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ドイツ南部のシュヴァーベン地方出身の知人がいます。
方言について尋ねると具体例を教えてくれました。

例えば、nichtsをnix、nichtはnetと言うそうです。
また本人はich mag dichをイー モック ディーと言うらしいですが、それはバイエルンの方言だとも言ってました。
そこで質問なのですが

(1) シュヴァーベン地方とバイエルンの方言とはどう関係があるのか
(2) シュヴァーベン地方の方言とはこうだ

というものを知ってる方がいましたら教えて頂きたいです。
よろしくお願いします。

A 回答 (9件)

この夏、バイエルン語を話す地域でシュヴァーベン語の夫婦とバーデン語の夫婦の席に座っていました。

周りのバイエルン人も含め彼らは私の古くからの友人で、私と話す時はホーホドイチですが時々訛りが混じります。アルコールが入ると本人たちはホーホドイチを話しているつもりで、方言を話しています。
こういう状況で感じる違いは、会話の時制の使い方の違いです。
過去のことを話すとき、バイエルン語を話す人たちは現在完了を使い、シュヴァーベン語とバーデン語を話す人たちは過去完了を使うことが多いです。また、バイエルンの人はシュヴァーベン人に比べ、話し声が大きいです。

バイエルン語とシュヴァーベン語は似ていますが、音とかイントネーションは特に違います。また、その二つはミュンヘンとアウクスブルクの間、レヒ川を境に分けられるのですが、特にレヒ川の流域では二つが混じっています。
と、いうのはすでにANo.6で述べられているように、神聖ローマ時代、ドイツは何十もの小都市国家の集まりで、その都市の壁の中で言葉が違っていました。それが、壁が無くなって、人が自由に行き来できる、今になって権力の違いなどによって大雑把な分け方の方言として残っています。
例えば、中世の頃、ハイデルベルクの周りには数キロメートル間隔に、ひとつの城を中心としたひとつの都市国家が幾つもあった時があって、そこだけでしゃべられた言葉(方言)がありました。

ドイツでの方言は幼少期を何処で過ごしたかの手形みたいなものですね。
20年前にドイツが再統一してから、元東ドイツの人が、オーバーバイエルンの田舎に住むなど多くなりましたが、大人になってから方言に慣れるのはなかなか大変みたいです。特に、男性だけのシュタムティッシュなどの地域のコミュニティーに入って行けないなく、孤立しがち、誤解しがちな問題もあります。

参考URL:http://de.wikipedia.org/wiki/Datei:Deutsche_Dial …
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この回答へのお礼

具体的な例を教えて頂きありがとうございます。
きちんとそれぞれの違いなどがあるんですね。それを知ることが出来て良かったです。
文化や歴史に根付いているみたいなので実際に生活してみたら肌で感じるのかもしれませんね。

お礼日時:2009/11/20 18:01

訂正します。

wy1さんのおっしゃる通りです。軽率な発言で申し訳ありません。シュワーベンあるいはアウグスブルグを治めていたのは、カトリックの司教です。少し他の文献を見ると
QUOTE
アウクスブルクには,8世紀に司教座が置かれ,807年に大聖堂が現在の地に奉献された。
10世紀半ばに,アウクスブルク司教ウルリヒ(在位923-71年)は,ドイツ国王オットー一世(在位936-73年,962年から神聖ローマ帝国皇帝)と協力してマジャール人の侵攻を防ぎ,司教都市の基礎を築いた。
UNQUOTE
と書かれておりました。

なお大主教はwy1さんの云われる通り、聖公会、プロテスタント(特にルター派)そして正教(ギリシャ正教、ロシア正教)などで使用されています。

以上、お礼とお詫びをかねまして。

せっかくですからもう少し書けば、アウグスブルクは
1.ドイツで二番目の古い町。トリーアが一番。
2.宗教和議が行われた町。1555年。
3.世界最古の社会施設がある町。フッゲライという養老院。
4.モーツァルトのお父さんが生まれた町。
5.ディーゼルエンジンの一号機が運転された町。1892年。
です。少し脱線しすぎですか。
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BASKETMMさん ”カトリックの大主教”とのですが、お節介かな?


”大司教=Erzbischof”とカトリック教会では呼んでいます。太主教は
英国国教会とか新教の幾つかの宗派の呼び方ですね。

日本のドイツ語学習者に知られている”故郷を離れる歌”(Muss i denn, muss i denn,"はSchwabenの方言の民謡ですね。

一般的に、バイエルン人は方言的な表現を好く使うようです。それと
”R"は結構”舌”を振るわせるようですね。
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余計なことかと思いますが。


ドイツが統一国家になったのは、明治維新前後かと思います。それまでは、多くの地方が独立した王国などに別れていました。バイエルン王国はその一つです。首都はミュンヘン。
その西隣が、シュワーベンで、首都はアウグスブルク。こちらは王国ではなく、カトリックの大主教が治めていたのではないでしょうか。
各々は異なった方言を持っていました。もっとも私たち日本人から見ると区別するのは難しいと思いますが。
現在はフランケン(ニュールンベルクが首都)なのども一緒になり、バイエルン州になっています。
ずいぶん雑な説明ですが、これを元に詳しくお調べ下さい。
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No.1 です。

GuteFrage.net から来た第一報です。
http://www.petermangold.de/schwaebisch_woerterbu … をクリックしてください。シュウェービッシュの辞典です。最初の部分は、次のようになっています。うまく表が書けないので、「 | 」で区切りました。
Schwaebisch   | Hochdeutsch
a | ein
A aldbachas Gloid | Ein aus der Mode gekommes Kleid
A alde Kuah vergisst gern, dass se au amoel a Kalb gwea isch.
.|Eine alte Kuh vergisst gern, dass sie auch mal ein Kalb war.
A alde Sonndichshos am Werdig hebt nedd so lang wia a alde Werdigshos am Sondig

. | Eine alte Sonntagshose hoelt Werktags nicht so lange, wie eine alte Werktagshose am Sonntag.

A baar Schritt laufa. | Ein parr Schritte gehen
A bees Briahle. | Eine ungeniessbare Fluessigkeit
A bissle | Ein wenig
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田中泰三と言う人の”ドイツ方言”、郁文堂 と言う本に非常に詳しく


各方言の特徴が述べられていますが、恐らく絶版でしょう。専門のドイツ語学を研究されておられる大学の先生なら持っておられるかも知れません。あとは、ドイツ言語学辞典(紀伊国屋書店発行)や下宮さんの著書でも方言を詳しく書かれたものがあります。
一度ドイツ語のYAHOOなどでドイツ語方言のサイトを検索されることをお勧め致します。
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訂正:河崎 靖 が正しい名前です。

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BairischとSchwebischとの違いはそう簡単に説明することはこの書き込みでは難しいでしょう。

Deutsche Dialektというさいとがある筈ですので検索されたら如何でしょう。尚SchwebischはAlemannischの一部とみる学者もおりますし、Bayernの一部にも入り込んでいると思います。
dtv-Altlas zur deutschen Spracheと言うタイトルの本がありますのでご覧になるとよく分かると思います。日本語ですと川崎 靖さんの
ドイツ方言学、現代書館発行がかなり詳しくて参考になると思います。
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この質問に答えられる日本人は少ないでしょう。


「何でも質問」のような互助のサイトはどこの国にもあります。
ドイツのサイトでは
Gutefrage.net
Q&A Lycos iQ
wer weiss was などに
私はお世話になっています。今回もこの質問を出しておきましたので、しばらくお待ち下さい。
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