
No.8ベストアンサー
- 回答日時:
みなさん答えているようですが、わたくしも。
まず、マンダリン(mandarin)はポルトガル語から英語に入りました。もとは、マレー語で「官吏」を表す語です。
さらに語原を遡れば、サンスクリット語のmantrii(顧問、高級官吏の意)の俗語形に由来します。
これが、アジアにやってきた西洋人が中国人官僚を指す語になったようです。
よって、マンダリンは、役人が用いる標準中国語です。
中国語には大きく7つの方言に分かれます。
その最大手が、北方方言で、これが「官話方言」とも呼ばれます。まさに、マンダリン(役人の言葉)です。
北の方以外にも、南京や四川省まで官話方言の地域ですので、官話方言はさらにいくつかの方言に下位分類できます。しかし、明清時代より首都が「北京」でしたので、やはり「北京語」が最有力となります。
ただし、日本語で東京弁と標準語が若干異なるように、
標準中国語(中国で普通話と呼ぶ)と北京語はやや異なります。標準中国語(普通話)は、音韻は北京語を元にし、官話方言のなかの標準的な語彙、近現代の文学者が標準に用いる語彙・文法を採用したものです。
この普通話や、それに近い標準的な中国語は、世界中の華人の共通語になっています。
華僑などでは、この標準中国語を「華語」、また単に「北京語」と呼ぶことが多く、台湾では、中華民国の公用語ですので、「国語」と呼んでいます。
この標準中国語を、現在でも欧米人は「官話」すなわち「マンダリン」と呼んでいます。
当然、この場合の官話(マンダリン)は、上記の説明の「官話方言」より狭い意味です。
なお、マンダリン・オレンジうんぬんは、語原が逆です。中国官吏が赤茶色の服を着ていたので、西洋人が、アジア産のミカンの品種を「マンダリン・オレンジ」と呼んだものです。
No.7
- 回答日時:
皆さん回答していらっしゃるので、
以前大学の中国語のクラスで聞いた話を紹介します。
マンダリンは中国語でも、
普通話(北京語とは厳密には区別すると習いました)のことだそうですが、
北京の役人が使う言葉だということです。
では何でマンダリンと呼ぶのかというと、
マンダリンオレンジというように、
マンダリンはもともとオレンジの一種のことだそうですが、
役人の着ている服の色がマンダリンオレンジの色だということで、
普通話のことをマンダリンと呼ぶのだと習いました。
その先生がほんとのことを言っていればのことですが・・・
間違っててたらごめんなさい。
No.5
- 回答日時:
おっしゃるとおり、広大な中国には多くの方言があります。
マンダリンとは、旧帝国時代から 首都北京で(特に宮廷内で公式語として)話されてきた言葉だと聞いております。
台湾人の友人が教えてくれました。
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