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 初歩的な質問です。
 先の「仕訳」において、漢方薬は市販されているから保険適用から外すという議論がありました。そこで2点質問があります。

 (1)確かに葛根湯など市販されている漢方薬はありますが、市販されておらず、処方箋がないと買えない医療用医薬品の漢方薬もありますよね?

 (2)もしも医療用のみの漢方薬があった場合、仕訳する人たちはそれを全額負担で買えと言っていると解していいでしょうか?

 よろしくお願いします。

A 回答 (1件)

(1)そう思います。


(2)そうではないようです。

実際の議論を見ていなくて、行政刷新会議のページの公表資料によれば、ですが。

・財務省が作成した「論点等説明シート」の中で、「市販品類似薬の薬価は保険適用外とする」という論点((4))を出し、その中で
「国民の税金・保険料で持ち合う公的医療保険の対象として、湿布薬・うがい薬・漢方薬などは薬局で市販されているものまで含めるべきか、見直すべきではないか。」
としています。
 言い出したのは仕分け人たちではなく財務官僚です。
 また、一応「市販品類似薬」についての議論です。
 (漢方薬には類似の市販品があるものが西洋薬より多い、ということなのでしょうか)
http://www.cao.go.jp/sasshin/oshirase/nov11.html
(「行政刷新会議ワーキンググループ・配布資料(11月11日)」の「午後の部(6)」pdfファイルの7枚目あたり)

・ワーキンググループの評価結果は、
全体項目「後発品のある先発品などの薬価の見直し」についての結論は「見直しを行う」、備考で「市販類似薬は保険外(ただし範囲については十分議論)」
となっています。
http://www.cao.go.jp/sasshin/oshirase/h-kekka/2k …
この結論が尊重されるとしても、今後の議論で保険外の範囲がまっとうなものに収まってほしいと願っています。


漢方薬に限らず、処方された鎮痛剤がバファリンだったり、整腸剤がビオフェルミンだったりしますが、そういうのも保険外にするということなのでしょう。
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