約書を出すべきだ」と思うのではないでしょうか。

その結婚式のときの友人は、いま漁業監視船の乗組員を務めています。彼の口癖は「板子一枚下は地獄」という言葉です。毎日毎日あのような狭い漁船の上で仕事をしている漁師さんからすれば「そんなもんいちいちやってる場合じゃねえ」というのが本音なのではないでしょうか。天気の良い日を選んで船に乗るような私達と違い、彼らは波が荒かろうが雨だろうが毎日海に出ます。ディスカバリーチャンネルを見ていると、ベーリング海や北海の漁師さんたちもとんでもない荒波の中でライフジャケットもつけずに作業をしています。
そういえば、戦場の兵士も防弾プレートを抜くようなことをよくやるそうです。理由は「重くて邪魔だから」、そして「こういったものを付けても死ぬときゃ死ぬ」といいます。私達都会の人間が横断歩道でもない道路を渡る危険にマヒしてしまうように、漁師さんも海の上の危険にマヒしている部分はあると思います。

でもね、誰かが海に落ちたと聞くと台風だろうがなんだろうが海に出るらしいですから、やっぱり海の男はたいしたものですよ。海の上でドザエモンを発見したら、それがどんなに腐っていても拾って弔うのが海の男の礼儀だそうです。

蛇足・山の遭難は、多くの場合趣味の登山によって起きますからその捜索費用は有料だそうですが、海の遭難はそこで生活している人も多いため海上保安庁の捜索費用は無料だそうです。遭難するなら海ですね。
蛇足の蛇足・横須賀沖の事故について船乗りの友人に感想を聞いたら「あんな大きな船にぶつかったらタダじゃ済まないことは漁師も分かっている。船は車と違って気づいてからぶつかるまでに時間がかかるし予測もできるからぶつけられちゃ困るほうが必死に避けなきゃダメだ」とのこと。
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作業中なら救命具着用していると思いますが


船室にいたのならきているはずありません
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この回答へのお礼

膨張式の救命胴衣でもですか?
写真を見ても分かるように、膨張式のものなら作業にも就寝にもまったく邪魔にならないと思いますが。
港内で停泊しているのならともかく、外洋に出ているなら四六時中着用すべきものだと思うし、でないと救命胴衣の意味がないと思います。特に小型船の場合は、沈むときは一瞬で沈むのだから。

お礼日時:2009/10/30 18:41

船室で睡眠するときに救命胴衣をつけている人など世界中探してもいませんよ。


ましてや、転覆した船室から船外に脱出するのに救命胴衣を付けていては、浮力で脱出は困難となります。
小さな漁船の漁師さんは最近はほとんど小型救命胴衣を着けていますよ。
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この回答へのお礼

膨張式の救命胴衣でもですか?
写真を見ても分かるように、膨張式のものなら作業にも就寝にもまったく邪魔にならないと思いますが。
港内で停泊しているのならともかく、外洋に出ているなら四六時中着用すべきものだと思うし、でないと救命胴衣の意味がないと思います。特に小型船の場合は、沈むときは一瞬で沈むのだから。
膨張式のものは、膨らませていない状態では浮力はありません。

お礼日時:2009/10/30 18:40

>以前からこれだけ必死に救命胴衣の着用を呼びかけていながら、それをしないのでしょうか?



先ず、漁業関係者(漁師)に限らず「船舶の構造で、対応が異なる」のです。
法改正で、航行中の小型漁船に一人で乗船して漁労に従事している場合には救命胴衣の着用が義務付けられました。
(防水型携帯電話を持ち、多くの漁船と密集して操業している場合は免除)
違反すれば、2点が加算され一定の点数に達した時点で行政罰を受けます。
が、今回の事故が遭った漁船タイプに対しては努力目標に過ぎません。
漁労に従事している最中は、多くの漁師はライフジャケットを着用しています。
が、漁を行なっていない時(船室に居る時)などは、ライフジャケットを着用していません。

長距離フェリーに乗船した時、船長など乗組員だけでなく乗船客もライフジャケットを着用していませんよね。
同じ事です。

余談ですが・・・。
法律でライフジャケット着用が義務化されているのは、水上オートバイ乗員・小型船舶に乗る12歳以下の子供と1人で漁業を行なっている船舶乗員です。
他は、努力目標に過ぎません。
水難事故が多発している滋賀県(琵琶湖)では、条例としてプレジャーボート乗員全員のライフジャケット着用を義務化しています。
滋賀県警の警告・指示に従わない時は、罰金20万円です。

1級小型船舶免許・特殊免許・特定免許を持っていますが、免許更新講習会では「ライフジャケット着用効果」を何度も説明されました。

この回答への補足

「漁労に従事している最中は、多くの漁師はライフジャケットを着用しています」とのことですが、私の実見では、近海ということもあるかもしれませんが、誰も着用していません。
それに今回の事故は、台風の余波で海が時化ている状況でした。

法令の件は、私も調べ済みのことです。
私が知りたいのは、非常に安く簡単に命を守る方法があるのに、なぜそれをしないのか?という単純なことなんです。
なぜ、そんなに救命胴衣を着るのが嫌なのか?、ということです。
努力目標云々の問題ではなく、本人の命と家族の心配を考えていないのか?ということです。

罰則規定がないから自らの意思で救命胴衣を着けずに死んでいった・・・、で済まされる問題でしょうか?
例えば、登山者が雪山に登るに際しては、何の法律的な制約はありません。しかし、登山者は皆、万が一を考えて完全な雪山装備で登っています。(それでも遭難は起きますが)

補足日時:2009/10/29 11:47
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海の男のプライドというかプロ意識を、


変な方向に発揮した結果でなのでしょう。
あるいは漁師仲間の間でも、救命胴衣とか着けてると
ヘタレ扱いされるのかもしれません。
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この回答へのお礼

やっぱりそういう誤ったプライドがあるのですね。
昔ながらの間違った男意気を見せているつもりなんでしょう。
言葉は悪いですが、ドリフト族(古い!)が暴走している心理と似たようなものでしょうか?
だったら、遭難しても捜索は不要だ、とでも誓約書を書いて欲しいものです。

お礼日時:2009/10/29 11:25

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