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家庭菜園初心者です。

稲藁堆肥を作り始めて約3ヶ月です。
雨除けをしていましたが、水分でベトベトになりましたが前に質問した時に稲藁堆肥はそういうものだと回答を複数の方からいただきました。

本日ブルーシートをはぐって手で簡単に切り返しをしてみましたが、水の中に手を入れたように手がかじかんでしまいました。水分が多いので当然といえば当然ですが・・・。
雪国で周囲は雪が積もっており、まるで稲藁を冷蔵庫にいれているようなものです。5月初めに夏野菜を植えることを考えれば、4月半ばに堆肥を使うことになると思いますが、暖かくなる3月中旬まで堆肥化がストップするようでは、間に合わないような気がします。
堆肥化を促進するために現在何かすべきなのでしょうか?
心配しすぎかもしれませんが、なにぶん経験がないものですから。
宜しくお願いします。

なお、作り方等は以下の通りです。
・板を組んで75cm×75cm×90cmぐらいの枠を作った。
・稲藁を20-30cm積んでは鶏糞、米糠をまぶすを繰り返した。
・ブルーシート&板で雨除けしている。
・3週間おきぐらいに切り替えした。
・現在、稲藁の高さは半分ぐらいになった。

「雪国での堆肥作り」の質問画像

A 回答 (2件)

堆肥を作るために必要な事は、直射日光と気温は不可欠と思います。


あなたも経験されていて御存知と思いますが、現在の状態では冷凍庫に
入っていると同じ状態です。藁を積んでいる内部に手を差し入れ、中の
温度を確かめて下さい。外側より多少は暖かいはずですが、熱いなぁと
は感じないはずです。腐敗するには熱が必要ですから、この状態のまま
では4月に間に合わない事は確実です。

僕は以前に大掛かりな除草作業の責任者をしていましたが、時間制限が
あるため当日に全ての草が処分出来ない事があります。その時は一時的
に仮置きをするのですが、単に積み上げてブルーシートを被せるだけの
簡単な方法です。それでも3日経てばブルーシートを外した時には湯気
が出るほど内部は高温になっていました。草はロール状に巻いてありま
すから、重なりあった部分は3日でも腐敗が始まっていました。
時期的に夏から秋でしたから、腐敗する事も早かったと思います。

現在でも醗酵は進んでいると思いますが、醗酵で出た熱は側面の板から
放出され、内部から逃げ出しているように考えられます。
時期的には無理なのですが、少しでも醗酵熱を外に逃がさないために、
板の内側に発泡スチロールの板(ホームセンターの資材売場にある)を
購入して貼り付けられると多少は熱は逃げにくいと思います。
板は出来れば5センチ以上の厚さの物がいいですね。

確実とは言えませんが、試しに次に書いた方法を行って見て下さい。
まず地面を20cmほど掘り下げます。少しでも地熱を確保して利用した
い事が目的です。掘った底の部分は踏み固めないで、軽く耕します。
内側に厚めの発泡スチロールを貼った板を四方に入れて、角をテープで
固定して現在の制作中の藁堆肥を入れて下さい。
通常はブルーシートを被せて放置しますが、これでは上部から熱が逃げ
ますから、蓋になる板を用意して下さい。内側に発泡スチロールの板を
貼り付ける事を忘れないで下さい。掘り上げた土は板の側面に盛れるだ
け盛って下さい。それが終わったらビニールシートを被せ、暖かくなる
春まで開けたり掻き回さずに放置をします。
これで現在よりは効果が出やすいかなぁと思います。
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この回答へのお礼

ありがとうございます。
9月に藁を積んだ頃は熱を発していましたし、切り替えした翌日もかなり暖かかったですが、先週からの寒波で一気に冷え込んでしまいました。

発砲スチロール・・・来年チャレンジしてみます。今からじゃちょっと無理ですので。
それから、地面に穴を掘るのは大丈夫でしょうか?
セオリーでは周囲より高くして水が入らないようにするのですが。。。

お礼日時:2009/12/24 21:55

ずーっと昔の人間です。


その頃は温暖地とはいえ、雪の庭先で春植えの白菜などの苗を育てるために稲藁堆肥による発酵熱を利用して、種まきをして育苗していました。

その時代には入手できるものは家畜として飼っていた牛糞だけです。
稲藁を20cmほどの長さに切って、庭先に育苗用に杭で作った柵に稲藁で囲っただけの簡単な構造の2坪ほどの温室です。
高さは5-60cm位でしょうか・・・

そこに牛舎に敷き詰めた稲藁と糞を敷き詰めしっかり踏みしめて置きます。米ぬかを混ぜたかの記憶は有りませんが、それだけで十分発酵した記憶が有ります。

同じように牛舎から出る糞尿は牛舎の横に積み上げては踏みしめ、円柱形の形になるように直径、高さ共に2mほどにして、最後には雨水が入らないように屋根代わりに稲藁をそのまま被せて放置しておきます。

それでも1週間も経たないうちに湯気が立ち込めるほどに発酵が始まります。

注意点。
1、しっかり踏みしめましたか?
2、稲藁は濡れてしまっていませんか?もし、びしょびしょに濡れてしまっているのでしたらもう少し乾燥した稲藁を追加してみてください。
3、切り返しの後もしっかり踏みしめましたか?切り返しの目的は中央部だけが発酵熱によって堆肥化されるので、混ぜ合わせる意味で行います。発酵していないものを何回切り返しても結果は同じです。(火の気のない炭をかき回している状態)
4、当時は発酵菌などは利用しませんでしたが、一度試されてみては?米ぬかの発酵菌が市販されているようです。有る程度発行が始まったら稲藁堆肥に混ぜてみる、それも中央部にまとめて散布しておく。
5、無駄な切り返しをしたために鶏糞が下の方に落ちて全く用をなしていないことも考えられます。
6、要は熱の発生を最優先に考えてください、そのための工夫をすれば春先までには間に合います。(火がついた炭もうまく切り返さないと消えてしまう恐れがあります、それは外気温のせいです)

硫酸アンモニア(硫安)を混ぜた記憶もありますが、これも発酵を助けたのではないかとは思います。

参考URL:http://www.chueco.co.jp/inst01.files/inst01.html
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この回答へのお礼

ありがとうございます。

堆肥の本で、最初の切り替えしまでは踏みしめるが二度目の切り返しからは踏みしめないとありました。踏みしめると空気が入らず発酵しなくなるからだそうです。だから踏み込みはしていません。
また、藁はかなり濡れているのですが以前にした質問で稲藁はそういうものだと言われそのままです。。。
発酵剤は・・・今度ホームセンターで見てきます。

お礼日時:2009/12/24 22:00

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