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高校生物遺伝、優性と劣性について。
次の問題が高校の生物の問題集にのっていましたが、どうしてこうなるのかがわかりません…

問題
ある被子植物の種子を調べたところ、その形状には丸いものAとしわのものaとがあり、種皮の色には黄色のものBと緑色のものbとがあり、胚乳にはデンプン性のものDと砂糖性のものbとがある。ただし、各形質とも大文字が優性とする。これら3対の対立形質について交配実験を行ったところ、次のような結果が得られた。
交配
しわ・黄の純系から得た花粉を丸・緑の純系の個体のめしべに受粉させたところ、生じた種子はすべて丸・緑であった。

…この交配の結果、劣性である緑がでてくるのはなぜですか?
教えてください。。。

A 回答 (3件)

種皮の色が、めしべ側の個体の形質であるというケースでしょう。


めしべ側の個体の遺伝子型がbbなら、どのような遺伝子型の花粉と受粉しても、種皮の遺伝子型はbbで緑になります。
簡単に言うと、種子の中身は受粉によって生じた子であるけれど、それを包んでいる皮は、母親の体の一部ということ。
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この回答へのお礼

わー!そうなんですね!!
めちゃめちゃすっきりしました!!
本当にありがとうございます!!

お礼日時:2009/11/23 16:36

2つめの回答は質問に答えていないうえ優性劣性の意味を誤解しておりますので、惑わされませんよう。


こんな事は言うまでもないでしょうが、遺伝における優性劣性とは、優性遺伝子と劣性遺伝子を両方持った個体では、表現型として優性の形質が現れるということです。
優れている、劣っているという意味ではなく、形質として現れるか現れないかということです。
そこには2つめの回答で書かれているような、環境に適応できない形質が劣性であるだのといった意味合いは全くありません。
劣性形質の方が生存に有利であるような環境においては、優性遺伝子を持つ個体が減り劣性遺伝子を持つ個体が増える事はあるでしょうが、遺伝的な優性劣性にかわりはありません。
こんな説明はきちんと学習なさった方には必要のない物ではありますが、誤解なさらないよう訂正させていただきました。


ご質問の種皮の色についてですが、1つ目の回答にある通り種皮は親由来の組織ですので、親の形質が現れます。子の形質とは無関係です。
この問題の場合、種皮は丸・緑の純系の個体由来ですから緑色になります。
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この回答へのお礼

ありがとうございます。
No.2様には惑わされませんでした笑
ありがとうございました!!

お礼日時:2009/11/23 16:39

種の存続と言う事から言えば、いわゆる現在の優性がすべてではないのです。



種の存続とはあらゆる環境の変化に対応出来ること。
今は優性と思われている事が、次の変化期には劣性になるかも知れないのです。
そのためには、多様性を確保しておく必要があるのです。

優性・劣性と書かれたり、表現されると、劣が悪いことの様に思われがちですが・・まあ、それは言葉の綾。
あるいは、ある偏った見方に過ぎない・・と言う事でしょう。
どの様なものにも存在価値がある・・とも言えるでしょう。
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