
No.6ベストアンサー
- 回答日時:
扱(こ)く
1)稲などから実を無理に離し落とす。「揃稲伊禰古久(葉(実)をこく)」(「新撰字鏡」898-901年)
2)なぐる。たたく。「柄で人をこくやうにしたぞ」(「史記抄」1477年)
3)力や技をふるう。
上記に抜粋引用した小学館「国語大辞典」では「(中世以降、時にこぐと濁音化することもある)」とあり、また「扱(しご)く」の項目でも「いじめつける」意味があり、転じて「(比喩的に)厳しく訓練する」として「新入社員をしごく」という例文を挙げています。
この意味での扱(こ)く=なぐる・たたくや扱(しご)く=いじめつけるの意味での接頭語として「手酷く・容赦なく」の意味が冠されて「扱き使う」となったものでしょうか。
ところで、この扱(しご)くが「扱き下ろす」なら、しばく(鞭や細い棒などで強くたたく)が「しばき上げる」になったとすれば、まあ上げたり下げたりご苦労なことではありますね。
みなさま、ご回答ありがとうございました。この欄をお借りして全ての方にお礼申し上げます。お礼が遅れまして申しわけありません。また、お一人づづにお礼を申し上げない形になりますことをお許し下さい。
みなさんの説明でニュアンスとしては「身も細るほど、徹底的に搾り取るほどに」使う、という感じはよく伝わるのですが、なんとなくまだモヤモヤした感じが残っています。自分として考えるに、「扱く」という言葉を現在使うことも、耳にすることも読むこともほとんど皆無なのでこの言葉に対する語感が自分の中に作られていない為かな、と思うのですが。
どうもありがとうございました。
No.5
- 回答日時:
「こき使う」「こき下ろす」・・すさまじい!扱いを思わせる接頭語ですね。
語感イメージからすると、「こそげ落とす」の「こそげるくらいに」つまり、無理やりやせ細るくらい、そぎ落とすくらい、「きつく」!の意味合いがあります。
漢字では、「扱(こ)く」(しごいてかきおとす)でしょうか。。
No.2
- 回答日時:
あまり自信はないですが・・・
「こきつかう」は「扱き使う」と書きますが、「こき」という言葉からすると「放く(こく)」(言い放つ)のニュアンスを感じます(おならの「こく」と一緒の言葉です)。「ガミガミ言ってつかう」ってイメージ。
「こきのめす」(叱りつける)などという方言?もあります。
No.1
- 回答日時:
こき使うは「扱き使う」と書きます。
で、「扱く」には「打ちつけたり、狭い所を通したりして、付いているものをむしり取る」という意味があります。(実際そのような方法で稲から米粒をとる「稲扱き」という道具が存在します。)
そこから「(稲)扱きを使って、無理やり米を取る」→「酷使する」という意味になったのだと思われます。
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