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18世紀、イギリスで産業革命がおこり、
蒸気機関が発明されました。

蒸気機関を用いた交通手段、運搬方法として
蒸気船と蒸気機関車があるようですが、

このふたつの違いはなんでしょうか。

単に運河と道路の両方を使ったほうが効率がいいから
船と車がそれぞれある、ということでしょうか。

機能面でどちらのほうが優れていた、とか
長い間使われたのはどちらか、など、

なにか差がありましたら、教えてください。

A 回答 (5件)

>どちらのほうがより多くの資源を運べたのか、



これはもう段違いで船です。蒸気船にしなくても船っつうのはいちばんコストが安いんです。海上輸送のコストは陸上輸送の1%で済むという話もあります。例えば中東の原油を日本に運ぶ時、船ならあのバカでかいタンカーを使えますが、もし陸上を鉄道やトラックで運んできたらガソリンが「超高級品」になってしまうでしょ。

>どちらかのほうが速かったのか、

速度は鉄道のほうが早いですね。

>どちらかのほうが使用率は高かったのか、

これは一概にいえないので単純比較は無理です。船の利点は前述した低コストで大量輸送が可能なことです。一方、鉄道輸送の利点は早くかつ鉄道線があればどこにでも輸送できることです。船で長野県に物資は運べませんからね。
ただ、古今東西どこでも大都市は海運か河川運送あるいはその両方が利用できるところで発達しますから、船のほうが何かと便利であったのではないかと思います。

ちなみに、蒸気機関が発明されたとき、最初に作られたものは炭鉱から出る水をかき出すためのエンジンでした。それまで鉱山から出る水は人力でかき出すしかなかったのですよ。それがやがて船につけられて風頼みの航海であった船の歴史に革命を起こすのです。ただ、蒸気機関というのは大きなものは作りやすいけど小型化するのが難しかったので、蒸気自動車というのは普及せず、鉄道となったのです。
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この回答へのお礼

なるほど。
よくわかりました。

回答ありがとうございました。

お礼日時:2012/02/19 20:48

いきなり蒸気船と蒸気機関車が生まれたわけではありません。

その前に帆船と馬車が存在しました。帆船は、風と潮流を動力とするのに対して、馬車は馬を動力とします。馬は泳げませんから船の動力には使えません。また陸路では風と潮流は使い物になりません。海路と陸路にはそれぞれ存在意義があります。必ずしも同じ用途、同じ目的の為に海路と陸路が開発されたわけではありません。蒸気船は帆船の代替として、蒸気機関車は馬車の代替として開発されました。それぞれ別な話です。蒸気船と帆船の違いを論じるのは意味がありますが、蒸気船と蒸気機関車の違いを論じる意味はありません。帆船は風と潮流という自然現象が頼みですから、必ずしも人間の都合の良いようには吹いたり流れたりしません。それは人間がコントロールすることは不可能です。帆船は風も潮流もないと全く動かないのです。それに対して蒸気船は人間のコントロールによって、どうにでも人間の都合の良いように動かすことができます。帆船に対して蒸気船が優位なのは明らかです。馬車は馬が動力ですが、馬がいくら力があるといっても限界があります。馬が引くことの重量には限界があります。馬力に比べて蒸気機関の動力は、はるかに大きいです。蒸気機関車によって、長大編成の車両を牽引することが可能になりました。また馬は生き物ですから、馬糞公害といった弊害もあります。これも馬車より蒸気機関車が優位なのは明らかです。

海路は海路だし、陸路は陸路です。19世紀の幕末にペリーが日本に来航しましたが、それは海路を使いました。日本は四方を海に囲まれた島国ですから陸路が使えないのは当たり前。海路は海路で便利です。港と港を整備すれば、途中は海をそのまま利用するだけですから手がかかりません。また海に住んでいる人はいませんから他人の居住権を侵害する可能性もありません。自由自在に行きたいところへ行ける。それが海路のメリットです。海面は水平ですから勾配が存在しません。それが大きなメリットです。

逆に言うと、水が無いところ、勾配があるところでは陸路を使うほかありません。使いたくとも海が無いと海路は使えません。

結局のところ、それだけの話です。
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この回答へのお礼

やはりそうなりますか。

回答ありがとうございました。

お礼日時:2012/02/19 20:48

運河時代


1760-1830
ワットが効率的な蒸気機関を創る
1769年
フルトンがハドソン川で蒸気船
1807年
初の商用鉄道
1825年
エリー運河完成
1832年
多発の蒸気船、大西洋航路へ
1833年
グレート・ウェスタン号大西洋航路へ
1838年
鉄道狂時代
1840年代
帆船時代の終わり
20世紀前半、第一次世界大戦と第二次世界大戦

蒸気機関の最大の特徴は「石炭を補給する基地が必要」というものです。
ペリーが1853年に日本に来た時も要求したのが貯炭場。
なので、外洋航路では、第一次世界大戦と第二次世界大戦で、帆船が全滅するまでは結構帆船が幅をきかせていた。

船舶による運送は、圧倒的に「安い」だから
http://wwwtb.mlit.go.jp/tohoku/kk/bu-date/4-5.pdf
鉄道は衰退したが、船舶は健在です。

http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%A8%E3%83%AA% …
エリー運河にいくつもの鉄道がチャレンジしたが、敗退したそうだ。

アメリカでは国土がでかいので、船舶が強い
イギリスは運河時代が早すぎた=狭い運河がたくさん=鉄道に負けた
という構造になります
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この回答へのお礼

イギリスとアメリカで異なるわけですね。

回答ありがとうございました。

お礼日時:2012/02/19 20:49

そもそも船と機関車別次元の物ですけど


議論する意味を教えてください
意味がないです
陸路は機関車川や海は船である蒸気船
逆にする事は不可能でしょ
大陸間や線路を設置出来ないが川が有れば当然船を使うでしょう
内陸で川がなければ陸路で機関車使う場合も有るでしょう
それだけの事です
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この回答へのお礼

それだけの事か、という質問です。

回答ありがとうございました。

お礼日時:2012/02/18 18:58

そもそも論を始めなければならないのか?



蒸気船と言っても、時代によって形式が変わります。
貴方の仰る蒸気船とは具体的にはどのようなモノ?


そもそも、蒸気船は帆船の弱点を克服するため、蒸気機関車は馬車など陸上の輸送機関の効率を上げるために作られたモノですよね?

その他にも、産業における動力源として水力を置き換える為のモノがそもそものそもそもでは無かったか?

既存のモノをより効率的に強力にする方法の一つとして蒸気機関が発明されたのであって、運河と道路があるからという様な使用目的が先に有ったわけではない。

>機能面とか具体的に何を尺度にするのか?

この回答への補足

言い方が悪くて申し訳ありませんでした。

どちらのほうがより多くの資源を運べたのか、
どちらかのほうが速かったのか、
どちらかのほうが使用率は高かったのか、

こういったことを知りたかったです。

補足日時:2012/02/18 19:01
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この回答へのお礼

回答ありがとうございます。

お礼日時:2012/02/18 18:59

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